Saturday 23 May 2009

日本アニメ、こんな国まで

日本のアニメが世界的にも有名なことは、
周知の事実ですが、


なんと、これ、トルコでも同じでした。


一緒に住み始めて間もない頃、
夫のーサリーちゃんに言われました。


キャンディキャンディ、歌って」











「えっ・・・・・・・・!」


どうして「キャンディキャンディ」を知っているのか?


というか、私でさえも、歌のメロディーの記憶と
少女マンガチックな絵は覚えていますが、
正直、何のストーリーだったかは全く覚えていません。


躊躇する私を前に、サリーちゃんは無邪気に


ワタシハ、ワタシワ、ワタシワ キャンディ











と歌いだしてしまいました(男が歌うな、気持ち悪い)。


サリーちゃんによると、昔、トルコでは、
国で決められた番組1チャンネルしか見れなかった
そうです(今はもちろん違いますが)。


そして、そのチャンネルの中に、日本のアニメ、
キャンディキャンディ

母を訪ねて三千里









があったというのです。


私、どちらも見た記憶がありません。
いつごろの放映だったのでしょうか?


母を訪ねて三千里」の方は、
毎回、番組が終わる度に義母が
号泣









して大変だった、という思い出付きの
番組だそうです(サリーちゃん情報によると、
主人公の男の子の名前はマルコ、だそうです)。




どちらの番組も、私は見たことがないのですが、
想像するに、「母を訪ねて三千里」の方は、
母に会うためには、どんな遠い道のりをも、
苦労もへっちゃら、という家族愛を描いたものとして、
トルコ政府から推奨されたのだと思いますが、


キャンディキャンディ」は?


・・・・・・・・
・・・・・・・・


当時の政府役人が少女趣味だった???








全国民が見るべきだと選ばれた番組
なんですよね・・・。


1チャンネルしかないということは、赤ん坊も、
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、
グレてしまった不良息子も、ポチも、タマも、
その時間帯は、みーんな見てるんですよね・・・。


私、わかりませーん!







ちなみに、去年の夏、トルコへ行き、義兄
のお家を訪ねた時も、兄嫁から、


「ねえ、キャンディキャンディ知ってる?
日本のアニメよね、歌って♡」


とおねだりされました(音痴がばれるのがいやで
はぐらかした私)。


キャンディキャンディは、いったい何が
トルコ政府の胸を打ったのでしょうか?


世界名作劇場を見て育った私は、
「小公女セーラ」 や 「足長おじさん」
の方が、苦境に負けちゃいかんよ、
今が辛くても、こうやって耐えて行くんだよ・・・
というメッセージが伝わりそうな
気がするのですが。


でも、日本のアニメがトルコでまで放映されて
いたなんて、光栄です。


今週末は、イギリスは、月曜日がBank Holiday
(銀行お休みの日、昔のイギリスの
銀行員はお休みがなかなか取れなかったのかな?)
のため、3連休です。


本当は、オーストラリアへ移住する前に、
イタリアかスペインに行きたかったのですが、
却下されました・・・。


なので、昨日は足を伸ばして
Hampton Court Palaceへ、
今日はWigmore Hallでピアノのコンサートへ、
そして明日はリッツ・カールトンホテルでランチをしてこようと
思っております。


リッツのランチは、ほんとは今日のはず
だったのですが、Hampton Court Palaceへ
行ったら私の具合が悪くなり、昨日は嘔吐
し続け、今日も胃が泣いているので、
延期しました。


今から腹ごしらえをして(今日は胃にやさしい洋風肉じゃが)
コンサートへ行ってまいります!


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