Friday 26 August 2011

大風呂敷は困ったちゃんの始まり

8月後半から、えっちらおっちらと進めている

新居の壁の塗り替えと、床の張り替え。

これ、遅々として進みませんでね・・・。

なぜかと言うと、夫サリーちゃん、私共々

DIYらしきことなど、今までしたことがないのですよ。

私は、自分ができないであろうということを

認めているので、最初から、ペンキ塗りや床の

張り替えは、業者さんに頼んだ方がよいと思って

いたのです。

しかし、サリーちゃんは、違うのでした。

サリーちゃんの中では、自分は有能で何でも

できるのだ、という思い込みが成り立っており、

「僕は何でも知っている」

「僕は何でもできる」

というのが口癖のようになっています。

ここまで来ると、ファンタジーの世界へようこそ、

になってしまうのですが、本人はいたって

真剣なのが、困りもの。

あんたはオバマか、「Yes, We Can」なのか??

そして、このパターンは、ある一定のプロセスを

変遷していきます。

始まり
「僕一人で全部できる。やり方はすべて分かっている
 から任せといて」
     ↓
ちょっと気弱
「僕たちが力を合わせれば、何でもできる」
     ↓
他人に丸投げ
「妻はこれとこれをやって、僕はねえ、うーんと。。。」


はあ。(*´Д`)=з


こういう訳でして、結局一人では何ひとつできない、

というおちがくるのでして、結婚してから何度となく

このパターンを踏んだ私は、さすがに学習しました。

今回も、最初は、

「僕一人で全部できるから、妻はジンジャー(ネコ)
 と遊んでるといいよ」

と余裕綽々だったのが、

いつの間にか家の壁塗り替えは私専門の仕事となっており、

そして、今日から手をつけ始めた床の貼り替えも、

匙を投げて、やっぱりヘルプを頼むという方向へ

向かいつつあります。

ほんとに引っ越しまでに、荷物を運びこめる

状態になるのだろうか。。。(´_`。)
本人はいたって焦っている様子もなく、

なぜか鼻歌交じりなのですが。

これが会社の仕事だったら、一発アウトだろうに、

ほんとに会社で仕事してるのかなあ。

日本人の几帳面さが裏腹に、
こういう時はひたすら一人でヤキモキ
しなければいけない。
日本人は損な性格だ、と思うあなたも、
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Monday 22 August 2011

DIYは大変である

マイホームを購入し、9月1日にお引っ越しなのですが、

それまでに、家をちょっときれいに変身させよう

と思っています。

具体的には、

壁の塗り替え、

床の張り替え
(今はビニールシートを張り詰めた状態。
 これを、Laminateと呼ばれる人工フローリング
 にします)

キッチンを新しくする
(これは時間的に無理なので、断念。
 いつか日本のメーカーさんがオーストラリアに
 進出したら、ぜひ頼みたいものですが)

順番としては、壁の塗り替えが最初。

じゃないと、ペンキが床にぽたぽた落ちたら、

新しい床が台無しですから。

毎日、新居へ通ってローラーや刷毛で塗り塗り

しているのです。

おとといは、リビングルームを塗り返しました。

こんな感じ。

               (クリーム色です。ペンキの缶がほったらかし。。。)


しかし、これ、他の部分を塗ってしまわないように、

天井部分との境目、床の裾部分にテープを貼るという

マスキング作業が必要です。

塗る作業自体よりも、こういう前準備の方が時間も

かかるし、めんどくさいのです。
(終わり良ければすべてよし、ではなく、
 準備良ければすべてよし、という感じ)

クローズアップしてみましょうね。

               (きれいに塗れているかな?)

こちらは、前のオーナーが住んでいた頃の壁。

               (イタリア人夫妻が住んでいたので、壁にもイタリア地図)

昨日はメインベッドルームを塗りぬりしていました。

ウォークインクローゼットをどうやって塗っていいものやら

ちょっと苦慮中です。

今日は春の陽気で天気もいいし(日本と季節逆です)、

元気にペタペタ塗ってきまーす。(^O^)/

引っ越しが済んで落ち着くまでは、
まともなブログは書けません。
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Thursday 18 August 2011

かわいいジンジャー

9月1日に、購入した家に引っ越すのですが、

ただいま、壁の塗り替え、床の張り替えを

しに、家に足繁く通っています。

そして、その家で一緒に暮らすことになる

ネコのジンジャー。

彼女は、この家に住んでいた老夫婦の飼い猫。

おじいさんが亡くなり、おばあさんもホスピス(老人ホームみたいな施設)

に入りたいというので、私たちが家と一緒に

そのままもらい受けることにしました。

家が売りだされてから、私たちが実際に

住み始めるまで、おそらく4ヶ月くらいは経っていて、

その間、ずっと老夫婦の息子さんが餌をやりに来ていました。

しかし、餌は与えられるものの、家の中には全く

入れない状態。

オーストラリアは日本と季節が逆ですので、

夜になると厳しい冷え込みになる冬。

きっと、飼い主に捨てられたと思いこんだのでしょう。

家の内見に行くたびに、どんどん人間不信が募って

いっているのが、手に取るように分かりました。

スナックをあげようとしても、固まったまま、こちらを向こうとも

目を合わせることもしない。あんなに人間に不信感を

むき出しにした表情は、見たことがありませんでした。

ものすごくショックでした。

ネコやイヌは、人間と同じく感情もあり、何が起こっているのか

ネコやイヌの立場なりに理解しているのだと思います。

今月15日に、正式に家の所有権が私たちに譲渡されたので、

その日から、ジンジャーの世話は私たちがすることに

なりました。

餌は1日2回だ、というので、朝と夕方、そそくさと

通っているのですが、1日一緒に過ごして遊んで

あげただけで、すっかり元通りの人懐っこい

ジンジャーに戻りました!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ

               (動いてなかなか写真を撮らせてくれない)


ネコでも人間でも、人間不信に陥るのを

見るのは、やはりしのびないです。

信頼してくれて、うれしいな。


               (とてもかわいらしい声でなきます)


ジンジャーの他にも、もうひとつ朗報が。

明日のディナー、8名の予定だったのですが、

1組のドイツ人ご夫婦が、赤ちゃんが具合が

よくない、ということで、キャンセルに。

6名に減った!

実は今日は、座る椅子が足りない、皿も

足りない、というので、買い足そうと、あっちこっちのお店を

1日中物色して回っていたのです。

でも、6名なら、なんとかやりくりできます。

今日買わなくてよかった~。

今日は帰ってきてから夜な夜なアイスクリームを作ったり、

カレーのルー入れる直前まで仕込んだり、で

と疲れました・・・。

明日も引き続き、料理を作り続けるので、

寝ます!

おやすみなさーい。ZZzz....

最近どうも「ジンジャー」という言葉に
敏感になって、意味もなくジンジャーティー
を買ってしまった。
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Tuesday 16 August 2011

人数が増えていく

オーストラリア社会(パース)は、日本とは違って、

会社付き合いの接待は飲み屋やレストランではなく、

基本、家でのおもてなしとなっております。

なので、ご招待は本人だけでなく、夫婦/カップル単位。

子供もいる場合は、子供さんもどうぞ、というのが

礼儀となっています。
(子供どころかおばあちゃんまで連れてきた人がいたけど。。。)


なので、必然的に人数が増える傾向にあります。


今週金曜の接待ディナーは、カナダの大学から学会で

くる、サリーちゃんの元上司ルソスさんと、

博士課程で学んでいると思われる教え子さん。
(「優秀な子がいるんだよー、連れてきていい?」
 と言われました。もちろんノーとは言えません)

そして、彼が来る時は、必ずこちらの大学教授陣、

およびレベルが同等の何かしらの博士号を持っている

人たちをお招きします。

今回はドイツ人4人をご招待。

というわけで、今回はドイツ人中心の

8名ディナーとなるのですが、

そんな大人数、実は初めてよ・・・

まず困ったのが、人数分の皿がない。
(ワイングラスも)

即席で買い足すことはできますが、ちぐはぐな

お皿でサーブするのは、失礼なのでは

なかろうか?

それならいっそのこと、BBQ用のプラスチックや紙の

使い捨て取り皿にした方がむしろ統一感が出て

よろしいのではないか?

ああ、悩ましい。

そして、人数分の料理をする鍋やフライパンがない。

我家はまだ夫婦2人だけなので、そんな大鍋は

ふだん必要ないのです。

むむー、どうしよう。

きちんとした料理は出せないかもしれないので、

つまみを中心としたメニューでいこうかと考え中。

「ちょっと人数多すぎない?そもそも座る椅子さえ
 ないよ」

と夫サリーちゃんにちょっとぼやいたのですが、

「なんだって!8人なんてなんてことないよ。
 ルソスのクリスマスパーティーに行った時は、
 100人くらい来てたけど、奥さんがいろんな
 料理を用意して、立食形式でお皿もきちんと
 したのを出してくれたよ」

と言い返されました。

しかし、いくらなんでも100人はないでしょう。
(口から出まかせが激しいサリーちゃん)

ツカサノの物置じゃないんだから。

日本はどうか分かりませんが、どうやら欧米文化

では、いろんな仕事関係者を自宅に呼んで

パーティーなどを度々催し、ということをしないと、

出世もできないし、そうやってコネクションを

作らないと、成功もできない、

ということのようです。

実力社会、というよりも、接待至上社会、

と名付けたくなる。

そして、そんなことも知らずに結婚した私は、

日本よりもさらに複雑な接待文化に巻き込まれて

しまった。

日本の接待は、場所が自宅でない分、そして夫婦や家族まで

巻き込まない分、楽なのかもしれません。

よいお店をチョイスして、あとはひたすらワインやビールを

間合いを見て注いであげ、いかに相手が気持よく話ができるかに

集中していればよかった。

こんなことになると分かっていたら、結婚ちょっと

考えたかも・・・(←うそです。どんな結婚生活も
嫌なことはありますよね)

それより、料理はどうしよう。

今考えている候補は、

サラダ、ターキッシュブレッド、パンに塗るスプレッド
ワインやビールをあらかじめテーブルに用意しておき、

その後、

ナスのチーズ焼き、か、半分に切ったアボカドにソースをのせてグリルしたもの

特大サイズのマッシュルームに、フェタチーズとハーブを混ぜたものを
のっけて、これまたグリルしたもの

鶏肉と豆腐を混ぜ混ぜして、ハンバーグのように焼き、タレをからめたもの
(ちょっぴり日本風も試してみる)

ビーフカレー
(簡単だから)

ストロベリー&クリームチーズ入りのアイスクリーム
(今回初挑戦)

日本から取り寄せたブランデーケーキ&お茶

というような具合でいこうと思うのですが、

大丈夫かな?

そして、足りない皿やグラス、椅子を何脚か買い足し、

お客が腹ペコで帰途につかないように、祈るのみ!

実は今、新しいお家に引っ越す準備として、

壁の塗り替え、床の張り替えなどをしないといけないのですが、

こういう時に限って、大人数接待が入るのです。

レストランに連れ出せたら、どんなに楽かと思うのですが、

以前、スワンリバー沿いのすてきなレストランにご招待

したらば、

見事に断られた。。。(泣)

お家じゃないとダメみたいです。

オーストラリアは、つくづく面倒くさいなあ。

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Sunday 14 August 2011

気ままにオーストラリア情報(続きの続き)

【下がる業界トップ5】

1.国内のゲーム・自動販売機製造産業

12.6%下がって、4億3900万ドルの収益になる
見通し。オーストラリアドルが強くなったこと、また政府が
ゲーム機器で遊ぶことに関して規制を設けたことが
下げに転じた主な要因。

オーストラリアドルが強くなったことで、自動販売機業界
の中では海外から輸入されてくるものとの競争が
激しくなっている(これは、ゲーム機器よりも顕著)。
2016年6月までには、国内需要の64.6%が輸入に
よるものになるだろうと予想されている。
(日本の自動販売機は、当たりとかあったりして楽しいし、
 性能もいいので、オーストラリアへ輸出できるといいのですが)。

ゲーム機器については、州や地区などで置くことを
許されているゲーム機器台数が、今後5年間でますます
規制が厳しくなることが予想されている。これは、
オーストラリア全域に渡りギャンブル依存などの問題を
解決しようとの取り組みがあるため。

今後5年間での1人当たりのギャンブル消費額は
増加する見通しではあるが、それは競馬や
スポーツくじが、モバイルやネットでできるようになる
ためであり、ゲーム機器業界とは逆行するものである。


2.国内の有線通信事業

下がる業界第2位にきたのは、有線通信事業は、
7.6%さがって、102億ドルの収益の見通し。
有線アクセスラインからモバイルラインへの切り替え、
および、固定ラインとモバイルによる価格競争が、
主な要因。

有線通信事業は、以前は「naked DSL」やVoIP製品
などで、モバイル事業と価格競争ができていた。
が、モバイルフォンの「固定」プランで無制限通話、
メッセージ送信ができるようになり、それが拡大して
いるため、有線通信の競争力が低下している。

価格競争の結果、収益が下がっただけでなく、
利益率もさがった。結果、有線通信は雇用も賃金も
大幅に下げ調子になっている。2011-2012年度は、
おおよそ最大7.4%の利益率の下げが見込まれている。


3.国内の公共事業建設

オーストラリアにおける公共事業建設の収益は、
政府の支出が減ったことにより、近年減少している。
この減少傾向は2011-2012年度も続き、
7.3%減の102億ドルの収益になる見通し。

公共事業建設資金の大部分は公共セクター
からきており、仕事は一般請負企業が受注している。
世界金融危機に見舞われた際、経済を支えるため、
「建築改革(Building Revolution)」政策のような
プログラムに多くの支出を行ったことによって、
この業界における政府資金提供は減少へと転じた。



4.国内の画像処理およびプリントサービス

オーストラリア経済の状態および消費者の貧富感覚は、
画像処理やプリンターとはもはや関係ない。
オーストラリア人は、写真をプリントするなどと
いうことはしなくなってしまった。

プリントは、以前は画像処理には不可欠だったが、
デジタル革命によって、画像処理およびプリント
サービス業界に深刻な影響をもたらすことになった。
4.9%下がって5億2730万ドルの収益の見通し。

今やPC上で画像を見ることができるので、
プリントアウトしたものは、展示以外の目的ではそんなに
必要ではなくなっている。さらに、デジタル画像によって、
写真家は一連のアナログイメージをすべてフィルムに
取っておくのではなく、選んだ画像のみ保存できる。
これによって、プリントするにしても、少ない枚数で済む。
最後に、画像を表示する場所も変遷しつつある。
FacebookやFlickr、デジタルフレームなど。
これは、画像を共有するためにプリントする必要が
ないことを示している。画像を表示できるモバイル端末の
使用者増加に伴い、この業界の未来は暗くなっていくだろう。


5.国内の書籍出版および電話帳作成

この業界は2.4%下がって42億ドルの収益の見通し。

今年初めにRed Groupの倒産があったように、
印刷本や電話帳の出版社はオンラインによる
競争にさらされている。

競合するメディア、例えばインターネット、アプリ、
TV使用の拡大および需要が増していることもあり、
製本されたものへの需要が低下するのも無理はない。

コンピューター、コンピューター・ゲーム、
インターネット、多数のテレビチャネルにアクセス
できる世帯数が増加しているので、これらメディアの
人気は今後も高まり、それに反比例して、読書などに
費やす時間と予算は削られていくだろう。


以上、下がる業界でした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


書いてて思ったのですが、日本語に置き換える時、
なかなか言葉が出てこなくなっている。。。

うんうん悩んでやっと相当する言葉が思いつく状態。

これはまさか、

私、

日本語部位痴呆症、

になりかけけているのだろうか?

ロンドンにいた時は、ピカでリーサーカスに
Japan Centerという日本語の書籍を売っている
お店があったので(でも定価の2,3倍したけど)、
買っては読みを繰り返し、毎日何かしら日本語に接していました。

ところが、オーストラリア、パースにはそんなものは
なく、しかも今年は日本に帰省しないので、
日本語書籍をゲットすることもない。

すると、話す、聞くは日本語0の毎日。

書く、読むにしても、
読み物は、最近はこちらの雑誌やニュースレター
などを買うことが多くなってきた。

日本語に唯一接するのは、このブログ書いてる時のみ。

大丈夫だろうか、私。

日本に帰省し、家族や友人と話す際、
日本事情についていけてないのでは、といつも
ハラハラしているのですが、

さらに、日本語自体も怪しくなっていたらどうしよう。

来年帰省するときは、日本語1年以上話さない状態に
なっているはず。

夫サリーちゃんが、片言の日本語を話すものの、

「オハヨウゴザイマス」

「ハジメマシテ」
(結婚して3年経っているんだけど。。。)

「ワカリマセンデシタ」

「チョウショク、チュウショク、ユウショク」
(朝食、昼食、夕食、の意。よく見ると早口言葉
 の練習にぴったりの言葉であった。最後まで
 つっかえずに言えた試しなし)

このレベルの日本語に毎日晒されている私は、
日本に帰ったら、幼児としか話ができなくなっているんじゃ
ないだろうか?

(TωT)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


それはさておき、

上がる業界は日本とオーストラリア、ほとんど
類似性が見られなかったのですが、

下がる業界に関しては、結構重複が見られるかも?

ゲーム、自動販売機にしても、震災以降、
石原都知事がパチンコや自動販売機は
電力を食うので規制しろ!みたいなことを
言ってましたよね。

有線事業の衰退は、テクノロジー分野では
はるか先を行きすぎて、ガラパゴス化した
日本の方がもっと以前から衰退は激しいでしょう。

公共事業建設に関しては、福島などの
被災地限定だったらあり得るかなー、と思うのですが、
他の地域では、震災&復興にてんてこ舞いで
そんな金は余ってないでしょう。

写真プリント、画像処理なども、何か新しい
サービスや用途を考え付かない限り、日本でも
同じく衰退でしょう。

書籍、これに関しては、日本は思ったより衰退
していませんね?

まだまだ従来の製本書籍の方が幅を利かせているんじゃ
ありません?

出版業界が、いやいやしているのが、目に浮かぶ
ようです。

オンライン書籍販売大手のアマゾンにしても、

イギリス、アメリカのAmazonは、電子書籍は
とっくの昔に解禁されているのに、

日本はなぜか未だに参入しておらん。

私の中の日本七不思議のひとつです。

しかも、他の書店で電子書籍に参入している
ところも、なぜか海外からは買わせてくれない
ところが多い。

もしアマゾンジャパンが電子書籍に
手を出してくれたら、私は上顧客になる
自信があるのにー。

日本は、政治にしてもどの業界にしても、
古株さんが幅を利かせる国なので、

テクノロジー分野などで自分が理解できない
ことへ踏み切るとなると、

「今後自分の利権はどうなってしまうのだろう?
 僕は取り残されてしまうのだろうか?」

との恐れから、地団太踏んでなんとか阻止
したり遅らせたりしてるのかな?

でも、個人的には私も紙の方が好きですが。
だって立ち読みできるし(←そっちか)
ぱらぱら~っとめくると、本の雰囲気って
だいたい分かりますよね。

私の夢の1つは、図書館とコンサートホールに
囲まれて暮らすことなのです。

日中は思う存分読書にいそしみ、夜はコンサート三昧。
そんな暮らしができたら最高だなー。

引っ越しして、まだまだ文章の硬さがとれない。
緊張しているのかな?と思われる方は、
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Saturday 13 August 2011

気ままにオーストラリア情報(続き)

アメブロからBloggerにお引っ越ししました~。

さっそく続きです。オーストラリアの上がる業界、
下がる業界、をご紹介しているのですが、上がる
業界の第9位から!


9.国内オンラインショッピング

オンライン小売業は、2011-2012年度にかけても
勢いが衰えることはない。9.0%伸びて55億ドルの
収益の見通し。個人で経営しているショップが
オンライン店舗へ参入してくることが要因。

今までも、Big WやDavid Jonesのようなオーストラリア
小売業種の多くがオンラインプラットフォームを
立ち上げていたが、小売りを牽引する大部分の
店舗はまだ未参入のままであった。この先何カ月かで、
小売店が商品の種類を増やすため、また、顧客へ
柔軟な対応をするため、オンライン上に続々と
名乗りをあげてくるだろう。スマートフォンのような
新しい技術によって、オンラインショッピングの需要は
さらに高まるだろう。

2010年度は、モバイルを使ってオンラインから購入
された額は2500万ドルにのぼる。2011-2012年度は
この額の50%増しの売り上げが予想されている。


10.国内航空産業

世界金融危機で大打撃を受け、最近ではチリの
火山噴火の灰塵でも影響を受けていたが、
オーストラリア国内の航空業界は、不安定な情勢が
続くここ数年においてもそれを乗り越えていることを
証明した。9.0%伸びて134億ドルの収益に達する見通し。

成長を引っ張る要因は以下:

○ビジネス関連の出張が増え、それがビジネスクラス
運賃の上昇を招いた
(普通、売れれば売れるほど、値段を下げるんじゃ
 ないでしょうか?航空業界は違うのか・・・?)

○低価格フライトの人気の高まり

○エコノミークラス座席を埋めようと各社が競争する
ことにより、顧客はお得な価格で旅行できるようになり、
それが空の旅の需要を押し上げた。


どうでしょう、おそらく日本とはかけ離れた
業界ばかりが目に付くのではないかと
思います。

おそらく日本から見ると、オーストラリアは農産物、
ビーフ、羊毛などの輸出、というイメージがあるかも
しれませんが、実は、一番の稼ぎ頭の産業は
天然ガス、ゴールド、鉄鋼などの資源産業です。

多少の技術はいるものの、基本、掘ればよい、
という産業なので、あまり頭を使いません。
そうすると、頭を使って儲けようと努力する
こともなく、どんどん技術力、サービス産業
のレベルが落ちて行く・・・。

オーストラリア人が他国の先進国と比べると
どうにもおバカに見えるのは、そのせいかも??

しかし、資源に頼りきった産業では、やがて
限界がくるのは目に見えています。
資源がなくなった時点で、国としての競争力
はなくなってしまい、それを補うものがありません。

そこのところは国としても分かっているようで、
最近Carbon Taxと呼ばれる、資源業界が
輩出する二酸化炭素に対して課税し、
環境汚染を規制しようとする動きがあります。
(地球温暖化が人間による産業活動の
 結果によるものなのか、という前提は
 どうなの?と言うところが審議されないまま
 決まってしまった)

このCarbon Taxによって得られた税収を、
ITやもろもろのテクノロジーなど未来を育む
産業育成のために使おう、という建前に
なっております。

上がる業界の中で、日本とオーストラリアで
共通しそうなのは、オーガニック産業と
代替エネルギー、くらいでしょうか?

おそらく原発事故の影響で、放射性物質
以外の毒をあえて体内に取り入れたいと
思う国民は少なくなっていくはずです。

すると、自然な流れで農薬や化学肥料
をできるだけ使わない農産物への需要が
高まりそうかなあ、と思うのですが。

代替エネルギーについては、言わずもがな、
ですね。

しかし、これを機に、ソーラーパネル取りつけよ!
と実際に行動に移された方ってどれだけいるんでしょう。

結構、その割合少ないのではないかと踏んでいます。
ソーラーパネル設置代、バカになりませんし。
(オーストラリアの我家でも取り付けたい、と
 思うのですが、コスト採算が見合わない気がします。
 オーストラリアの技術はまったく信用なりませんし。
 オーストラリアでは京セラのソーラーパネルも
 がんばっています。
 シャープさんなんかが進出してきたら、取り付けたい
 なー、と思います。
 もうちょっと性能が良くならないとダメかな?)

ソフトバンクの孫さんがやりたいと言っている
国家規模ソーラープロジェクト、が本当に実現すると
かなりの影響力がありそうですが。

しかし、これもソーラーパネルを太陽光発電には
定評のある日本企業ではなく、
韓国企業Samsung(サムスン)に発注して、
韓国にお金を回そうとしている、というような
話が噂で出ているので、なんだかなあ、という
感じです。


アメブロと違って、こちらは絵文字などの装飾が
一切ないので、文章も弱冠硬くなっている気がする・・・


上がる業界はこれでおしまい。
お次は下がる業界トップ5です!

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