Thursday 25 June 2009

ロンドン思い出整理(白鳥の池の思い出 その2)

さて、白鳥の池の思い出 その1
では、私が白鳥たちに追われ、
えさをあげている立場にも関わらず、
狂ったように逃げ惑っていた、


というところで終わっていたかと思いますが、
では続きを。 ニコニコ




無国籍、多国籍?な日々



その日以来、鳥たちへのえさやりは、
夫サリーちゃんへバトンタッチしました。


通勤路であるため、毎朝、1.6キロのパン 食パン を
持ってご出勤。でかい袋を引き下げて家を出る
姿に、ご近所の人たちは、


「まあ、あちらのお宅、この冬の寒い中、
毎日どちらへピクニックかしら・・・」 じーっ


と思っていたかも・・・。


でも、虐待された動物の愛護協会会員でもある
サリーちゃんは、雪の中、空腹でひもじい思いを
している鳥たちが不憫でならないようで、
(別に虐待されているわけではないですけどね。
自然の摂理といえばそれまでなのですが)
冬の間中、せっせと大量パンを池へ運び続けたのでした。


ここで、恥をしのんで告白すると、


私、幼稚園の頃、『大きくなったらなりたいもの』
の欄に、他の友達は、パイロット、電車の運転手、
学校の先生、花屋さん、など、子供らしい夢を
書いていましたが、


そんな中、私だけ、


「はくちょうのおかあさんになりたい」
(なぜ、おかあさん、なのかは子供心にも不明)
と書いていたのです。びっくり サイテー


しかも、幼稚園生活3年連続で!


白鳥たちにせっせと餌を運ぶのは、親鳥の
姿と変わらない、と言う意味では、


私の夢、叶ったのでしょうか? ね




無国籍、多国籍?な日々


白鳥は、いつも夕方になると、体をきれいにして
眠りにつきます。飽きることなくずーっと見繕いしている様子を、
私も、ずーっと飽きることなく見ています。やっぱ親バカ?


あ、違うことも思い出しました。


冬の池のほとりで、ななめ後ろにいた白鳥が、突然、
「ブワッサ、ブワッサ」
と羽ばたきを始め、隣にいた私は、
白鳥の固く頑丈な(ほんとですよ)羽に
はじかれ、危うく冬の冷たい池に落っこちそうに
なりました。


白鳥と気づくまで、悪意のある人が、ドンっと
押したのかと思いました。


そして、白鳥って、人懐っこいを通り越して、
私のコートやズボンを突いておねだりするのです。


泥と草でまみれたくちばしで服をついばむので、
私の服はうっすら茶緑色に。


そして、私の靴も平気で踏んづけるので、
靴はドロドロに。


そして、夫サリーちゃんは、パンを持った手を
白鳥に「パクっ」といかれ、よく指から
流血していました。






無国籍、多国籍?な日々







皆さま、冬の白鳥は要注意、ですぞ!


今となれば、懐かしい思い出、
(まだちょっと生々しいけど)
です!


では、私は、恒例の(?)日本茶タイムに
入り、そして、今日は、さみしさを感じないうちに、
さっさと寝ます!


では、皆さま、ごきげんよう。


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