Friday 30 December 2011

来年の抱負

最近思うこと。

「物事のエッセンスや本質を見極められる

 ようになりたい」

日本を出てから、イギリス、オーストラリアと

まだ短い期間ですが暮らしてみると、

日本でしか通用しない常識、またイギリス、

オーストラリア限定の考え方や習慣、などが

あるということに気づきます。

そうすると、1国でしか通用しない流行や

ブーム(韓流とか)、受け売りは、どうでもいいなあ、

と思ってしまうのです。

日本にいた時は、広告代理店や

各業界が作りだすトレンドなどをチェック

したり、それを追ったりするのも、楽しかったり

したのです。

しかし、まずファッションから気付きました。

日本の微に入り細にいったファッションは、

イギリスでは同じように着こなせていましたが、

Tシャツ短パンファッションがいまだに主流の

オーストラリア(パース)では

「大統領にでも面会しに行くの?」
(↑ 実際夫サリーちゃんに何度となく言われた)

と言われるほど浮いてしまう。

日本では女性はスリムな方が美しいというのが

一応デフォルトになっていますが、こちらに

来てみると、カバや象のような体格の女性も

それはそれは堂々として、自分はセクシーなのだ

と思っている節がある。

オーストラリアでかっこいいと思われている男性は、

どうにも頭の足りないマフィアのちんぴらにしか見えない。
(オーストラリアに来てから、外見、内面
 トータルでかっこいいなあ、と思う男性には、
 いまだお目にかかったことがございません。
 失礼なこと言ってるのは分かっているのですが)

日本では当たり前にしているリサイクルごみの分別も、

イギリス、オーストラリアではごちゃまぜ。

日本は謙遜の国、オーストラリアはどちらかというと

自画自賛の国。

あ、なんだか、オーストラリアの愚痴

オンパレードになってきた。

政治的な見方も、各国で偏っているものです。

オーストラリアはどちらかというと、中国韓国

寄りのアンチ日本的な見方の報道が多い・・・(悲)

つい2日前も、日本が所蔵していた朝鮮王室儀軌、

王室の礼儀作法やしきたりを書いた書物など(正確には

書物の写本を日本の宮内庁が保管していた

訳ですが。オリジナルはフランスが持っている、

または韓国自身が紛失)

を返還した、というニュースがオーストラリアで流れて

おりましたが、ニュースでは「Return(返還)」という言葉を

使っていました。

このニュアンスでは、日本が韓国を植民地統治

していた時に、無理やり奪ったものを、戦後何十年

もたって、やっと返した、という意味にとられてしまいます。

細かいことにこだわる、と思われてしまうかも

しれませんが、こういう言葉の選択にも、とても

敏感になってしまします。

オリジナルを奪ったわけでもなく、コピーを保管して

あげていたものを譲った、「善意の譲渡」のはずなのです。

書物がコピーであるとこの言及もなし、オリジナルは

韓国自身が紛失してしまったことの言及もなし、

ただ日本が奪ったものが韓国に返還された、

というニュースだけでは、事実とは異なります。

私はどこの国にいても日本人なので、日本を意図的に

悪く報道操作するメディアには我慢なりません。

日本にも悪いところはあるでしょうから、別に

悪いニュースがあってもいいのです。日本政府や

東電などの隠蔽体質は、大いに叩いてもらっても

構わないのです。事実や真実ですし、海外からの

圧力がないと、そのまま昔からの汚物体質を

引きずり続けるでしょう。

でも、そうでないときには、がっかりしてしまいます。
(特に、中、韓、豪、の歴史に絡むものに多い)

どこの国でも、事実が報道されるようになるのが

一番ですが、まだ時間がかかりそうです。

イギリスは比較的中立的なものの見方を

していて、結構情報ソースとしては信頼しているの

ですが、今の時点としては、

複数国のニュースや情報源を比較して、

共通していることは事実に近い、各国バラバラの

見解や報道がなされている場合は、疑う必要がある。

夫サリーちゃんはトルコのオンライン新聞を読んだり

しますが、アメリカ様的な報道と相いれない報道が

なされている時もあり、それだけでもかなり情報の

フィルター具合が分かります。

情報でも、モラルでも、習慣でも、物事の善悪でも、

世界の国を網羅してみて、その中の共通部分、

最大公約数的なものを取り出してみると、

比較的本質が見えてくるのではないかなあ、と

ぼんやり考えたりします。

簡単に言ってしまうと、数学や物理のように、

国が変わっても、時代が変わっても、不変な、

公式となる核の部分のことです。

でも、人生、数学の公式通り、杓子定規には

進まず、何が起こるか分からない、予測が

つかないからおもしろい、というのもまた真だとは

思いますが。

どこの国に行っても、ぶれない人間になりたい

ものです。多民族国家の中にいると、各国の歴史観や

常識観念を押しつけてくる人が、必ずいたりします。

何が事実で、本質はどこにあるのか、を知っているだけでも、

精神的ストレス度がかなり違います。

なので、いろんな本を読んで勉強したり、一人で

じっくり考える時間を持ちたいものですが、

実際は、暇があれば一時もじっとせず喋り続ける

サリーちゃんのお喋りが止まらず、そんな時間は

持てず。

理想と現実のこの乖離具合は一体・・・?

日本帰省の時は、ちょっとホテルにお籠もりして、

本を読む時間を作りたいなあ、と痛切に思います。
(実家でも、両親や親戚が訪れて絶えず喋り続ける、
 という図が何となく予想がつくので、やっぱりホテルに
 逃避が無難)

ジャンルを問わず、おススメの本があれば

教えてくださいな。

来年は、

「事実、本質、核となる部分を見るよう意識する、

 その他の雑多な部分は極力シンプルに(ついでに生活も)」

叶うかな?がんばろう!

では、今年もお世話になりました。

感謝、感謝です。

来年も、皆様にとって実り多き一年になりますように。

来年も引き続き、よろしくお願いします。

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Thursday 29 December 2011

ビズはお好き?

以前にもちょこっと書いたのですが、

オーストラリアに来てから、基本夫サリー

ちゃんの仕事仲間の接待はお家での

おもてなしです。

そして、その家族メンバーも、もれなく

ぞろぞろ付いてきます。

そして、我家は今年9月に新しい家へ

移ったので、「House Warming」と呼ばれる

オーストラリアの慣習、友人や仕事仲間を

家へ招いておもてなしし、新しいお家を

見てもらう、というのをこなさなければなりません。

実は、オーストラリアに来てから、人付き合いが

ぞっこん嫌いになりました。

なぜなら、会った時と、別れる時、「ビズ」

をしなければいけないからです。

これは、あれですね、頬と頬を合わせて

右左に「チュッ」(実際は音無しの場合も多いですが)

とやるやつです。ラテン系の国の挨拶に

多いですね。

ハア (´□`。)

私、スキンシップが大の苦手なんですよ。。。

日本でも、仕事などで関係者と握手などしなければ

ならない場面はありますが、できればしたくない。

夫サリーちゃんとも、できれば手をつなぐのは

遠慮願いたい(これで何回か喧嘩になった)。

それなのに、赤の他人と顔と顔を大接近して、

肌をくっつけなくてはいけないとは、何事か。

しかも、これは、男女関係なく、すべての人に

やらなくてはいけないので、夫サリーちゃんが

男の上司や友人とゲイまがいの肌の触れ合いを

しているのを見ることにもなるのです。
(ま、気にしないですが)

しかし、「あなたとビズなんてしたくない」

と言えば、日本だと「あなたと握手なんて

嫌だ」というのと同義になり、大変失礼なのです。

関係に亀裂が入ること、必至です。

なので、毎回苦渋の決意をしておもてなしや

外出に臨んでいます。

最初にこのような挨拶をされた時は、頭をカチ割られた

ような衝撃で、

「まあ、お会いできて嬉しいわ。今日も美しいわね。」
(叶姉妹の匂いがしますが、社交辞令文句なのです)

など、気のきいたことを言わなくてはいけないのに、

会ったばかりなのに、動転して、

「アワ、アワワ、蘇愛sdfjdfあ・・・」

と言葉にならないうわ言のように喋っていたのを

悪夢のように思いだします。

きっと相手の方は、

「この日本人女性は、実は英語がしゃべれなかったの

だろうか?」

と思っていたに違いありません。

毎回こんな感じでしょっぱなから顔から

火が出そうなスタートになるので、その後が

どうにもぎこちなくなってしまうのです。
(そそくさとキッチンに雲隠れします)

しかも、このビズ、困ったことに、右から始めるのか

左から始めるのか、不規則なのです。

ビズ国であるトルコ出身のサリーちゃんに聞いてみたものの、

「そんなの決まってない。フィーリングでやるんだよ」

と言われてしまい、私はいつも人と会うと、

「今日は右からなのだろうか、左からくるのだろうか?」

といやーなテンションで迎え撃たなければ

ならなくなりました。

ここは、瞬発力を養うため、ボクシングでも

研究してみるか?

右フックなのか?左ブローか?



(亀田3兄弟。パフォーマンスだけなのか、ほんとに強いのか、よく分からない)

サッカーのフェイントなんかも参考に。

右行くの?それとも左?どっちなの???


(人を食ったようなロナウジーニョのフェイントが好きです)



これ、右か左かの見極めが失敗し、

相手が右から来るところを、私も

右から行ってしまい、頭突きしそうになったことが

一度ならずあります。



(ボボ・ブラジルとは、すごい名前。リングネームだとしてもお気の毒(´・ω・`))

ブロレスラーなのか?私は。

「サリーの奥さんには気をつけた方がいい。

 頭を狙ってくるぞ。」

と変な噂がたたなければよいのですが。

大学の時、コミュニケーションの授業で、

「欧米人は、コミュニケーションをとるのに、

 日本人よりも空間スペースをとります」

と言っていたのは、ウソだったのでしょうか。

近すぎだよ~。

友人ならともかく、家の購入でお世話になった

不動産屋さん(夫婦)まで、会うたびに抱きついて

ビズしてくる始末。ビジネスは、もっとクールに

こなさなくてはいけませんよ。

ほんとになんなんだ、この国は、気持ち悪い。( ̄* ̄ )

それとも、彼らは、夫婦関係が冷めきっていて、

スキンシップを欲しているのだろうか?
(考えすぎ)

私は日本人だから、ビズはしないだろうと

遠慮してくれてもよさそうだけどなあ。

サリーちゃんがビズ国出身だから、その流れ

なのかとも思ったのですが、

「独身の時も、彼らとビズしてたの?」

と聞いたら、

「ううん、したことない」

という返事が。

彼らは、まさか、私が慌てふためくのを見て

楽しむ確信犯か?結婚したとたんに

ビズをしなければならない、なんてルールは

ないはずだぞ!

それに、サリーちゃんのトルコ出身の友人たちは、

いったん国を出ると、ビズをしなくなります。

なぜなら、もともとやりたくなかったけど、

国の風習で仕方なくやっていただけだったから。
(サリーちゃんも、ビズの後は頬をぬぐって
 見せるほど、嫌いだった)

ということは、オーストラリア人、

ヨーロッパからの移民や、

他国からの移民の人たちは、

国を出た後も、執拗にビズの風習を続けている。
(ドイツ人が唯一の例外。彼らは礼儀正しく
 握手です)

彼らは、肌と肌の触れ合いが、好きなのか?

誰か、ヨーロッパやその他国のそこのところの

挨拶の風習をよくご存じの方がいらっしゃったら、

教えてくださらないでしょうか?

ああ、礼節をわきまえた日本が恋しい。。。

2月の帰省の時は、程よい距離感のコミュニケーション

を堪能しよう。というか、そのまま戻ってきたく

ないかも。

他の夫婦といちゃいちゃ触れあうのは不謹慎である、

という理由で「ビズ戒厳令」なんていうのが、

できないかなあ。

オーストラリアは、マッチョなカルチャーだと

思っていたのに、嬉しくない誤算だった。。。

相手の気を損ねずにビズを免れる方法があれば、

伝授してください。覆面でもかぶろうかなあ。

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Friday 23 December 2011

写真いろいろ(5)

明日はクリスマスイブ♪

別に特別な予定は立てていませんが。。。(汗)

しばし、クリスマス気分に浸りましょう。o(^-^)o

クリスマスツリー編。

これ、昼間とりました。

         (ゴールド、キラキラです)


これが夜になると?

こんな感じに。


  (ライトアップでおめかし☆)


こちらも、昼間はこんな感じですが・・・

  (オリエンタルな竹が隣にあるのはご愛敬。
   中国人観光客が多いので、サービスの一環かな?)


夜は、きらびやかに☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

  (トナカイさんも一緒です)


イタリアンレストランの入り口も、
クリスマスデコレーション、忘れていません。

  (とてもシックなレストランですよ)


いきなりファッションにシフト。

クリスマスですが、オーストラリアは夏なのです。

         (カラーグラデーションになっているサマードレス)

通りかかるといいな、と思うもの、たまに
ありますが、買いません。

日本応援年なので(私の中で)、ファッション関係も
含めて、買えるものは日本に帰省した時に
買うことに決めているのです。

こちらは、なんだかココ・シャネルの時代を
彷彿とさせる帽子もどき。

  (ファッションは、時代に応じたバリエーションになるだけで、
   基本、過去のもののリバイバルを繰り返す、ような気がします)

ビーチ派ファッションが主流の、パースらしいファッションです。

         (ドロップタイプのピアスとサンダルが夏らしくて
          すてきです)

しかし、オゾン層のないオーストラリアの強烈紫外線が怖くて、
こんなに素肌をさらした恰好、私はできないのですが。。。(>_<)


クリスマスから、さらに離れた写真へ移行。

我家のネコ、ジンジャーは日中の大半を
テラスで寝そべって暮らすのですが、

灰色のお隣さん猫が、いつも昼寝に
ご相伴しております。

  (なぜかカメラ目線で写ってくれた)

朝も、一日の始まりのご機嫌伺いにやってきて、
昼寝の時間になると、これまたやってくる。

これは、もしかして、

御隠居さんの生活パターンか???

ジンジャーは、もらいうけた今年9月時点で
すでに齢10歳。

人間で言えば、中年からご高齢に入ろうと
しているところ。

我家はもしかして、

老人ネコクラブの溜まり場になっているのだろうか?

クリスマスにこんなこと考えている私は一体。。。??

普通に記事を書いてもそうですが、

やはり関係のない話で終わってしまった。

皆様、すてきなクリスマスをお過ごしくださいね~(*^o^*)/~

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Wednesday 7 December 2011

写真いろいろ(4)

ク・リ・ス・マ・ス~

ですね♪

オーストラリアはやることがないものだから、

10月頃からせっせとクリスマスの

ディスプレイを始めます。

10月からちょこちょこ撮り貯めた写真たちを

一挙放出!

10月初旬、早くもショッピングウィンドーが

クリスマスになっていて、ちょっぴり面食らう。


 (逆光している。。。?)


写りがよくありませんな。

もう一枚!



  (ぶれぶれ?)


どうやら光の具合が良くないようなので、( ・(ェ)・)

店内に入って撮った写真を。

はい!



  (ホワイト・ツリーもありですね)


これが10月の光景で、どれだけ違和感あるか、

分かってもらえるでしょうか。

ま、オーストラリアは季節感がないので、

なんでもいいのですが。



  (遊園地バージョンも売っていました)


メリーゴーランド、子供がもらったら

喜ぶかもしれません。

私、小さい時によく動物園に内設された

遊園地へ行って、メリーゴーランド、

乗っていたのですが、回転している最中に、

馬から馬へと乗り移る、というはしたないことを

していた子供でした。だって、上下にも動いては

いるものの、ゆっくりスピードでスリルがなく、

あきてしまうのです。

驁速球で回り、そしてロデオ並みに馬が暴れる、

というメリーゴーランドがあれば、おもしろいのに。


そして、10月の終わり。

街中のディスプレーもだんだんクリスマス

バージョンに。



  (ラッパを吹く天使もいます)


そういえばですね、この場所、

10月末に英国エリザベス女王が来豪し、

CHOGM(英国連邦会議みたいなもの)

をされた場所です。





要するに、イギリスの旧植民地や連邦国家の

首脳クラスが集まって、話し合う会議、

らしいのですが、当然奴隷同然の扱いを

受けているアフリカ諸国の方々も参加されて

いました。文句、出ないんでしょうか・・・?

オーストラリアもたぶん奴隷とまでは行かなくても、

肉体労働者としてよく働き、英国に貢げ、に

似たような扱いかと思われます。

しかし、オーストラリア人は、白豪主義を

振りかざして(というか、人種しか誇れるものがない?)

アジア地域にあれこれ差別的なことを言いますが、

ヨーロッパから来た移民たちに逆差別されてるの、

知っているのかな?(我家に来るヨーロッパ系

の客人は、やんわりとオーストラリア人の

粗野さ、英語が英語に聞こえないことを

吐露します)

お互い様、ってところでしょうか。

大量流入してくる中国移民に選挙権を

与えたことで、政治は中国に牛耳られている、

という噂もありますし、それでなくでも人口比率

的に、もう、中国人の方が多いんじゃないか、

という気がしています。国はオーストラリア

だけど、国民の過半数は中国人、という日も

そう遠くないかも。


エリザベス女王が来豪なさる!というとこで、

なにやらあわただしく、体裁を整えようと、

あれこれやっていました。



 (女王がバーベキューに参加されたテント)


女王が市民と一緒にBBQをほおばる、

イメージアップ作戦を決行されたのですが、

ちょっとしょぼい??

出店数もテーブルも申し訳程度で、

なにやら閑散として寂しい印象を受けるのですが。

ちなみに、女王はソーセージをいただいた、

ということですよ。
(ステーキは固すぎて歯が立たなかったのかも)



(人だかり、反対デモです)

ウォールストリート占拠デモと同じように、

「1%のトップが富を独占するな!」

とか

「Profit(自分たちの利益)のことを話し合うんじゃ

 なくて、People(国民)のことを考えろ!」

とか

「英連邦の一部なんて、イヤだ、独立させろ!」

とか

「アボリジニ(原住民)にも主権を!」

といったデモもしきりに行われていましたよ。

最近電車で見たのですが、切符を持って乗車

しているかどうか抜き打ち検査をしている時、

アボリジニの方だけあからさまにスル―されていました。

つまり、犬と同様、人間扱いされてないのです。

切符を買って乗車する、というような社会意識や知性を

持ち合わせていない、だから無断乗車してても

しょうがない、という扱いなのです。

当然、憤慨していましたよ、その方。

「どうして私だけチェックしないの?切符ちゃんと

 買って持ってるわよ!」

と見せながらわめき散らしていました。

オーストラリアの差別意識は、世界でも一品です。

そんな考え方は、大航海時代からの奴隷貿易じゃ

あるまいし、時代錯誤もはなはだしくて、

「まだそんな時代遅れなことしてたの?」

と見ているこっちが恥ずかしくなります。

今後難民受け入れを50%増やすとか、

動物保護(これまたちょっと難ありですが)とか、

人道的なこともしているのに、この2面性は

なんなんでしょうねえ。他国のかわいそうな人、

絶滅しそうなかわいそうな動物は救ってあげないと

いけないけど、元々住んでいた人の人権は

どうでもいい、とか、やっぱり理解に苦しむ。
そして、イギリスは、どう考えても落ち目の国家。

実質植民地国家を支配できるほどの軍事力も

財力も、もう保持してはいないでしょう。

中東の革命と同じように、遠からずアフリカ諸国も

独裁や搾取構造から脱却して、自分たちの国作りを

できるようになるのでしょうね。


あ、話がそれた。

写真に戻って、


 (女王がBBQで雨に降られたら大変!ということで
  即席で作った雨宿りできる場所)


クリスマスでも、服は夏。


 (サマードレス、かわいい)


  (ForeverNewの服です♪)


日本は、今年はクリスマスイルミネーション、

やるのかな?

日本にいた頃は、毎年、楽しみにしていました。

節電と言っても、LEDライト版だったら、そんなに

電力使わないのでは?

気持ちを明るくすることも、復興の一助です♪

では、これでおしまいー。

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Sunday 4 December 2011

写真いろいろ(3)

怖い顔に似合わずお花が大好きな

夫サリーちゃん、

週末、おもむろに、

「バラでジャムをつくるのだ」

と声高らかに宣言し、我家の庭に咲いている

バラの花をせっせと摘み始めました。

バラジャムは、トルコでは家庭の味でして、

私もトルコに行った時は、義母の作った

バラジャムを朝ごはんにいただいたりして

いました。


  (関係ないネコのジンジャー。段ボール好き♪)


  (お花でおめかしをする乙女でもあります←ウソ、たまたま尻尾の側に花が落ちてただけ)


庭に咲いていたバラはこちら。



  (毒々しい赤ですねー。真っ赤なバラは、そんなに好きでもありません。でもとてもいい匂い)



ボウルが花いっぱいになりました。



  (これで、どれくらいのジャムが作れるかな?)


花弁を一枚一枚丁寧に取っているところ。



  (この作業が一番しんどいのです)


そして、花弁ピック作業、終了!



  (サリーちゃんが台所で花弁を洗っているところ)


そして、仕上がりはというと、



まだ写真撮ってない。。。(え)

朝ごはんなんかでパンと一緒に食す時に

また写真、取りますね。

味見をしたところ、バラのきれいな色は

出ているものの、香りは、ぐつぐつ煮ている時に

揮発してしまったもようで、あまりバラの香りが

しません(泣)

なので、今日はごまかすためにローズティー

で香りをプラスしながらの味見となりました。
(我家、お茶好きです)


12月でもありますし、その他の写真も

のっけましょうか。

いったん切りまーす。

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Thursday 1 December 2011

かわいそうに

昨日、福島原発第一の吉田所長が

体調を崩して入院された、という記事を

読みました。

吉田所長の病気、因果関係の結果は公表

枝野経済産業大臣は、病気療養で入院した東京電力福島第一原発の吉田昌郎所長の病気と被ばくの因果関係について、結果が明らかになれば公表する考えを示しました。

 「ここまで確認されてることからは、そうした可能性はないだろうと思われる。放射線との影響が本当にないのかということについての確認はさせている。これは明らかになれば、どういう結果になっても公表する」(枝野経産相)

 枝野大臣は、吉田所長の病気と福島第一原発での事故の収束作業による被ばくとの間に、現時点では因果関係はないという見方を示した上で、今後さらに詳細を確認し、結果を明らかにする考えを示しました。

 また、吉田所長が入院により異動することで、「いろいろなものに変化が生じるのは否定できない」としながらも、「マイナスの影響が出ない形で進めていけるのではないか」と述べました。(29日13:41)


またまたー。

もう、隠蔽がお上手なんだから。

ほんっとに、バカではないのか??

隠蔽に隠蔽を重ねた政府の言うことなんか、

誰が聞いたって信じませんよ。


吉田所長のメッセージも公開されていましたね。


福島第1原発 吉田所長のメッセージ全文 病名は非公表


 福島第1原子力発電所の皆さん、安定化センターの皆さん、協力企業の皆さん、今日は皆さんにおわびしないといけないことがあります。
 
私は先日検診で病気が見つかり、医師の判断で急きょ入院治療を余儀なくされました。このような状況で発電所長を続けることはできず、残念ながら重要な時期に免震棟を去らざるを得ません。
 
 震災以来一緒に仕事をしてきた皆さんとこのような形で別れることは断腸の思いですし、ご迷惑をおかけすることになり心よりおわびいたします。

 これからは高橋所長のもとで、着実に発電所を安定化させるべく力を合わせ、ご健闘されますことを心より祈っております。

 私も治療に専念し、1日も早く皆さんと一緒に働けるよう頑張ります。

 これからますます寒くなります。皆さん、そしてご家族の方々が風邪などひかれませんよう祈念し、私のメッセージとさせていただきます。



枝野大臣は、病気と放射能の因果関係を

公表する、と言っていますね?

どうせ公表しなければいけないのに、

どうして病名が「非公開」、なんでしょうか?

もう飽きた、このパターン。都合の悪いことになると、

途端に後出し、可能な限り情報公開を遅らせ、

後の祭りになってから、こっそりニュースを

流す。責任をそもそも取る気がないから、

できるだけ逃げよう、逃げようという姿勢が見え見え

です。

医師の判断で急遽入院治療が必要、ということは

そうとう状態が悪いはずです。安静レベルではなく、

入院治療が必要ということは、一刻を争う病気

なのかもしれません。

「急性~」という感じの名前の病名なんでしょうか。

もう分かりきったことかもしれませんが、放射線被曝

に関係した病気であることは、ほぼ間違いないと

思います。でなければ、きちんと公開できるはずです。

どうでもいい芸能人や政治家がちょっと骨折したり

病気になったりしたら、病名も含めて大々的に

報道するのに、どうして今回は隠すの?

おそらく、政府に都合の悪い病名であれば、

意図的に工作して変えてしまうかもしれません。

原発で作業をされている人たち、吉田所長も

含めて、最善を尽くされていると思っていますし、

私は最大限の敬意を持っています。

彼らがいなかったら、日本全体が大変なことに

なっていたはずです。

そして、ここで作業に従事されていらっしゃる

方々が具合が悪くなると、皆同じ病院で治療

を受ける、というようなことも読んだのですが、

ということは、被曝による疾患専門の治療をする

病院なのではないですか?

みんなを同じところに集めているのは、

都合の悪い情報が漏れないように、隠蔽

しやすいようにしているのではないですか?

以前、2名の作業員が、内部、外部被曝を

含めて500ミリシーベルト以上であった、という

記事、ありました。

その時の病院の見解は、「体への影響は見られないので

大丈夫」というような感じで、2人は安堵の表情を見せた、

という具合だったかと思うのですが、

その後の2人の追跡調査はなされているのでしょうか?

このお二人、今も元気でいらっしゃるのかな?

物事は、一過性ではなく、ある一定のスパンを確保して

見ないと、全体像がつかめません。起承転結、原因と結果

が見えてこないのです。

放射能のように、長期的に影響が現れるものなら

なおさらです。メディアの方々、報道したら、しっぱなし

ではなく、その後の顛末についても追跡していただけると

うれしいです。


ここに、もうひとつ記事がありました。

11月12日に、福島原発第一を初めて報道陣に

公開した時の、吉田所長のコメントです。


福島第一原発:報道陣に公開 吉田所長「作業なお危険」


 東京電力福島第1原発事故から8カ月が過ぎ、原発敷地内の様子が12日、初めて報道陣に公開された。現地の事故対応を指揮してきた同原発の吉田昌郎所長(56)は「3月11日(の事故発生)から1週間は、極端なことを言うと『もう死ぬだろう』と思ったことが数度あった」と当時の危機的な状況を振り返った。原発の現状については「原子炉は安定しているが、作業する面では(放射)線量も非常に高く危険な状態だ」と説明した。

 報道陣はバスで1~6号機の周辺を回った後、緊急時対策本部のある免震重要棟に到着。そこで吉田所長が初めて取材に応じた。吉田所長は冒頭、福島県をはじめとする事故の被害者に対し「発電所で事故を起こし、いろんなご迷惑、ご不便をおかけしたことを心よりおわび申し上げたい」と謝罪。「日本全国、世界から支援いただいたことが本当に励みになっている」と感謝の気持ちも強調した。

 同原発では東日本大震災の発生直後、すべての電源を喪失し、原子炉が冷却できない状況になった。吉田所長は「想定が甘かった部分がある。これからほかの発電所もそこを踏まえて訓練、設備を充実させていく必要がある」と事前の想定の不備を認めた。

 3月12日の1号機の水素爆発時は免震重要棟にいたが、「まずボンという音を聞き、1号機が爆発しているみたいだという情報が入ってきた」だけで原子炉の状況は分からず、14、15日には3、4号機でも爆発が発生。原子炉格納容器の損傷した2号機への注水も進まず「一寸先が見えない。最悪、メルトダウン(炉心溶融)も進んでコントロール不能になる、これで終わりかなと感じた」という。

 その後も高濃度の汚染水漏れなどがあり、危機的な状況を脱したと感じたのは「7、8月」。今後は「(年内に原子炉を冷温停止状態にする)ステップ2を確実に終了させるのが一つの目標。中長期のステップを考え、いろいろな提言をし、作業をこなしていくことが福島県民のニーズに応えることになる」と中長期の取り組みになる覚悟を語った。

 同時に「作業員の被ばくの問題は頭の痛い課題」と指摘し、作業・生活環境の改善を政府などに要望自身の被ばく線量を問われると「個人情報なので差し控えるが、それなり(の数値)には、いっている」と述べた。

 吉田所長は東京工業大大学院で原子核工学を専攻し、79年に東電入社。本店原子力設備管理部長など一貫して原子力畑を歩き、10年6月から福島第1原発所長(執行役員)。事故後、当時の菅直人首相は東電への不信感を強め、現地の吉田所長に信頼を置いて事故対応に当たった。
 この日は細野豪志原発事故担当相も原発を視察。記者団に「着実に職場環境がよくなっている。年内の冷温停止状態の達成に向かえるという話なので(ステップ2の)最終作業に入りたい」と語った。【笈田直樹】



11月12日時点、事故から8カ月も経っても

なお、「作業するには、放射線量が高く、非常に

危険な状態だ」とおっしゃっていますね。

そして、「作業員の被曝の問題は頭の痛い課題

と、現場で作業されている方は被曝していることを

はっきり公言しています。

自身の被曝線量についても、

それなりの数値にはいっている
(個人情報なので差し控えるが、と公表できない
 ところがつらいですね)

とご自身でも分かってらっしゃいます。

8か月も現場にいたのでは、致死量を浴びていても

不思議はありません。

おそらく、吉田所長は死ぬ覚悟で指揮に

あたられていたのだろうと思います。

東電は、トップはどうにも情けない面々が揃って

いますが、きちんとした社員もいることは確かです。

その情けない面々はというと、


東電の元顧問2人、退任の翌日に嘱託採用

 東京電力が今年5月、経営合理化のために退任させると発表した顧問11人のうち、元執行役員ら2人が、退任翌日から嘱託社員として勤務し報酬を得ていたことが30日、分かった。

 東電によると、顧問は5月時点で21人で、計2億1900万円の報酬を得ていたが、経費削減などのため6月28日付で11人を退任させた。同時期に、清水正孝前社長ら3人が新たに顧問に就任したが、無報酬とし、顧問全体の報酬総額は計9800万円に圧縮されたと発表していた。

 ところが、退任した11人のうち、元執行役員販売営業本部副本部長(69)と、原子力部門出身の元理事(68)の2人が、翌29日付で嘱託社員として採用されていた。東電は2人の採用をこれまで明らかにしていなかった。


せこい、せこすぎますよ。

退任した翌日に嘱託社員って。。。

なんなんだ、この人たちは。

役員であれば、十分すぎる給与をもらっていた

はずです。

別にお金を稼いじゃいけないとは言いませんが、

状況をわきまえて欲しいです。

自分のこと、保身のこと、お金のことしか

考えていない行動です。

どこまで金の亡者なんでしょうか。

この2名の執行役員、せめて実名を書いて欲しいものです。

どうして同じ東電社員で、原発で作業されている

人たちを尻目に、こういう人たちがのさばっていますかね。

今の時代、隠し事はできません。

以前のように、テレビやラジオしかない時代ではないのです。

しかし、こういう人たちは、自分たちがネットなどを

使わないものだから、世の中の変化に付いていけず、

今までと同じように隠し通せると思っているのでしょうが。

今まで通り、醜い根性で裏でこそこそやって、

そのうち恥さらしになるのがオチでしょう。

自業自得が本人が生きているうちに起きれば、

後世へのよい教訓になると思います。

今までは、あまりにも、悪事を隠し通して人生全う

されてしまう方が、多すぎましたからね。

「悪いことしても、ばれさえしなければ大丈夫なんだ」

と誤った認識をされかねませんでした。

ネットやソーシャルメディアの普及は、賛否両論あるとは

思いますが、タイムリーさの観点から、世の中の

透明性には、間違いなく寄与していると思います。


脱線してしまいましたが、吉田所長が、早く回復し、

復帰(別の形でも)されることを、お祈りしています。

震災から8カ月、今まで、休みもなく、気を抜ける時間は

なかったのだろうな、と思います。

極限の緊張状態で勤務されてこられたのでしょうから、

ゆっくり静養されてください。

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