Saturday 6 October 2012

【知識は力です】米大統領選に見るアメリカの教育業界 (その3)

1日あいちゃいましたが、土曜は楽しく過ごされ


ましたか?(^∇^)


我家は、投資用の家を物色しに、遠路はるばる


ドライブしておりましたよー。


日本と比べると、オーストラリアはまだ比較的


投資環境はましなようです。でも、私は2009年の


ような世界的な金融危機の時以外は投資はしたく


ないんですけれどね。


旦那さんがなぜか不動産投資に熱くなってしまって、


仕方がないので付き合っています。(^o^;)



で、大統領選におけるアメリカの教育政策について


書いているんでしたね。今日はどこまで書けるかな?


ベッドタイムまで、がんばりますね。



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オバマ大統領は就任期間中、大学教育に並々ならぬ


費用を投入しています。


教育機関への連邦政府資金投入は、オバマ氏が


アメリカを再び世界の中で大学教育のリーダーに


したい、という目標を達成したいという熱意から来る


ものです。


オバマ大統領の目下のターゲットは、2020年までに


どこの国よりも大学卒業生の割合を増やすことです。


例えば、ARRA(The American Recovery and


Reinvestment Act of 2009、アメリカの回復と再投資法)


によって300億ドルが予算として計上されましたが、


これはより多くの学生が大学教育を受けられるように


するためです。


**


オバマ大統領の教育政策の変更と資金投入は、


ARRAだけにとどまりません。


2011年10月には、「Pay As You Earn(稼いだら返済してね)」


計画を宣言しました。


これは、大学卒業生が学費ローンを返済しやすくする


ためのもので、個人の可処分所得の10%を上限とした


返済を可能にするものです。


さらに、ローンは返済20年目以降については免除


という措置も取っています(20年間ローンを支払ったら、


残りの額はチャラ?ほんと???∑ヾ( ̄0 ̄;ノ)


これらの政策は、学費の増加に直面する学生にとって、


見過ごせないものです。


多くの学校は、州政府予算の減少によって、学費を


上げざるを得ない状況に直面しています。


Health Care and Education Reconciliation Act of 2010
(ヘルスケアと教育和解法)


の施行では、400億ドルをペル奨学金プログラムに投資し、


20億ドルを短期大学に提供しました。


これらの財政支援は大学でより必要とされます。それは、


州政府の予算の減少と、景気後退の影響による大学


進学の低下により、2012年までの5年間で収益が


年3.5%で減り、3632億ドルまで落ち込んでいるからです。


一方、短期大学は比較的順調で、2012年までの5年間で


年1.9%の収益の増加があり、616億ドルに伸びています。


しかし、金欠状態の学校は、授業数の削減をしなければ


ならないところも出ています。


が、追加資金措置によって、この授業数削減がある程度


緩和されています。



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今日はここまでで(眠くなってしまいました)。


オバマさんは、大学教育に力をいれようとしておるの


ですな。


これは、国を建て直す正攻法だな、と私は思います。


教育は、その国の国力に直結します。


日本が経済大国に躍り出ることができたのも、親世代が


受けた教育の賜物だと思います。高い教育水準なくしては、


技術を生み出すことも、産業やサービスを成り立たせる


こともできません。


ゆとり教育なんてものを取り入れた日本は、


方向を間違えたかもしれません。
(最近は急いで方向転換しようとしているみたいですが)


鉄は熱いうちに打て、のことわざ通りです。


若いうちにいろんな知識や考え方を学んでおくことは、


人生の骨格を作ります。ここがふにゃふにゃだと、その後


が苦労します。


日本の場合は、大学教育のレベル自体がなんだか怪しい。


遊んでいても卒業できるのではなくて、もう少し切磋琢磨


しないと卒業できないようにした方がいいかも?


父親にこう言われたことがあります。


「私の世代が高校の時に教わっていたことを、今では


 大学で教えている。教育レベル下がってるんじゃないの?」


耳の痛い言葉でした。


日本は、人が資源です。日本は、子供、学生を育てる、


勉学面もだけど、精神面や道徳面もどの国にも負けない


レベルにしていけば、その内きっと結果が出てくると


思いますよ。人への投資は、超長期投資です。ですが、


これが国のためには一番効率がよく、国民も幸せに


なる早道です。


最近、日本で子供への虐待やいじめの報道が多くて、とても


悲しいです・・・(T_T)


大人の世界のしわ寄せを子供が受けているような


気がしなくもない。


守ってあげてくださいね、子供さん。


では、続きはまた次回~。(θωθ)/~

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