公園ひとり占め

私、日本にいた時から、カフェでダラダラ
本を読むのが大好きで、


ロンドンで生活してた時も、その習慣は
やめることなく続き、ついでに本から
残しておきたい言葉などをノートに
メモする習慣がおまけとしてつき、


そして、ここオーストラリアに移住してからも、
やっぱり午後のひと時はカフェで過ごしたい、


そんな思いでカフェをいろいろのぞいてみたのですが、
こちらのカフェは、日本やヨーロッパのように、
ゆっくり本を読む感じではないのかも。


けっこう、皆さま、飲んだり食べたりを終えると、
さっさと立ち去ってしまわれます。


道行く人を眺め、のんびり本を読んで過ごしたい・・・
でも、オーストラリアでは、ちょっと気が引けてしまうのでした。


なので、今日は、家から３０分ほど歩いたところにある、
スワンリバーへ行ってみました。


先週、夫サリーちゃんと散策をし、雄大な川の流れと
心地よい公園の組み合わせ、なかなかよいではないか
と思っていたスポットです。


先週サリーちゃんと行った時撮った写真。







白鳥と、大陸発見したおじさまの銅像を含めた
川の風景。
幼稚園の頃の夢が、白鳥のお母さんに
なりたい、であった私は、ロンドンでも
白鳥の池のほとりに住むことがかない、
そしてここオーストラリア（パース）でも、
スワン・リバー（白鳥の川）を望むことが
できております。ちなみに、ここは、
スワン・ストリート、スワン・バリー（ワイン農場地帯）
など、道路名や地名などにふんだんに白鳥が
使われております。白鳥とは幼いころから
切っても切れない縁だったのね・・・







川のほとりに、ロンドンバスを彷彿とさせる乗り物があったので、
乗客の一人になりすましてみました。
影絵の乗客の中、ひとりカラーで浮いてる私。


なんだか前置きが長くなってしまいましたが、
今日は平日のせいか、というか、週末でも
そうなのですが、


だれーもいません。








だれかー。








だれかいないのー。







やっと見つけた黒鳥（こちらは白鳥が
黒となっております）。黒鳥さんも
一人で寂しそうです。


ロンドンでは、晴れようものなら
公園は人だかりのビーチ状態であったのに
すっかり慣れてしまったので、これはちょっとした
ショックでした。人っ子一人いません。







こちら懐かしのロンドンのハイドパーク風景。


川も公園もひとり占めだけど、
これって、人口密度、少なすぎません？


いいのかな、こんなんで？


もしこれが、私の骨密度だったら、


骨スカスカで、速効お陀仏よー。










もしかして、オーストラリアのオゾン層なし
の日差しを浴びるのを避けて、みなさん
外には出ないようにしてるのかな？


私、皮膚癌一直線コース？？




人がどこでもわらわらと歩いている方が
むしろ心地よく感じる私は（でもあくまで
知らない人が歩いてるの前提、人ごみ
好きなのに、人見知りの、この矛盾した性格）、
かなりのカルチャーショックです。


あまりにも寂しい風景に、心もとなくなったので、
近くにあったインターコンチネンタル系の
バースウッドホテルに行きました。






こちらのホテル、カジノが併設されていました。


ちょっと試しに遊んでみたら、
（といっても、マシンです。しかも、
どういうルールかまったく分からない）


何かに当たったらしく、
１００ドル、出てきました！
しかも、１ドルコインが１００枚で！！







これはイメージです、あしからず。


びっくり、です。


カジノ初体験は、ビギナーズラック、
となりました。


カフェ生活のお預けを余儀なくされ、
ついでにサリーちゃんは今日から来週の
火曜まで家に帰ってこない、寂しい生活
をしている私に、神様がおまけしてくれたのかな。


皆さまにも、ラックのお裾わけを！