Tuesday 17 August 2010

【世界のビジネス、ではありません】ちょっと脱線

これは、メルマガで流したものですが、
ビジネスネタではありません。


きっと、昨年以前のレポートなのでしょうが、
日本の自殺者が3万人というのを読んで、
かなり感情に任せて書いたので、
後で読み返すと、なんでこんなこと書いたの?
と恥ずかしくなり、「ハァー」とため息が出るのですが、


一応、書いたものは、載せておこうと思います。


私の感情分は差し引いて、お読みください。(;^ω^A
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こんにちは!



今日はビジネスの話ではありませんが

ご了承くださいませ。









金融工学をこねくり回して作った

素人は誰も理解できないような金融商品、



どんな農薬、化学物質が使われているか

分からない農作物の輸入



何をやっているか、国民のほとんどが知らないが、

莫大な資金を毎年食い続けている、
存在意義がいまいち見えてこない省庁や機関。



これらを通して見えてくるのは、

誰にでも理解できるように透明に作られていないものは、

たいていだまし、ということ。



何かを複雑にすればするほど、本質が隠れていきます。



そして、複雑になればなるほど、

一般の人には理解できないものになり、

理解できないほど難しいものが、立派なものだ、

手の込んだすぐれたものだ、と、思い込まされる。




または理解できないことは、追及しない、
関心を持たないように、誘導されていきます。



そして、その裏で、手ぐすねを引いて

お金があまた入ってくるのを待っている

人たちがいます。



複雑、理解困難になっていくことが、発展や進歩ではないのです。



むしろ反対かもしれないのです。



道路だって、どこを走っているのか分からない
迷路のような道路より、見通しの良い、
目的地にスムーズに分かりやすくいける道路の方がいいのです。



私たちが賢くならなければ、搾取する側はやめません。



たとえ私たちが賢くなっても、それを上回るやり方で、
手を変え品を変え、形を変えて搾取し続けようと

するでしょう。



止めるには、基本に戻ることです。



つまり、説明されても自分には理解できないものには

うかつに手を出さない。



何か裏がある、とまず疑ってみることです。



詳細をあまり言いたがらないものも、「?」と思うことです。



やましいことがないのであれば、自信をもって公開できるはずです。



隠蔽は、騙しと紙一重、表裏一体だと思ってよいと思います。



どんな分野でもそうですが、一流の人たちは、

難しい事柄でも、万人が分かるように、説明することができます。



もし、そのような人が幸運にもいて、自分にも理解でき、
そのメリットが明らかになった場合のみ、購入や利用をすることです。



誰にも分からないように、難解な専門用語を

駆使して煙にまく人は、ペテンだと思っていれば

よいでしょう。相手にしないことです。



これが、身を守る一つの方法になります。



現代のやりかたは、多くが、「儲かる」

という誘惑の形をとってやってきます。



人間の、欲を熟知して、うまく利用しているのです。



しかし、たいていの場合、欲を出して行動した結果は、
最良の結果と言えないことが多いのではないでしょうか?



欲を出した結果が、返ってお金を取られていたりしませんか?



基本に戻り、基本から、ぶれないことです。



人間は、基本的に、衣、食、住、があれば
最低生きていけるはずです。



お金がなければ生活がままならないことも事実ですが、
お金に依存する割合を減らすことはできます。



食べ物は、買うだけでなく、自分で栽培することもできます。



農業のような大掛かりなことを考える必要はありません。



ベランダ栽培でも、プランター栽培でもいいのです。



簡単な野菜で、少量でも、自分で育て、

収穫することができれば、お金から少し自由になれます。



自分が手間をかけられる度合いに合った

野菜や果物を、試行錯誤でも、やってみることです。



今まで私たちの祖先がずっとやってきたことです。



私たちにできないわけがありません。



そして、自分で無農薬で育てたものを食べると、
味の違いにも驚くと思います。



野菜嫌いの子供は多いかもしれませんが、

下手な農薬や化学薬品を塗布しなければ、

とりたて野菜は本来おいしいと思うのです。



衣服だって、生地があれば自分で縫うこともできます。



仕事で必要な資格を取ることに較べれば、

たやすいものです。時間もお金も多大な出費は
必要としないはずです。

そして、いったん技術をつけてしまえば、
それは一生モノです。



住むところがあり、最低限の衣服が揃っており、
自分で食べ物もある程度育てることができれば、
不況など関係ないのです。



メディアがあおっているだけで、

自分さえしっかりしていれば、どこ吹く風なのです。



衣服はいったん買えば(または自分で縫えば)、
そんな何ヶ月で破れてしまうものでもありませんし、

流行に左右されないものを選べば、長く着られて、
多大な出費にはならないはずです。



ただ、品質の良いものを見分ける目を

持つことは必要です。安くて品質の悪いものは、
すぐ破れてしまい、何回も買い替えるうちに、

結局高い買い物になるからです。



そして、なるべく、天然素材のものを

選ぶようにしましょう。



化学繊維は、肌触りや静電気など、

あまり着心地のよいものではありません。



住むところは、賃貸であれば、賃金が払えるくらいの

仕事はやらなければいけません。



もし、持ち家があるのであれば、かなり恵まれています。

食料を育てることにより多くのエネルギーを割くことができ、

自活が早まります。



基本的な生活部分を自分で回していけるようになれば、
自分の生活基盤が確立できます。



そして、政府の年金や、生活保護に頼らなくても
生きていけるようになり、仕事を選ぶも、投資を行うも、

選挙に投票するのも、より冷静に、客観的な判断が
できるようになります。



欲に目がくらんで、訳のわからない

投資をする必要もなくなるでしょう。



より多くの日本人が自活できるようになればなるほど、
国としての立場も強くなります。



日本の、食料や資源の自給率の低さにより、

供給を制限するといった国際政治的な駆け引きや脅しで、
政治的な立場が弱くなることは十分ありうることです。



国民が自活、自給できている国は、他国が脅かしにくくなります。

脅す材料が必然的に減りますからね。



日本の政治家は、必ずしも国民のことを第一に考えて
政治を行っているとは、高らかに言えないかもしれません。



首相が代わっても、国は一向に変わらないのでは、

いらいらしたりもするでしょう。



政治に過剰な期待をしないことです。



政治家に依存しても、今の体制では、

あまりよいことは起こらないでしょう。



依存は、自由と対極にあるものです。



自由になりたければ、依存しないことです。



政治に文句をいう暇があったら、

先に自分で自活してしまうのです。



消費税があがろうが、年金が破綻しようが、

びくともしないようにするのです。



その上で、余った余力で日本のサービスや

技術力をさらに磨いて、世界をマーケットに

勝負するのです。



日本国内で、馬鹿し合い、搾取のし合い

をしている場合ではないのです。



日本では、お互い騙し合って、他人からお金を巻き上げ、

共食いをしているのではないか、とたまに思うことがあります。



少子化の中、日本のマーケットは先細りです。
そんな中でシェア争いをしても、あまり利益率は上がりません。



お隣中国は、巨大マーケットです。



中国もインドも、富豪はたくさんいます。



日本国内で、低価格競争をして、品質を

落としていかなくてもよいのではないかと思います。



日本の技術は優れていますので、

どこの国でもかなわない高品質の

製品を作れば、それを満たすマーケットは

いくらでもあるでしょう。



そして、何回も言いますが、欲を出さず、基本に戻る事です。



基盤をしっかりと作ることです。



人生や世の中は複雑怪奇である必要は

ないのです。情報にむやみやたらに

振り回される必要も、本来ないはずです。



情報過多の時代なので、情報に振り回されるのは
仕方ない部分もあるのですが、できるだけシンプルに
いくことです。



複雑にすればするほど、がんじがらめになって、
身動きがとれなくなってしまいます。



自分でできること、分かることを着実にやっていくことです。



日本人一人が、世界の金融危機を止める手立てを
講じることはできませんが、それに影響を受けない
生活をすることは可能です。



いろんなところで金融危機対策、政治問題など、
議論がされていますが、口で何を言っても変わりません。



行動して、はじめて変わるのです。



自分にできることからコツコツと、

身の回りから、固めていきましょう。



余った余力で日本のサービスや技術力をさらに磨いて、
世界をマーケットに勝負するのです、と前にも書きましたが、



アイデアとしては、



日本は少子化の時代なので、ビジネスのやり方としては、

少数精鋭、高能率部隊で、高品質、そしてあわよくば

高価格路線で国際展開していくというのが、
日本人の能力、技術力を考慮すると、比較的やりやすい

のではないでしょうか?



いろいろ書きましたが、



これは、以前ニュースで、

日本人の自殺者が3万人(統計に入ってないものを
含めると10万とも)というのを読んで、

自分なりに考えたことです。



金融危機は、もはや形を変えた戦争と

同じようになっています。

自殺者の中には、間接的な犠牲者といえる

人たちが少なからずいるはずです。



どうにかできないものか、と考えていたのが、
今日の記事でした。





読んでいただいて、ありがとうございます。



次回は、ちゃんとビジネスアイデアの

話に戻ります。



お楽しみに!

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