Thursday 18 October 2012

【世界のトレンド】召使い的ビジネスが流行る?(その3)

今日は、ショッピングセンターでラテを飲みながら


金融雑誌を読んでいたら、いきなり


「インタビューしていいですか?移民、難民受け入れ


 についてなんですが」


と女の人に声をかけられ、


「私、そういう問題のことはよく知りませんのじゃ・・・」


とかわそうとしたのですが、


「オーストラリアはもっと難民を受け入れるべきだと


 思いますか?」


と聞かれて、


「ええ」


と答えたら、


「あ、じゃあビデオに撮るのでインタビューさせてください」


と言うので、


「えっ、ビデオに撮るのは困ります。((((((ノ゚⊿゚)ノ」


とうろたえたら、


「分かりました、ありがとうございます」


と立ち去ってくれました。


いやはや、冗談ではありません。


私、そもそもオーストラリア国籍でもないのに。


オーストラリアのTVやメディアに私のいい加減な返答が流れたら、


日本の恥さらしになってしまうよ。。。。



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では、気を取り直して、召使い的ビジネスの続きを。


3つのキーワードがありました。


1.オンデマンド


2.時間節約


3.消費者と売り手はもはや対等


今回は、実際の企業を例として挙げてみますよ。p(^-^)q



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「召使い的ビジネス」は、消費者にお試しをさせてあげる



【例1:ヒュンダイのホームショッピング】



私は、個人的に韓国のことは取りあげたくありませんが、


学ぶことに国境はありません。


韓国車でおなじみのヒュンダイですね。


さて、ここが行っているのは?



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2012年5月、ヒュンダイホームショッピングは、新しいモバイル


アプリケーションを導入しました。


その名も「H-Codi」


バーチャルにファッションコーディネートができるプログラム


です。


このアプリから、顧客はバーチャルに商品を試したり試用


することができるのです。


例えば、スマートフォンのカメラから顧客の顔や体を


スキャンし、それを使ってピアスやネクタイ、ハンドバッグ


などのファッション商品をあわせるとどんな風に見えるか


コーディネートして見せてくれます。


この写真は保存ができ、Cacao Talk(韓国のアプリ)やFacebook


を使って友達とシェアすることもできます。



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【例2:オルカ・シボレーのレスキュードライブ】









シボレーのコバルトモデルの販売を促進するために、


ブラジルのカーディーラー、オルカ・シボレーは


「レスキュー・ドライブ」と呼ばれるキャンペーンを2012年


諸島に立ち上げました。


ターゲット層は、車が故障した顧客(不謹慎ですがね・・・)。


車が故障した人たちは、たいていその車に不満を抱いて


いるものです。


路上で立ち往生し、レッカー車を依頼したドライバーに、


壊れた車の代わりに、サプライズでシボレーのコバルト


モデルの試し乗りサービスをしてあげちゃうのです。


テストドライブをして、気に入ったドライバーは、故障した


車にこちらをお買い上げ、なんてことも起こるかもしれません。


絶妙のタイミングをついた、セールスプロモーションで


ござる。( ・д・)/--=≡(((卍



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今回の例は、


召使い的ビジネス」は、消費者にお試しをさせてあげる」


でしたが、いかがでしたかな?


次回の例は、


「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」


です。


では、また次回。(*^o^*)/~

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