Monday 28 September 2009

中国英語はむずかしい

ロンドンにいた頃も、
感じていたことですが、


私、中国人の話す英語が
英語に聞こえません。


オーストラリア生まれの
2世、3世であれば、
訛りもないので大丈夫なのですが、
中国から、私のように移民として
オーストラリアにやってきた方、
もしくは旅行で来ている方、


びっくりするくらい、分かりません。


今日も、散歩の道すがら、
中国人の旅行者カップルに
シティ(パースの中心部)に
どうやって戻ればいいのか
聞かれたのですが、
奥さんと思われる方が最初
話しかけてきたとき、


「え、私、中国人と間違えられてる?」


と思うくらい、英語に聞こえず、
耳をかっぽじってよーく聞こうと
努めても、どうしても中国語にしか
聞こえませんでした。


今までで最高レベルの訛りの
ひどさでした。


「ええっと・・・おっしゃってることが
分からないのですが」


と答えると、


なんと、私が英語を理解できないと
思われたらしく、せせら笑いされて
しまいました。


英語が分からないんじゃなくて、
あなたの発音が、ひどすぎるんですけど・・・


などという失礼なことは言えるはずもなく、


何度かきき返して、ようやく理解でき、
説明したのですが、


ほんと、困っております、
訛りの強い英語。


昨日も、ホテルでお茶をしていると、
若い中国人のお兄さんが声をかけてきて、


「あなた日本人?
ショッピングとかはもうした?
連れて行ってあげるよ」


と、まあ、ホテルにいるから
観光客に間違えられたらしく、
いかにも胡散臭い
ことを話しかけてきたのですが、


私が、近くに住んでる住人だと
答えると、


「あなた不動産興味ある?
案内してあげる」


と、結局あなたは何が言いたいんだ、
っぽくなっていき、最後には、
何やらメモ用紙に何やら書きはじめ、


「旦那さんには内緒だよ」


と渡されたのが、
彼の名前と携帯番号、そして
French Polish Service(??)
と書かれたメモ。


何のことやら訳が分からず、
ごみ箱ポイ行きとなったのですが、
(結構激怒 むかっ


この彼も、家族はシンガポールにいる
と言っていたので、シンガポール系
中国人だと思うのですが、訛っているのに
やたらと早口でしゃべるので、ますます
理解困難をきわめ、しゃべっているだけで、
ものすごく疲れます。


そして、ロンドンに移住した時に口座を
開いたHSBC銀行、オーストラリアでも、
引き続きメインバンクにしているのですが、
HSBCのHSは香港、上海の略ですので、
思いっきり中国系でございます。


ある日、カスタマーサービスにいったら、
出てきたのが、中国人のご婦人。


「ああ、嫌な予感がする・・・ ガーン


と思ったのが迷わず的中。
期待を裏切らない中国訛りを
駆使した英語で、半分程度しか
言ってることが分からず、
一緒に行った夫サリーちゃんに、
対応を任せてしまいました。


ですが、オーストラリアは、中国系の
移民(留学してる学生さんも含め)が
すごく多いのですよね。


接触しないで生きていくことは
不可能だし・・・。


オーストラリア生活、中国系の
方との接点が課題です。


英語は、発音やスラングによって、
カテゴリーができておりますが、
将来、アメリカ英語、イギリス英語、
オーストラリア英語に加えて、
中国英語、という新たなカテゴリーが
できるんじゃないかと思ってしまいます。


私的には、難解度、中国英語に
100点満点! クラッカー 合格
差し上げちゃいます。


同じアジア人だから、
本来なら一番親近感がもてるのに、
一番理解ができない、というのは
辛いものです。


明日は、夫サリーちゃんが8日ぶりに
帰ってきまして、またいろいろお出かけ
することになると思いますので、
明日からのブログ更新は、ちょっと
滞るかもしれません。


皆さま、秋の夜長、ごゆるりと
お過ごしください。

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