Tuesday 29 September 2009

なつかしのイギリス婦人

今日は、オーストラリア、パースは
雨でした。雨


なので、いつもしているお散歩は
できず、でも一日中家にいるのは
いやなので、電車 電車 で、お茶をしに
インターコンチネンタルホテルへ行きました。


雨が降りそぼる駅前のお店で、ご婦人に
呼び止められました。


「あなた、ちょっと待って。
ホテルへの送迎バスが来ないの。
ホテルまで、傘に入れていただけ
ないかしら。」


駅からホテルまでは、歩いて3分と、
実は、バスを待つまでもありません。
という訳で、ご婦人とホテルまで
ご一緒しました。


道すがらお話していると、
どうやら、彼女も私と同じく、
最近オーストラリアへ移住して
来たようでした。彼女の場合は、
ご主人の退職に伴う、
リタイアメント移住です。


ホテルへ着くと、彼女は、傘に入れてくれた
お礼にと、カフェでお茶をご馳走してくれました。
(さすがイギリス婦人、やはりミルクティー コーヒー
注文しておりました)


そこで、またおしゃべりを続けていると、
このご婦人とは、結構共通点 キラキラ がありました。


彼女はイギリスのリバプール
(ビートルズで有名ですね)から
来たとのこと、私はロンドンから、
同じイギリスから移民して来た同士。


そして、お互いこちらに友達が
まったくいない状況で夫の都合で
移住してきたこと。
(とはいっても、この日、彼女は
友達と待ち合わせだったので、すでに
友人の輪が広がっているようです。
エクササイズのクラスで知り合ったと
言っていました)


オーストラリアは、ご近所さんといえども、
車社会であることと、市の中心部以外は、
庭付きの一軒家が多いので、顔を合わせる機会が
ないので、知り合いができにくいこと。


オーストラリアのショッピング ワンピース は、品揃えが
あまり豊富ではなく、退屈なこと(えへ)。


ということで、彼女は別れ際に、
電話番号とメールアドレスを書き、


「私は毎週金曜は空いているから、
シティ(市の中心部)で一緒に
お茶 コーヒー をしましょう。連絡をしてね」


と、渡してくれました。


私も、メールと電話番号を書いて
渡して、別れました。


この方、イギリス婦人にふさわしく、
赤いツイードのジャケットを羽織り、
パールのイヤリング(年配の方なので、
ピアスではないです)をし、そして
イギリス人特有のきれいな白い肌を
して、それはそれは上品 宝石赤宝石白 でした。


そして、オーストラリア英語になかなか
耳が慣れないいたところ、久しぶりに聞く
イギリス英語、やっぱり分かりやすい!


こんな偶然で、同じような境遇のご婦人と
知り合えて、とても嬉しいです。ウフフ


家に戻ると、さっそくメールが来ていました。
友達と楽しい時を過ごしたこと、今度から
待ち合わせに遅れないようにしなくっちゃね
(この日、バスに乗り遅れたそうです)
といったことが、書かれていました。


ふふ、サリーちゃんの休暇が終って
また一人になったら、お茶に誘ってみたいと
思います。


皆さまも、雨の日は傘 かさ をお忘れなく。
意外な出会いにつながるかも!ですよ。

Monday 28 September 2009

中国英語はむずかしい

ロンドンにいた頃も、
感じていたことですが、


私、中国人の話す英語が
英語に聞こえません。


オーストラリア生まれの
2世、3世であれば、
訛りもないので大丈夫なのですが、
中国から、私のように移民として
オーストラリアにやってきた方、
もしくは旅行で来ている方、


びっくりするくらい、分かりません。


今日も、散歩の道すがら、
中国人の旅行者カップルに
シティ(パースの中心部)に
どうやって戻ればいいのか
聞かれたのですが、
奥さんと思われる方が最初
話しかけてきたとき、


「え、私、中国人と間違えられてる?」


と思うくらい、英語に聞こえず、
耳をかっぽじってよーく聞こうと
努めても、どうしても中国語にしか
聞こえませんでした。


今までで最高レベルの訛りの
ひどさでした。


「ええっと・・・おっしゃってることが
分からないのですが」


と答えると、


なんと、私が英語を理解できないと
思われたらしく、せせら笑いされて
しまいました。


英語が分からないんじゃなくて、
あなたの発音が、ひどすぎるんですけど・・・


などという失礼なことは言えるはずもなく、


何度かきき返して、ようやく理解でき、
説明したのですが、


ほんと、困っております、
訛りの強い英語。


昨日も、ホテルでお茶をしていると、
若い中国人のお兄さんが声をかけてきて、


「あなた日本人?
ショッピングとかはもうした?
連れて行ってあげるよ」


と、まあ、ホテルにいるから
観光客に間違えられたらしく、
いかにも胡散臭い
ことを話しかけてきたのですが、


私が、近くに住んでる住人だと
答えると、


「あなた不動産興味ある?
案内してあげる」


と、結局あなたは何が言いたいんだ、
っぽくなっていき、最後には、
何やらメモ用紙に何やら書きはじめ、


「旦那さんには内緒だよ」


と渡されたのが、
彼の名前と携帯番号、そして
French Polish Service(??)
と書かれたメモ。


何のことやら訳が分からず、
ごみ箱ポイ行きとなったのですが、
(結構激怒 むかっ


この彼も、家族はシンガポールにいる
と言っていたので、シンガポール系
中国人だと思うのですが、訛っているのに
やたらと早口でしゃべるので、ますます
理解困難をきわめ、しゃべっているだけで、
ものすごく疲れます。


そして、ロンドンに移住した時に口座を
開いたHSBC銀行、オーストラリアでも、
引き続きメインバンクにしているのですが、
HSBCのHSは香港、上海の略ですので、
思いっきり中国系でございます。


ある日、カスタマーサービスにいったら、
出てきたのが、中国人のご婦人。


「ああ、嫌な予感がする・・・ ガーン


と思ったのが迷わず的中。
期待を裏切らない中国訛りを
駆使した英語で、半分程度しか
言ってることが分からず、
一緒に行った夫サリーちゃんに、
対応を任せてしまいました。


ですが、オーストラリアは、中国系の
移民(留学してる学生さんも含め)が
すごく多いのですよね。


接触しないで生きていくことは
不可能だし・・・。


オーストラリア生活、中国系の
方との接点が課題です。


英語は、発音やスラングによって、
カテゴリーができておりますが、
将来、アメリカ英語、イギリス英語、
オーストラリア英語に加えて、
中国英語、という新たなカテゴリーが
できるんじゃないかと思ってしまいます。


私的には、難解度、中国英語に
100点満点! クラッカー 合格
差し上げちゃいます。


同じアジア人だから、
本来なら一番親近感がもてるのに、
一番理解ができない、というのは
辛いものです。


明日は、夫サリーちゃんが8日ぶりに
帰ってきまして、またいろいろお出かけ
することになると思いますので、
明日からのブログ更新は、ちょっと
滞るかもしれません。


皆さま、秋の夜長、ごゆるりと
お過ごしください。

Sunday 27 September 2009

オーストラリア少女は日傘がお好き

実は、ロンドンで引っ越し荷物が
運び出されてから、オーストラリアで
荷物が到着するまでの3ヶ月間、


小さなスーツケース1つに収まるだけの
服しかありませんでした。


3日分の服を、ずーっと着まわしていたのです。


先週、待望の家具、荷物が到着し、
服も3パターンのローテーションを
しなくてよくなりました。


なので、本日は、春の色を取り入れた、
桜色の服でお出かけをしました。


そして、今日は、とても日差しがきつく、
暑かったので、白いレースの日傘も
さしてみました。


日本にいた頃は、夏ともなれば日傘
愛用者でしたが、オーストラリアでは、
どんなに暑かろうと、日傘などお目に
かかったことがありません。
(そもそも車社会で、人が外を歩いているのを
あまり見ません)


なので、実はとても勇気がいったのです。ごっくん


いつものお散歩コースでインターコンチネンタル
ホテルまで行き、お茶&読書をしてから、
帰りの途に着く道すがら、


あるお家の前で、幼い姉妹が庭で遊んでいた
のですが、私を見ると、近づいてきて、
モジモジしながらも笑顔で、


「ハーイ」(←タラちゃん タラちゃん ではありません)


と声をかけてきました。


こういう場合は、どうすればよかったのでしょうね?


日本では、防犯上、子供には、


「知らない人に声をかけられても
話しちゃいけません」


という風に、けっこう教えているのでは
ないでしょうか。


細身でブロンドの、天使ちゃんのような
姉妹でしたが、




無国籍、多国籍?な日々


(イメージです)


庭先で話したら、そのうち家にいる
ママが気づいて、


「こらっ、知らない人と話しちゃダメ!
早く家に入りなさい」


とか言われてしまったら、私、
かなりショックかも、なのですが。(小心者)


なので、私も微笑んで、彼女たち以上に
モジモジしながら(←なぜ?)


「ハーイ (*^.^*)」


と言って、そのままスタスタ歩き去りました。


そして、二軒先で、今度は、井戸端会議を
している近所の方々、そして、三輪車に
乗った、3歳ぐらいの女の子がいたのですが、
この女の子から、またまた


「ハーイ。あなた名前は何ていうの?」
(↑日本語で書いちゃうと、なんだか
  ナンパっぽくなってしまいますが、
  推定3歳の女の子、ですので)


と声をかけられました。


日傘をさしているので、人目につきたくない、
と思いながら歩いていたのに、
親御さん達の好奇の目が一斉に私に
向けられて、困ってしまいました。


日本で、三輪車に乗った女の子から
名前を聞かれたことはなかったので、
(↑普通そう、ですよね??)
これは名乗るべきなのか、そして
相手の女の子の名前も聞いてあげる
べきなのか?


しかし、立ち話している4人の大人の
傍らで、3歳の女の子と話しはじめて
しまうのは、なんだか妙に恥ずかしい・・・


なので、やはり前述の姉妹同様、


「あらー、こんにちわ。ホホホー。」
(↑3歳の幼女に対して、近所の奥さん風)」


と挨拶だけしてスタコラと歩いていきました。


すると、なぜか後方から声が


「No~!なまえはー?ナマエは~?名前はぁ~?」


と連呼して叫び続けているのです。


ななな、なぜそんなに呼び止めるのだ?


思うに、オーストラリアの少女たちは、
日傘が珍しくて、寄ってきたり、声をかけて
きたのでは?


もしかして、童話や子供の絵本の挿絵に
昔の夫人が日傘をさしているものを
見たことがあって、実生活で、はじめて
目の当たりにした、それでなにやら
興味しんしんになってしまった、


という推測はいかがでしょうか?
(↑誰に聞いてるの)


もしかして、幼女がこれだけ興味を
惹かれるということは、将来、
オーストラリア、日傘のマーケット需要が
あるかも?(いきなり商売女に変身)


その前に、私が日傘を流行らせちゃえ! メルヘン倶楽部
(一人は恥ずかしいので、実は仲間が欲しいだけ 一緒


土人色の肌になるよりは、日傘の恥ずかしさを
耐え忍ぶ方がよい、に軍配が上がってしまった
私でした・・・。


それでは、今日はモジモジと恥ずかしさで
くたくたになってしまったので(?)
ベッドに行きます。


皆さまは、楽しい連休をお過ごしになられたでしょうか?
では、おやすみなさいませ。 アップ星空

Friday 25 September 2009

お散歩小道(その2)

さてさて、


昨日は、公園&スワンリバーに入るまでの
景色をご一緒しましたが、


残りをまた一緒に歩きましょう。ニコニコ


公園に入りました。


無国籍、多国籍?な日々


相変わらず人がいませんが・・・
ほんとにもったいないです。
こんなに広々して気持ちいいのに。
オーストラリアの人は、みんな日中は
働いてるか、勉学に励んでいるのかな?
暇人は私だけ?
そういえば、夫サリーちゃんの友人に
会うと、初対面だと必ず


「仕事何してるの?」


と聞かれます。
まごついて、お茶を濁す
のに苦労しますです。お茶
オーストラリアは、キャリア志向?




そしてスワン・リバー沿いに出ます。


無国籍、多国籍?な日々



川で、たまに釣りをしている
中国人のグループを見るのですが、
一体ここでは何の魚が釣れるんでしょ。



釣った魚は食してるのだろうか?
気になって仕方がありません。


中華レストランのテーブルに上がってたら
やだなあ。




無国籍、多国籍?な日々



春になって、歩道をウォーキング、
ジョギング、サイクリングする人が
増えてきました。


夏のビーチデビューに向けて、
体型改造計画、開始!かな?
(写真には、どすこい歩く女性しか
写っておりませんが)


無国籍、多国籍?な日々



片足上げて、バランス運動
している最中のかささぎ(←違う)。
近寄っても逃げません。


無国籍、多国籍?な日々



そして、一緒に水上ジェットスキーが
通り過ぎるのを眺めます。




無国籍、多国籍?な日々



週末になると、家族連れがピクニックに
来たり、公園に設置してあるBBQ施設で
バーベキュー大会をしていたりします。




無国籍、多国籍?な日々



そして、子供用の巨大遊具なども置いてあり、
母親は傍らで井戸端会議にいそしみます。




無国籍、多国籍?な日々



そして、インターコンチネンタルホテルに
到着です。




無国籍、多国籍?な日々



オーストラリアに来てから、
なかなかゆっくりできる
気に入ったカフェが見つからないので、
もっぱらホテルを利用しています。


併設されているカジノで、ちょっと楽しんだりも
します(豪遊はもちろん無理ですが。
そしてルールーが分かるはずもなく・・・
いつまでたってもマシン遊びの域を出ない
立ち見見物客のわたくしでございます)


という訳で、皆さま、お疲れ様でした。完タラちゃん


私は、本日、お昼もここで食べました。
(フィッシュアンドチップスのこてこて
メニューでした 腹ぺこ。


味覚の秋の日本の皆さまは、私のような
ジャンクフードではなく、もっと
おいしいものを堪能してくださいな。お団子お酒ワインチーズ ラブラブ!


では、楽しい週末をお過ごしくださいね。虹 音譜

Thursday 24 September 2009

お散歩小道(その1)

皆さま、こんばんは。


今日は、私とお散歩、
しませんか?薔薇
(唐突な誘い)


オーストラリアのパースは
車社会なので、私のように
運転免許もなく、てくてく あし 歩いて
いるのは、非常に少数派でしょう。


ほーら、この通り、通りには
私以外、誰もいません。




無国籍、多国籍?な日々



私、オーストラリアに来てから、通りで人に
会うことが、極端に少なくなりました。
でも、そのおかげで、歩いてる最中に
写真 カメラ が取れたりしちゃいます。


生垣のお花が満開です。
リゾート気分満載 サーフィン です。




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大きな椰子(?)の木を植えてるお家が
あったり、




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斜めから見ると、こんな感じ。
庭の大部分を埋め尽くしちゃってますね。




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このお家は、玄関の前に
2本の木を植えてます。
こういうディスプレイ、好きです。


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だからと言って、なんでもいい
わけではありません。
木の代わりに、あ、うん像
を置かれたりするとちょっと怖い・・・




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この木、なんだか不自然に
平らじゃありませんか?
通りかかると妙に気になるのです。


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この不思議具合に、
なぜか天空の城、ラピュタを
思い出してしまいます。
(全然関係ないのに!)




無国籍、多国籍?な日々



木と言えば、これも気になります。




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毛深い木?
毛むくじゃらになっております。


パースは、赤っぽい、または黄色系の
レンガでできたお家が多いのですが、
ここは薄緑色で異彩を放っています。




無国籍、多国籍?な日々



なんだか、19世紀のアメリカのお家
みたいで、ちょっぴり郷愁を誘われます。
(ふふ、大草原の小さな家をみて育ちました)
写真では分かりませんが、ドアのガラスは
ステンドグラスになっているのですよ。
もし、将来お家を持つことができたら、
そんな玄関ドアにしたい!


写真で重くなっているかもしれませんので、
続きはまた次回。


夫サリーちゃんが不在の日は、
天気がいいと、毎日お散歩しているので、
紫外線をザンザン浴びています。
大丈夫かな・・・
ほんのり小麦色をすっ飛ばして、
土人色になっちゃう予感が!


日本は、土人色とは無縁の、
秋色、ですね。日本の紅葉 もみじ が、
恋しいです。


では、また明日。