Tuesday 10 August 2010

働きすぎの日本人へ

がんばれ、ニッポン!というブログの題名にはなっていますが、
誤解を避けるために付け加えておきますと、
日本人に「もっと働け!」といっているわけではありませんよ。


日本人は今でも、多くの人が働きすぎだと私は思っているくらいです。


特に、イギリスやオーストラリアに暮らすと、日本人は、
なんて働きものなんだ、と感心しますが、裏を返すと、
だからこそ、日本の製品やサービスはあそこまで洗練されたものに

なるんですよね。日本の裏表を見るようで、ちょっと複雑な心境になります。


モーレツ社員になって、熱血的に日本を再興するとか、
そういうのではなく(ちょっと疲れますよね)、

今はネット時代になっているので、アイデアとテクノロジーを使えば、
どうにかなることがいくらでもあるのでは、と考えるのです。


ごり押しする必要がなくなってきているのです。


日本人は地頭がいいので、いくらでも独創的なアイデアと
テクノロジーを発展させることは可能で、快適な働き方
を模索することは難しくない、と思います。
邪魔が入らない限り。


むしろ、仕事を楽しみながら、日本を再興することだって
全然可能だ、と思うくらいです。


以前、引きこもりの方たちに関する記事を書きましたが、

この方たちは、上の世代の価値観と違ったものを

持っているだけかもしれません。


繰り返しになってしまうかもしれないのですが、


きっと、私たちの親の世代は、仕事はきつくても、つらくても、
それが当たり前なんだから、我慢して会社に行って働く、
というのが常識になっているのかもしれませんが、

引きこもっている若者たちは、もっと違う価値観、働き方

があってもいいのではないかと感じているのかも、と想像するのです。


働くということは、満員電車に揺られて毎日会社で朝早くから
夜遅くまでオフィスにいる、という固定観念に代表されるものだけでは
ありません。


ネットが普及する前だったら、会社に行くことが唯一の働き方だったことも

否めません。しかし、ITテクノロジーの進歩によって、働き方は多様化しています。

おそらく、上の世代の方たちは、自分たちがやってきた働き方が唯一の働き方と
考えている可能性があります。ストレスといつも背中合わせで仕事をしてきたので、
楽しみながら仕事をする、なんて想像もつかないかもしれません。


外に出る(=会社に行く)ことが、働くことだと信じ、
それを下の世代にも強制するのは、ちょっと酷かもしれません。


私自身も感じていたのですが、会社で、仕事とは関係ないことで、
いちゃもんをつけて、余計なストレスを与えることが、
部下を育てることと勘違いしている人をしばしば見ました。


そして、それによって、業務効率が著しく下がります。

仕事と関係ないことで横やりをいれてきたりされると、邪魔なこと
この上ありません。


部下を育てるどころか、潰してるんじゃないだろうか、

という人も少なからず見てきました。


もちろんりっぱな方も多数いますが、もし、引きこもっていたりする人の中に、
会社で仕事するより、自宅で自分でやったほうが、よっぽど効率もいいし、
成果も上がるよなあ、と考えている人がいたら、私はそれに異を唱えられません。


あら?なんだか過去のうっぷんが出てきているのかな?


攻撃的になるのはやめて、寝ます!(@ ̄ρ ̄@)zzzz


皆さんも、ゆっくり休んで、明日のエネルギーチャージを
たっぷりしてくださいね。
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