Monday 3 October 2011

【世界のビジネス】任天堂Wiiでリハビリ

こんにちは。(^O^)

ネットがつながったので、久しぶりに

世界のビジネスアイデアをご紹介したいと

思います。

日本をどこまでも応援したい私としては、

日本のテクノロジーが世界で貢献しているのを

見るのはとてもうれしいのです。

というわけで、ゲームでおなじみ任天堂のWiiが

アメリカでリハビリの一環として利用されている

例をご紹介したいと思います。


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製品名:WeHab
国:アメリカ


高脂肪、高蛋白の食生活の影響か、

アメリカで長期間に渡る障害を残す原因となって

いるのは、脳卒中がトップです。

そして、障害を克服するために行うリハビリは、

長く根気がいります。

どうせなら、ゲーム感覚で、そして成果も実感できる、

少しでも楽しいリハビリがいいですよね。

元々、体をフィットにすこやかに、の性格を持っていた

Wii Fitなどの延長として、ノートルダム大学は新しい

プラットフォームを作成し、患者に合わせて

カスタマイズできるリハビリツールを開発しました。

それがWeHabです。

Wiiが提供する通常のゲームは、患者には難しすぎるので、

ゲーム内容はセラピー用に改良してあります。



               (踏み台昇降みたい、Wiiのボードです)

【Wii流のリハビリ】

WiiのバランスボードとWebカメラを使用し、

セラピストは患者に合わせたエクササイズを

提供でき、エクササイズの成果は付属のソフトウェア

プログラムがデータを収集、分析し、ビジュアル表示

します。この結果を見て、患者は自分の改善点

が分かるようになっています。


【WeHabの目指す最終形】

ノートルダム大学のチームが最終的に目指して

いるのは、このシステムを病院内だけの使用に

とどまらず、個個人に合わせたカスタマイズ版を

作り、家庭でも使用できるようにできることです。

家庭で使用する場合は、WeHabをTV(たぶんPCもOK)

に接続し、ついでにネットにも接続します。

そうすることで、セラピストは患者のリハビリの様子を

バーチャルで見ることができ、ビデオチャットで

リアルタイムに患者にフィードバックができます。
(セラピストと患者は同じリハビリ成果を画面上で見ている
 のです)

リハビリ進行具合に合わせた「ホームワークセラピー」が

毎日作成されて患者に提供される、というものを作り

たいのです。

で、ちょっとYouTubeを探してみたのですが、

これなんか、似たような感じでしょうか?

「Wii Doctor for Rehabilitation」というものです。

見てみましょうね。





おそらく、ノートルダム大学のチームは

これに近いものを作りたかったのでは

ないかと思うのですが、すでに先越されたかな?

これを見る限り、脳卒中の後遺症のリハビリだけでなく、

スポーツ選手が故障した時のリハビリプログラムの

一環としても使えそうですね。

ニュースでも、Wiiをリハビリに使っておるよ、

というのが紹介されています。





根性と忍耐で乗り越える、という涙、涙の物語

のイメージであったリハビリが、楽しさが加わり、

ついでに一緒にゲームやスポーツを楽しむ

リハビリ仲間と友達になっちゃった、という

ソーシャル面でのおまけつき、

なのです。

こういうのを見ていると、日本ではやりの

「コラボ」という形態が、これから社会を

変えていくキーワードになりそうです。

何と何をコラボさせるのか、どうコラボさせるのか、

というのは、当事者たちのセンスにかかっている

のですが、編集長、映画監督的な役割を果たす

人が、思わぬ革新的偉業を成し遂げそうな

可能性を秘めた分野です。


ITやゲーム関連がコラボの片足を担ぐことが

多くなっていくのではないかなあ、という感じが

しますが。

今回のご紹介は、

ゲーム+医療、でしたが、

IT+ファッション、

ゲーム+料理、

など、一見ITやゲーム機器とは関係なさそうな、

むしろ最も縁が薄そうなものをコラボさせると

思わぬ発展が生まれそうな気がします。

以前オンラインゲームで野菜を育て、実際の

収穫物は自宅に配送される、というバーチャル

農業ビジネスを紹介したことがあるのですが、

農業+ゲームなど、繋げにくそうなものを

繋げる時、最も面白みが出てくるように

思います。

おそらくこういう分野は、私が書かなくても、

日本では何歩も先を行っていると思いますが。


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話は変わって、思うのですが、ゲームは

今や学校の科目分野にも及んでいて、

オーストラリアのお店のソフトウェア関連売り場に

数学や科学、物理、ライティング(作文?)

のソフトが売っていたりします。

ということは、子供たちは、年齢に関係なく、

これでスイスイ先取り学習できてしまうのです。

学校の教室でみんな横並びの進捗で学んでいくスタイル、

というのも壊れていきそうな気がするのですが。

学校で学んでいた頃、できる子もいればそうでない子も

いる、また、ある年齢を境に急激に伸びてくる

子もいる、彼女ができて一緒に勉強するときに

分かってないと恥だから、というので必死に勉強

する男子あり、といろいろなパターンがありましたが、

脳の発達速度、また、そもそもの脳の構造というのも

子供それぞれだと思うんですよね。

それが、なぜか、一緒に横並びの教育に箱詰め

されているのは、いまいち違和感があるのです。

欧米では、飛び級制度など、まだ柔軟なところが

ありますが、日本は、それってまだ適用されて

ませんよね?

日本人の地頭は世界の中でもとてもよいと

確信しています。それがわざわざ足枷をつけられて

才能のある子供が潰れていってるんじゃないかな、

と余計なお世話ですが思うのです。

横並び教育はしない音楽や芸術分野など、

また独創性が問われる料理などの分野では、

日本人の活躍、目覚ましいものがありますよね。

ストッパーをつけなければ、日本人の才能、

もっと開花すると思うのに、もったいないです。

横並び教育の中のエリートの際の果てが、

現在の政治家さんのような人たちなのでは、

とうかつにも思ってしまいます。

あまり将来の子供たちに、あのようにはなって欲しく

なかったりします。。。

なんだかすっかり話が違うところにいっちゃいました。
(いつもの事ですが)


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今回はここまでです。

次回は、日本の震災で発揮されたボランティア精神、

こんなひとひねりはいかがでしょうか?

「ボランティアを乗せて走るバス」

お楽しみに!(^-^)ノ~~

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