Tuesday 3 January 2012

今年もすごいぞ、日本!

お正月早々、大学時代の友人に子供が

生まれたという、嬉しいニュースがあったのですが、ヾ(@^▽^@)ノ

お正月休みに、日本のニュースをチェック

してみると(といってもネットですが)、こちらも

なんだか今年の日本復活を示唆するような

うれしいニュースが目につきました。

やはり、日本のテクノロジーは、半端ではありません。

読んでてぞくぞくしちゃいました。


太陽光で発電する外壁材…パネル不要、低コスト



 屋根などに設置場所が限られるパネル型と異なり、日当たりがよいマンションなどの壁面として使える。再生可能エネルギーの普及に弾みがつきそうだ。超高層ビルの壁に使えば、1、2棟程度でも大型の太陽光発電所(メガソーラー)並みの発電能力を得られるという。

 新たに開発したのは、現在使われているシリコン半導体の代わりに、石油などから作る有機物の半導体を使う有機太陽電池で、現在のパネル型太陽電池より薄くて軽い。光のエネルギーを電力に変換する効率も約11%で、実用化できる水準に達している。発電能力は1平方メートルあたり80ワット程度で、現在使われている一般的なパネル型(変換効率14~15%)の6~7割程度の発電ができる。

 有機太陽電池は重いガラスの基板を使う現在の太陽電池より製造も容易で、生産コストはパネル型の10分の1程度に抑えることもできるという。


(2012年1月2日08時57分  読売新聞)
現在は、屋根の上に設置する、ちょっと不格好な

太陽光パネル、これが壁面で発電できたら、

見た目もスマートになりますし、太陽光発電は

効率が悪い、場所をとる、うんぬんと言っている

反対派の人たちも、考え直すのではないかな?

日本は、けっして日当たりが平均して良い国とは

言えませんが、この技術の恩恵をフルに受けられる

国(オーストラリアも!)はごまんとあります。ね。

輸出技術として、とても期待が持てそうです。

生産コストがパネル型の10分の1、というところも

さすが日本!

海外がまた焼きもちを焼いたり妬んだりして、

技術採用を拒んだり、潰そうとしたり、または

パクって我々がこの技術のオリジナルなのだ

と宣言したりする可能性もなきにしもあらずですが、

我家も、たぶんにもれず、太陽光発電を

設置したいと考えているので(夫サリーちゃんは

あまり乗り気じゃないけど)、もし2013年に

本当に製品化されたら、オーストラリアの我家の

壁面にも取り付けてみたいものだなあ。

費用とご相談ではありますが。。。


まだまだありますよ。

こちらも。


消費電力10分の1、半導体開発へ…電機大手


 日立製作所や富士通、NECなど電機大手が、現在の10分の1の消費電力で動く次世代半導体の共同開発に乗り出す。

 製品を小型化し、電力の消費量を減らしながら、やりとりできるデータの量は大幅に増える。2019年度の実用化を目標としている。クラウドサービスを提供するデータセンターやパソコンなどに使うことを想定している。

 実用化されれば、データセンターに使われるサーバーの消費電力を約3割削減できる。熱の発生を抑えることもできるため、空調設備向けの電力も削減できる。また、高速で省電力になるため、パソコン並みの処理速度を持つCPU(中央演算処理装置)をスマートフォン(高機能携帯電話)に載せることも可能になる。電池の持ちが2倍になるスマートフォンも実現できるという。


(2012年1月2日15時11分  読売新聞)

昨年3月の震災で、原子力発電がないと

電力が足りない、とか抜かすウソつき政府と

東電の茶番劇もありましたし、

そういうところも踏まえて、メーカーさんは

着々と研究開発をすすめていらっしゃったの

でしょうね。

「電力が足りない、どうしよう」

と災難にただおろおろするのではなく、

転機として捉え、よりよい製品を作りあげて

いく、日本人らしい取り組みです。

ほんとに誇りに思います。

半導体だけとはいえ、10分の1の消費電力で

あれば、これからの世界的な使用企業数、個人数

の伸びを考えれば、神様的な技術です。

きっと、この省エネ技術、半導体だけにとどまらず、

他の分野にも応用されそうな気がしますよ。

日本が技術大国であった時代は終わったのだ、

これからは、コンテンツ輸出国に転換だ、

などの声を聞いたりして、それも一理ある、

日本のアニメはどこの国でも盛況ですし、
(オーストラリアでは、クリスマス、年末の
 ゴールデンタイムに宮崎アニメを放送
 していましたよ)

ゲームにしても世界中の子供の心を

がっちり掴んでいます。

ですが、やはり技術開発の大御所的な

存在感を、まだまだ日本は持っている、と

再認識させられました。

2019年に実用化され、世界で脚光のニュースに

なるのを、楽しみにしています!v(^-^)v


そして、最後に極めつけの、こちら。


人を幸せにする技術:清水建設 月にメガソーラー構想

◇変わる エネルギーの未来
 昨年は、東日本大震災と原子力発電所の事故で、エネルギー問題を考え直す年になった。その一方で、将来にわたってエネルギー問題を一挙解決できるかもしれない夢の技術についても構想や開発が進んでいる。日本発の技術が世界のエネルギー問題の解決に大きく貢献する日が来るかもしれない。
 一般家庭以外に、遊休地に太陽光パネルを敷き詰めるメガソーラーも広がりつつあるなか、巨大な太陽光発電所を月に建設するという構想がある。大手ゼネコンの清水建設が提唱する「ルナリング」構想だ。
 月の中心の赤道上は、どの部分かはほぼ常に太陽からの光が当たっている。これを利用するため、月の外周(約1万1000キロ)に太陽光パネルを敷き詰めて発電し、マイクロ波やレーザー光に変換して約38万キロ離れた地球に届ける構想だ。
◇世界の総量確保も
 発電効率を4%程度と仮定すると、幅400キロの太陽光パネルの帯を月面に敷けば、世界で使う年間の総エネルギーを賄うのに必要な8.8テラワット(1テラワットは10億キロワット)を確保できるという。
 パネルの敷設は、地球から遠隔操作できる無人ロボットを活用し、少人数の建設スタッフと共同で作業する。月の表面にはマイクロ波送電アンテナや、レーザー光送光施設を多数設置し、地球側にも受電アンテナ、受光施設をつくる。
 月で採取できる資源も最大限活用する。地球から水素を持ち込めば、酸化物である月の砂で酸素や水を作ることができるほか、セメントやガラス、セラミックも「現地生産」が可能。「太陽電池に必要な主原料も、月には豊富にある」(同社)とみられ、パネルは自走式ロボットが月面で生産する。同社技術研究所の金森洋史宇宙・ロボットグループリーダーは「発電所に必要な個々の原理はすでに実証されている」と自信をみせる。
 課題は、言うまでもなくコストだ。月に建設資材を運ぶには、重さ1キロあたり1億円かかる。不確定要素が多いため総額は計算できないが、膨大な額になる。実現には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や米航空宇宙局(NASA)など世界の英知と資金を集中させる必要がある。
 だが、実現すれば地球での人間の生活は大きく変わる。石油などの化石燃料を発電に使わなければ、空気がきれいになり、地球温暖化も抑制できる。エネルギーコストが高くてリサイクルできなかった素材も再生でき、砂漠の水不足解消や緑化を進めれば、食糧の安定供給にもつながる。
 「決して絵に描いたもちではない。電力不足問題に萎縮しないで、大きい夢を描こう」と金森さんはあきらめずに夢を実現するために一歩ずつ前進することを呼びかけている。【寺田剛】

2012年1月1日

すごい・・・
月の赤道上に太陽光パネルを
敷きつめるんですか。
私も、絵に描いた餅ではないと思いますよ。
世界中の電力がこれで賄えてしまうのであれば、
日本とアメリカ(NASA)のプロジェクトとして
だけではなく、世界的なプロジェクトに発展
させて資金調達してもいいくらいです。
私は地球温暖化論には懐疑的ではありますが、
今は世界的に環境汚染をなくしたい、という
方向にあるので、その論調を利用しない手は
ありません。世界中から資金を調達できたら、
絶対、成功すると思いますよ、これ。
ただ、石油産出国(中東諸国)や、
資源採掘国(オーストラリアやアフリカ諸国、
ロシアなど)が猛反発するかもしれないけど。。。
他に産業がないものだから、自分たちが
食べていけなくなってしまいますからね。
なので、予算は限られてしまうかもしれませんが、
日本はたとえ資金がなくても知恵と工夫で
それを乗り切る、というのを常套手段として
いる国なので、きっと達成できると思います。
しかし、NASAと共同でということであれば、
たぶん報道では
「NASAの歴史的快挙!」
として流されてしまうのかもしれませんが。(・ε・)
「ルナリング」ぜひ成功させて欲しいなあ。

過去にも、日本が飛びぬけて優秀な技術を
開発しても、他国の圧力で潰されて涙をのむ、
という場面がたびたびありました。
主流であったマイクロソフトのOS「Windows」にしても、
日本がそれを上回る「TORON」というOSを
開発し、ヨーロッパなど、アメリカ以外の国では
認められていたのです。
東京大学の坂村教授が開発を進めていたもので、
このTRONは20年前の時点で、Windowsを
凌ぐOSだと言われていました。
が、アメリカ製OSの日本市場への参入を
妨害するものとして圧力を受けたりして
最終的にWindowsなどのOSとの標準化競争に
敗れました…(涙)
日本の開発技術が大好きな父が、電話で
話す時、こういうのを逐一報告してくる
のですが、日本はたとえ開発したとしても、
日の目を見る技術が少ないです。
世界の中では平均的に優秀で勤勉な日本人は、
なにかとやっかみを受けて、叩かれ役に
なってしまうし、世界への売り出し方も
どちらかというと下手なので、技術も
潰されるか、日本限定でしか開花しない
のです。
いつもいつも、いつも思うのですが、
ほんとうにもったいない。
日本の技術開発者さんたちは、私の
憶測ですが、
「社会がより幸せに、人の笑顔が増えるように」
といった、人間的な理念が念頭に合って
開発に携われているような印象を受けるのです。
日本の開発する技術は、温かみを感じさせる
ものが多いです。環境や人にやさしかったり、
世界的に恩恵をもたらす近未来的な技術が
多い。
もういい加減、日本の技術が阻害されずに
解禁できる時代に入っていると思うのですが。
他国の優れた技術は締め出して、わざわざ
自分たちの生活を不便に、ストレスだらけに
しているオーストラリアにも、日本の技術
を浸透させたいものだなあ。
もう、祖父母の時代?と勘違いするような
生活には飽きましたので。
私には、技術を持ちこむという大それたことは
できませんが、日々の生活に使うものや
便利グッズ、品質的デザイン的に優れたものなど、
日本のものが貿易摩擦にならない程度に
ほどほどに入ってくるような環境作りを
パースでもしたいなあ。
元々あまり親日ではないオーストラリアでは
ありますが、今年の震災で、「あら、かわいそう」
と感情がソフトになった面があります。
そのままソフトなままでいてくれたらやりやすい
ですが。
構想はあれども、夫サリーちゃんの協力が
得られなければ、構想止まりですが。
そして、今までは、協力とは無縁の邪魔ばかりを
受けておりますが(かまって欲しいので
焼きもちを焼くのです)。
とりあえずは、日本に帰省した時に、
予算範囲内でしっかり消費して、日本の景気に
微々たる貢献をしてきます。

以上、お正月に見つけた、嬉しいニュースたち
でした。
Hop, Step, Click! Thank you.
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