Saturday 30 May 2009

血液が健康に♪

今日は、血液検査の結果を聞きに、
Chelsea and Westminster Hospital 病院
行きました。


で、本日の結果は、


もう検査しなくてもいいってー キャハハ


やったわ、わたしー GoodJob


白血球が少ないだの、白血球が
正常に働いてないだの、赤血球の
生成がうまくいってないだの、
いろいろ言われましたが、


前回、病院へ行った時、
私がどれだけ健康的な
生活を送っているかを力説 悔し泣きしました。


そうしたら、まだちょっと異常はあるものの、
そこまで健康 走る人な生活をしているのであれば、
今後も良くなっていくだろうし、直す必要がある
部分は、お薬を出すから、それでもういいでしょう、
というのが、本日お医者様が言われたことでした。


ちなみに、力説した内容とは、


食生活は、野菜、お肉、ミルクやシリアルなど
を毎日食べ、食材はオーガニックを選んで
買っている。


朝は7:00 晴れに起き、夜は10:30 満月に就寝。
(ほんとは、もっと夜更かししたいのよー。
でも、夫のサリーちゃんがひとりで寝て
くれないので(なぜならウサギちゃん ウサギだから)
付き合いで早寝になってしまったのよー)


たばこ 禁煙、お酒 カクテルグラスはこの一年やってない
(ちょっとうそ、お酒はたまに飲みます。
先週も飲んじゃった ワイン)。


体に異常と思われる自覚症状が全くない
(これもちょっとうそ。頭痛と吐き気は
しょっちゅうあります。先週末リッツホテルでランチ ナイフとフォーク
したら、コテコテ料理 チーズとワイン ワインに翻弄され、当日と
翌日、ずっと吐き気と戦っておりました。
母親がお寺の人なので、食事は精進料理
に似た、野菜&魚 うお座中心、薄味 お茶で育てられました。
それが影響してか、欧米風の肉食 ハンバーガー、こってりソースなどは、
てきめん胃が拒絶反応を起こします。
フレンチやイタリアンは好きなのに、それに逆らう私の胃。
それに反して、お肉命、バター大好きの夫。
食卓に肉が並ばないと、2,3日で禁断症状を
起こします。なんて似てない夫婦なんでしょ。)


もう毎週のように針が腕に刺さる生活は
いやだったので、ほんとうにホッとしています。


1年の血液検査の日々がやっと終わりました。


ここで病院での小話を。


受付のおじさん、私を見るなり、
「ニホンジン?コニチハ」
と言いながら、両手を胸の前で合わせて
お辞儀してました。
それ、タイのムエタイの試合前の挨拶じゃ・・・。


この人、前回行った時も、
「僕の母親は日本人。韓国のソニーで
グラフィックデザイナーとして働いてる。」
と、うそぶいていました。即席作り話が
上手なのかな。


あと、待合室で待っているとき、日本人の
奥さんを連れた60歳のおじいさんともちょっと話しました。
5人の子供、そして孫1人を持つ大家族のおじいちゃんです。


私や夫や(なんと私の父親まで)の職業までを訊ねたりと
好奇心旺盛で、オーストラリア ヒツジへ移住することを話すと、
イギリスよりはずっと住みよい国だ、と言ってくれました。


このおじいさん、免疫システムが、自分の体を攻撃して
しまう病気らしく、目や耳や皮膚を攻撃されるんだ、と
大変みたいでした。
でも、60年間、何の病気か分からなかったらしく、ここの病院へ
来て、初めて分かったそうです。60年間も我慢してたなんて
辛かっただろうな、と思います。


でも、実は、そのおじいさんに36年間連れ添ってる奥様は、
もっと大変だったんじゃないかな、とちょっと思いました。
原因不明の病気を持った夫を看病するのは、相当な
ストレスのはずです。どう対処するのがいいのか分からない
でしょうし、食事や温度調整(寒・温の具合)、運動させても
いいのかとか、夫に理由もなく八つ当たりされたことも
あったはずです。


この日本人の奥様、常に笑顔を浮かべていましたが、
体はちょっとやせすぎだったし、顔色も茶色で、
そうと言われるまでは、日本人には見えませんでした。
異国の地でご苦労されたんだろうなあ、とちょっといたわって
あげたい気持ちでした。


でも、救われたのが、このおじいさん、ためらいなく
日本人の奥様を、看護婦さんや私の前で褒めて
いたことです。私と話しているときも、
「彼女は素晴らしい(Amazing)女性だ」
と照れも出ず讃辞していました。


話してる途中で、ユダヤ系であることが分かっちゃいました。


なぜなら、夫のサリーちゃんが、アラブ系のレストランは
汚いので行こうとしない、という話をしたら、おじいさん、
アラブの人たちは暑い地域に住んでいるので、清潔に
していないと病気にかかるということを理解しているはず
なので、たいがい清潔なはずだが、と話し、続けて、
出エジプト記(モーセが虐げられていたユダヤ人を率いて
エジプトから脱出する物語)に触れて、病気にかからないために、
いかに清潔を保つことを重んじたか、ということを話し始めたので。


私、人生の中でなぜかユダヤ系の方に遭遇することが
多いです。ユダヤ系の方は、日本人が好きであるような
(異性としてではなくて、国民として)印象があります。


なぜなのでしょう?


第二次世界大戦時に、リトアニアの外交官だった畝原千畝さん
が、ナチスの追害でポーランドから逃れるユダヤ人に、
日本通過のためのビザを発給したことを今でも忘れていないのか?
日本人のやさしく繊細な心情が、迫害の歴史を経た
ユダヤ人の心を慰めるのか?
うーん、なぞです。


何はともあれ、私も、年老いたら、夫のサリーちゃんに
「妻は賢く、気の利く、素晴らしい女性だ」(ほめすぎ?)
と言ってもらえるよう、月日を重ねたいな、と
思うのでした。


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