Monday 9 August 2010

ビジネスは変わる

これからの時代は、一人ひとりが社長になるかも、
みたいな記事
を以前に書いたのですが、


そして、その背景として、インターネットが
それを後押ししてくれる、とも書きました。


一人ひとりが自分の得意分野でウェブサイトを持てば、
自然とそういう流れになるはずです。


最近は、農業をされている方でも、ウェブ上で、
自分の作った作物を直販していたりします。


自分のサイトに、どのような方法で、
どんなに愛情をこめて育てているかを公開すれば、

熱烈なファンがつくはずです。


そして、中間業者を通して高いマージンを
取られなくても売れるようになるのです。


これは、どんな職業でも当てはまるはずです。


ネットを利用して、自分で起業してしまえば、
見えない中間コストというのがなくなり、
価格低下につながって、購買者は喜びますし、
やる気のある生産者はより受益率を上げる可能性が高くなります。


過去、現在においてもですが、搾取が多すぎる

気がします。中間に入る業者がいくつもあったり、

また、その中間業者は何をやっているのかよく

分からなかったりします。


例えば、銀行のATMの手数料、一定額の預金が

ない人は、取られてしまうと思うのですが、

あんなバカバカしいものはない、と個人的には

思っています。


自分のお金を引き出すだけなのに、なぜお金を
取られないといけないのでしょうか。


銀行にお金を預けたが最後、自分のお金じゃないみたいです。


お昼のランチタイムに引き出そう、と思って、お昼を味わう時間もなく
かきこむようにして食べ、そして、ATMの列に長いこと並び、さらに手数料まで払って
やっと自分のお金を引き出せる、なんて、冗談もほどほどに、の世界です。


出版業界は、これからその中間業者の淘汰が始まります。


電子書籍が、出版社などもろもろの中間業者の必要性を

失くし始めるので、読者は低価格で読むことができ、

著者には、今までとは較べものにならない印税が入るはずです。


出版社(新聞、雑誌も含め)は、その流れに抵抗したいのだと
思いますが、世界の流れがもうその方向でずいぶん進んでしまって
いるので、逆らえないと思います。


そして、それが本来あるべき姿だと思います。


でも、優秀な編集者などは、ちゃんと生き残る、とも思います。


アメリカのアマゾンが行っているような、個人もアマゾンのサイトに
作品をアップロードすれば、誰でも本が売れるような時代に入ると、
猫も杓子も出版し始めて、本の質がいったんものすごく下がることが
予想されます。


そして、ちゃんとした本が読みたい、という購買層の希望から、
振り戻しが来て、優秀な編集者が手掛けた本の売れ行きが良くなり、
自腹を切ってでも、編集者に本の仕掛け人になってもらいたい、

と思う人が増えるだろうからです。


これからは、会社の中で働く、というより、

独立した個人や会社同士が協業する、というスタイル

で仕事を進めることが増えるのではないかと思います。


なんだか、メルマガを書くようになって、世界のいろんな

ビジネスをリサーチしていると、世の中のビジネス

形態そのものが変わっていくかも、と考えることが

多くなりました。


そして、それは喜ばしいことです。


日本は、どうですか。そんな流れ、感じられますか?


何もしてないのに、ただ通過するだけでお金を取る

関所のようなビジネスは、自然となくなっていくと思うのですが、

皆さんはどう思いますか?

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