Monday 29 June 2009

サリーちゃんのひとり言

夫サリーちゃんは、アメリカ留学時代、
日本語のクラスをとっており、今でも
かすかに日本語を覚えております。
(私から日本語を教えたことはありません)


なので、ほっておくと、ぶつぶつひとり言で
日本語の練習をしていたりします。


会社から帰宅したとき、


「モシモシ、オゲンキデスカ?」
(↑誤った用法)


というのが習慣になっているのは、
昔の記事にも書いたのですが、
その他、思い出せるものは




(つぶやき その1)


サリーちゃんがオーストラリアに発つ前、
週末一緒にお出かけして、道を歩いているときに
ふとつぶやいていたのが、


「ワタシハ、ナンデスカ?」
「ワタシハ、アナタデスカ?」


!!!




無国籍、多国籍?な日々

同一障害?


サリーちゃん、実は、自分の存在に
疑問を抱いていたのでしょうか。






(つぶやき その2)


これも同じく一緒にお出かけの
時に、ふと出た言葉。


「モシモシ、ハ、コンニチワ、デスカ?」


???


「もしもし」を「こんにちわ」と同じように
使えるかと問うているのかな?


私、聞かなかったふり。




無国籍、多国籍?な日々





(つぶやき その3)


ある晩、ベッドに入る前につぶやいていた
言葉。


「ツマハ、トテモ、トテモ、ヨッコイショ、デス」


私、よっこいしょ妻!?


よっこいしょって、
しかも、
とてもとてもよっこいしょって・・・


こんな感じ?




無国籍、多国籍?な日々


ヨッコイショ想像図


しまったー!私はすでに、ヨッコイショ
だったのか(よく分からないけど後悔)。


これは私に非があります。


私の母親が、うちで飼ってた犬が、
老いて足が思うように動かなくなり、
ヨロヨロと歩くので、励ますつもりで


「ヨイショヨイショー!」


とかけ声をかけていたのです。


サリーちゃんと横断歩道を渡るとき、
車が来そうで走らないと!と思い、
走るかけ声として、ついつい私、


「ヨイショヨイショー!」


とやってしまいました・・・


それ以来、すっかり覚えてしまい、


ことあるごとに、


「ヨーイショ、ヨイショ、ドッコイショ♪」


と歌いだすようになってしまったのです。


私の両親の前でだけはやらないでくれ、
と祈るばかりです。




そんなサリーちゃんは、
今、オーストラリアで求職活動にいそしんでおります。


本人は、結婚したこともあり、
将来のことも考え、お給料を重視しておりますが、
お給料が少々下がっても、
自分のやりたい、納得のいく仕事を選んで
欲しいと思っています。それが本人の
やりがいにつながり、張り切って仕事に
行く姿を見れば、見ている私も
幸せになります。


独身時代のお給料は、二人とも同じくらい。
で、私が仕事を辞めてロンドンに来たので、
結婚当初、サリーちゃんは、お金のことを
すっごく心配しておりました。


自分ひとりの給料で、この浪費妻(←私のこと)
を養っていけるのかと。


なので、その心配を解きほぐすため、
結婚してからは、サリーちゃんのお給料の
半分は、強制的に貯金に回し、残った半分
で生活を賄いました。


今までとっかえひきかえ買っていた、服や靴を
買うのをやめ、クリーニング店も使わず、
スーツやコートも自分で洗濯、アイロンがけをし、
外食を極力減らし、食料調達も、バーゲン狙い撃ち!
と、いろいろやっていたら、お給料の半分でも
おつりがくるようになりました♪


最初は、買いたいものが買えないのはかなり
きつかったのですが、これも信用を勝ち取るため!
とがんばった甲斐あって、この一年で、サリーちゃんが
見たこともないような額の貯金を溜めることができました ウフフ


サリーちゃんに職がなくても、1年は生活できそうなので、
オファーが来たものを鵜呑みで受けてしまうのではなく、
自分に合う会社で、やりたい仕事を見つけてほしいと
思います。


でも、この不況下だと、難しいのでしょうけどね。


また、話がそれました まさみ (いつものことだけど)


ブログを書いてると、50%の確率で、題名とは
違う話で終わっています。


寄り道もほどほどに!


では、皆さま、お元気で一日をお過ごしください。


Sunday 28 June 2009

ロンドン思い出整理(ご近所散策 その2)

今日は、夕方から雷雨となりました。
せっかくカフェのテラス席で、ノートにしゃかしゃか
メモしていたのに(本からメモを取るのが習慣ですw)、
大粒の雨 雨 で中断されてしまいました。うう


カフェから見える、St. Mary Abbots教会です。






無国籍、多国籍?な日々




なんだか、どんより暗くてすみません。あせる
(なにせ雷雨なもので・・・)
この教会は、アイザック・ニュートンや、ピーターラビット
の作者であるなんとかさん(Webで調べたら、
ビクトリアス・ポターさん、だそうです)が卒業された
由緒ある教会のようです。(小学校併設?)


ご近所散策、前回は、ケンジントン宮殿とハイドパークまで
となっていましたが、今回は、家から半径200メートル、
超至近距離でのご紹介です。


まずは、ホテルから。


ハイドパークを出て、道路の反対側にあるホテルです。







無国籍、多国籍?な日々



ここのホテルの、柵沿いに並ぶ木とお花がかわいくって、
毎日癒されています。




無国籍、多国籍?な日々



もう、かわいくって、かわいくって、通る度に、
「きれいだね~ キラキラ」と言っています。
(心の中でですよ。口に出しちゃったりしたら、
私、やばい人ですから。)


ホテルじゃなくても、ご近所さんは、植物を愛でる
人が多いようで、こーんな感じのアジサイや、




無国籍、多国籍?な日々



好みの鉢植えを楽しんでいらっしゃいます。




無国籍、多国籍?な日々



春から夏になると、このように花・植物満開となるので、
一歩家を出るだけで、私の気分もルンルン絶好調(?)になります。


そして、家の前からハイドパークに向かって写真を撮ると、
旗がひらめいております。




無国籍、多国籍?な日々



家のお隣さんまでは、大使館が軒を連ねているのです。
モンゴル大使館もあり、時々、モンゴルの正装をした方が
出てきます。でも、全身まっ黄色で、しかもその姿で
私の御用達スーパー、Whole Foods Marketへお買い物に
来ていらしたことがあり、私は目ん玉飛び出そうに
なりました。目




ちなみに、近所の隠れた場所にイスラエル大使館
もあるのですが、昨年末に、イスラエルがパレスチナを
攻撃した際、大使館の前でデモが起こり、
その時、初めてあるということを知りました。


やっぱり、人目につく場所に大使館があっては
攻撃されるということを分かっているんですね、イスラエルの方々。
だったら、汚い真似はよせばいいのに、と思うのは、
私だけ?


しかも、このデモ、週末に、何千、何万単位に膨れ上がった
ことがあり、道が封鎖され、お買物から家に帰れなくなった
ことがあります。悔し泣き


お正月の間、警察犬やら、馬の隊列やらが待機していて、
えらいことになっておりました。でも、家に帰れないのは
理不尽だと思ったので、デモ鎮圧の警察の方に、


「家に帰りたいんですけど・・・」


と悲しい顔 キラ で訴えたのですが、


「デモが終わるまで待ってて、あなただけ
通すわけにはいかないから」


と無下に断られてしまいました。


デモのときは、住民の権利なんてないんですよ、
困ったものです。


ロンドンに来る前は、広尾に住んでいたのですが、
これもやっぱり、付近に大使館が多いことがポイントでした。
大使館が多い=住環境がよい&おいしいレストランがてんこ盛り。
という思惑があったもので・・・。
(はい、食い道楽、飲み道楽でした)


話、それました・・・(いつものことだけど)


で、家の玄関です。







無国籍、多国籍?な日々



むむ、古い!
ま、これは、歴史的建造物の保護のため、
仕方ないのですが、うちの建物以外は、みんなきれーに
真っ白に塗り替えています。
ただ一軒、茶色に変色したままのうちの建物・・・
大家さん、お金に困っているのかな?(悲)


玄関を入ると、ホールがあります。
タイルモザイクが結構剥げていて、
うら悲しい雰囲気を醸し出しています。







無国籍、多国籍?な日々



そして、階段を上ります。




無国籍、多国籍?な日々



我が家は3階なのですが、越してきて半年は、
この階段でずっと筋肉痛でした(どれだけ運動不足?)。
でも、この階段昇り降りのおかげで、すっかり脚力が
アップです(ありがとう!)




無国籍、多国籍?な日々



よいしょ、よいしょ。
もうすぐです。
途中天窓が付いているので、朝などは
ものすごく光が差し込んで気持ちいいです。




無国籍、多国籍?な日々



やっとうちの前まで来ました。







無国籍、多国籍?な日々



ここの建物は、5階まであります。4階は誰も住んでいませんが、
5階は、超イケメンのバンカーさんが住んでいます。
会社から帰ると、颯爽とジョギングに出かけます。
でも、ね、この方、名前がPeacock(くじゃく)さん・・・。はっ!?
イメージがガラガラと音を立てて崩れました。まさみ


そして、「ただいまー!」
と入っても、誰もいないのが、さみしいです、今は。
リビングも、この通りガラガラ。
もう、こんな寂しいうちはイヤ!
早くホテルに移りたい、というのが正直な心境です。







無国籍、多国籍?な日々



イギリスのうちらしく、暖炉がありますが、結局一度も
使いませんでした。一酸化炭素中毒が、怖かったんです(小心者あせる


という訳で、今日はご近所からうちまで、
をお送りしました。


ここにいるのも、後3日です!
たっぷり名残を惜しみます!!


皆さま、気分が晴れるような、楽しい週末を
お過ごしくださいね。好


Friday 26 June 2009

ロンドン思い出整理(ご近所散策)

今日も日光浴、兼、読書タイムとして、
ハイドパークへ行きました。


今日は手近にベンチが空いてなかったので、
ケンジントン宮殿まで入りました




無国籍、多国籍?な日々



ケンジントン宮殿は、宮殿内は入場料を
取られますが、お庭だけであれば出入り自由です。


ガーデン内は、人々が憩えるように、ベンチが
かなり用意されています。




無国籍、多国籍?な日々



ちょっと見ない間に、ガーデン内のお花が
満開になっていました。







無国籍、多国籍?な日々





以前夫サリーちゃんと週末散歩した時は、
まだ咲いておらず、


「ガーデンなのに、花咲いてないって
どういうことー?」


と文句を垂れておりましたが、
きちんと咲いてくれましたよ、
サリーちゃんがイギリスを去ったとたんに! にひひ




無国籍、多国籍?な日々

ここで本を読んで、景色に心癒されてもいいのですが、
なにせ暑くて。 晴れ あせる


木陰を求めて、もう少し歩くと、
Orangeryという、宮殿併設のカフェがあります。




無国籍、多国籍?な日々



そう、ここ、木が木陰を作ってくれるので、
直射日光にさらされず、読書には
ちょうどいいのです。
奥に見えるのがOrangeryです。




無国籍、多国籍?な日々



最近は、いつ来ても行列ができています。
ここでは、アフタヌーン・ティーや軽食が
取れます。


私はそんな人たちを尻目に、ベンチの木陰で
読書タイムです。いつもだいたい一時間くらい
読んでます。


帰りは白鳥の池を横切りましたが、平日にも
関わらず、やっぱり人でいっぱい。




無国籍、多国籍?な日々



手をつないで歩く、仲の良いカップル。
マダムの真っ赤なドレス、素敵です。
(私は原色がとてつもなく似合わず、
いつもぼやけた薄い色が多いです)
ほんと、ヨーロッパの老夫婦の仲の良さ、
微笑ましいです。私のお手本です。




無国籍、多国籍?な日々



今日のハイドパークは、暑かったからか、
もう、芝に寝そべっている人が、
もうみんな半裸で、完全ビーチ状態。
サリーちゃんが見たら、よだれものです。よだれ




無国籍、多国籍?な日々



この後、私はたいていカフェへ寄ります。
読書タイムで残しておきたいと思った部分を
ノートにメモ メモ するためです。


学生でもなく、仕事をしているわけでもありませんが、
自己向上はたゆまなく、ということで、本 本 は結構
買います。溜まると、本棚に入りきらないので、
読んだ本は、自分やサリーちゃんに必要だと
思った部分をノートに写し、処分してしまいます
(ああ、もったいない! 泣  私、実は図書館に
住みたいくらい、本に囲まれると、落ち着くのです)


カフェは、たいていフレンチ系です。
きれいで、コーヒー コーヒー もおいしいです。
長居しても許してくれる雰囲気があります。
スタバや、Nero、といったチェーン店は、
けっこー汚いですよ、イギリスでは。


写真をデカサイズで載せているので、
けっこう重たくなっているかもしれないので、
続きはまた次回。 あは


今日は、フラットの、次の借主候補が
お家拝見に来ました。
この女性、なんとも、ゴージャス!宝石赤 でした。
長身で、モデルのような(実際モデルさんかも)
スタイル抜群の体に、仕立ての良いスーツと
カモシカのような足を引き立てるピンヒール サンダル
を履かれて、見とれてしまいました。 よだれ
それに引き替え、お迎えした私は、
これからジョギング 走る人 行ってきます、
と思われかねない格好をしていたので、
もう、そのギャップが恥ずかしくて。。。まさみ


案内していた不動産業者の人が、


「ほら、ここのゲストベッドルームで、
絵を描いたり、クラフトなんかもできますしね、
云々・・・」


と言っていたので、この女の方は奥様?
こんなきれいな人を娶って、ご主人は
さぞかし鼻高々だろうなー、と思わずには
いられない、そんな高貴さと美しさに溢れた
女性でした。写真でお見せできないのが
残念です。蝶々


今日は目の保養をたっぷりした一日と
なりました。


皆さまにとって、美しいものがたくさん目に留まる
一日でありますように。ブーケ2