Saturday 30 July 2011

気ままにオーストラリア情報

結婚してから働いていない私、


たまに「働いたほうがよいのではないか??」


と痛切に思うことがあるのですが、


夫サリーちゃんは、仕事から帰ったら、


温かいご飯が待っている、


朝起きてシャワーを浴びたら、


朝ごはんがちゃんと用意されている、


服はいつでもアイロンかかってスタンバイ、


という


「結婚したら、こんなのが理想」


というのが捨てきれない男ですので、


おそらく今後も働くことはないでしょう。
(異国の地で離別や死別をしたらどうするんだ、というところが
 一番心配ですが、それはもう自業自得)




むかーし読んだ本に、夫を支えるために、妻が


いろんな本や情報を仕入れ、夫に伝授していた、


というような話が載っていました。


「これは使えるのではないか?」


偶然にも、サリーちゃんは高校の時以来、


勉学以外の本を1冊も読んだことがないというびっくり人間です。


いろんな分野の本を読んで思考しない人間は、どんなに頭が良くても


絶対成功できない、というのが私の持論でして、


再三、本を読むよう働きかけたのですが、今のところ


読めるようになったのは、せいぜい新聞。


それ以上に進展しません。


箸にも棒にもかからないので、仕方がないから


読むのは暇人である私が受け持とう、それを口頭で


サリーちゃんの頭に仕込もう、というわけで、


最近、こちらの雑誌や投資情報、業界情報など、


いろいろ購読するようになりました。


オーストラリアをいつか脱出できるよう、


投資は特に力を入れたい分野です。




日本の皆様はちょっと退屈かもしれませんが、


忘れないようにブログにメモ書きです。


オーストラリア情報ですので、あしからず。


【2011-2012年に上がる業界、下がる業界】










上がる業界トップ10




1.石油&ガス


18.3%伸び、収益は412億ドルの見通し。
今年のトップパフォーマー。


オーストラリアにおける石油生産量は
下がっているが、ガスの供給量が依然として
強い伸びを見せている。新規の採掘地を開拓したり、
既存の採掘現場も拡張生産をしている。
価格の上昇も収益アップに寄与している。




2.砂糖


エタノール需要の増加に伴って、砂糖生産業は
16.3%伸びて27億ドルの収益の見込み。


サトウキビは、エタノール生産に利用でき、
これが業界成長の鍵。


砂糖価格は世界的にあがっていること、
砂糖精製工程の合理化も収益の伸びを
牽引している。




3.オーガニック農業


オーストラリア国内でのオーガニック食品
の需要はここ5年間で着実に増している。
食の健康および環境への影響を気にする
消費者が増えている。大手小売店Coles、
Woolworthsがオーガニック食材を扱い
始めたことが成長を支えている。両者が
互いに自社が扱う食材を宣伝し合う
ことで価格も押さえられ(それでも高いけど・・・)、
消費者の手に入りやすくしている。


オーガニック食品の中でも特に強い伸びを
示しているのは、ベビーフード。親が
化学物質や保存料入りの食品を避ける
傾向があるため。


2009年度に始まったオーガニック認定
制度が業界をさらに支えている。13%
伸びて5億400万ドルの収益が見込まれている。
オーガニック認定制度によって、認定基準が
確立され、消費者はオーガニックとそうで
ないものを容易に識別できるようになった。




4.鉱物資源


鉱物資源業界は、近年豊かな収益を生み出し続けている。
発展経済で需要が増しているのも起因
(たぶんほとんどが中国)。


オーストラリアドルの高騰にも関わらず、需要増と
コモディティ価格の上昇の複合効果で、12.9%伸びて
2077億ドルの収益の見通し。


オーストラリアで採掘されたコモディティの70%が
海外へ輸出されているため、鉱物資源業界は、
海外需要に左右される。この業界は、間違いなく
オーストラリアの最も重要な輸出牽引役。




5.国内向け自動車用燃料販売


原油価格高騰により、消費者の財布は厳しく
なっているが、朗報もある。経済活動の活発化
によって、燃料消費は必然的に増える。これにより、
10.9%伸びて370億ドルの収益見込み。


オーストラリア経済は今のところ強く、失業率も低く、
交通輸送の需要も高い。通勤による人の移動、
州をまたいだモノの輸送も増えていることが、
この業界を後押しする。今年は、車保有者が燃費のいい
ディーゼル車に乗り換えるので、ディーゼル燃料の売り上げ
が、ガソリンの売り上げよりも拡大するだろう。




6.国内のアパート、タウンハウス建設


居住空間の密集化への傾向から、アパートとタウンハウス
建設業は10.6%伸びて110億ドルの収益になる見通し。
不動産保有率が高まったこと、また、投資物件としての
魅力もあることから、密集型の集合住宅への需要が刺激された。


不動産価格が高騰した結果、オーストラリア人が居住
として選ぶのは、郊外の1000㎡の裏庭がある一軒家から、
市内にあるバルコニー付きの物件にシフトしている。
物件売り上げにおけるアパートが占める割合は、
2000年度の10%から、2008年度の12.9%へと上昇している。
この上昇トレンドは、主要都市における人口密度が徐々に
上がっているので、今後10年以上続くであろう。




7.国内の金融投資


金融投資は過去5年間で大きな伸びを見せたが、
今後も成長は継続するであろう。9.8%伸びて
170億ドルの収益の見通し。


この成長は、投資ファンドへ資金の流れが加速する
ような経済の復活がある、という思惑から、投資家の
投資意欲を呼び戻すことに起因する。資産価値の回復、
強気な株式市場、金利の上昇で、ファンドへ投資した場合でも、
投資家に見返りがある、ということが前提になっている。




8.国内における代替エネルギー


環境にやさしいエネルギー転換の必要性の高まり、
クリーンエネルギー技術への投資が増加し、
二酸化炭素排出に関する規制も厳しくなった、
などの要因から、代替エネルギー業界は伸びる。
9.7%伸びて14億ドルの収益の見通し。


代替エネルギーは石炭による発電よりも効率は悪いが、
大気をこれ以上汚さないことにコミットする姿勢が、
今年の伸びを牽引する。オーストラリア政府は、
2020年までに、国内電力の20%を代替エネルギーで
賄いたいという意向である。




ちょっと飽きてきたので、一休みして続きは次に。(^O^)/
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