Wednesday 8 July 2009

愛情表現の遺伝子

夫サリーちゃんとイギリス、オーストラリアで
離れて暮らしているので、
コミュニケーションは、メール 手紙 と電話 電話 です。


そして、いつも言われること、


「どうして、会えなくて寂しいとか、
愛してるとか言ってくれないの? しょぼん


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


私は、結婚する前も、結婚してからも、
埋められない溝があります。


それは愛情表現。


サリーちゃんの愛情表現は、
それはそれは大っぴらでストレート。


ことあるごとに、顔や手にキス キスマーク をし、


「かわいい妻よ」
とか
「世界一の妻だ」


と声高らかに言います。


それに引き替え、私。
自分からキスなどしたこともなく、
「愛してる」どころか、「好きだ」
と言ったことも皆無。


もう、なんか、完全に愛情の一方通行 右矢印
みたいになってしまっています。


確かに、サリーちゃんの親族を見ていると、
夫婦間の愛情がとても細やかな気がしました。


年を取っても、旦那さんの傍に寄り添って、
肩に頭をもたれかけてほほ笑んだり、
旦那さんは、
「私の妻の料理は世界一おいしいんだ」
(↑たぶん私には一生縁のない言葉)
とか
「私は妻と結婚できて幸せだ」
と嬉しそうに言っていました。


それに引き替え私の両親。
私は、両親がキスをするのも、
ハグをするのも、手をつないで
歩くのでさえ、見たことがありません。


私がガッチンガッチンの石頭 ロボット
みたいな愛情表現、両親の影響あり?


けっして器量よし おとめ座 でも手際の良い妻でも
ないのに、妻を持ち上げることこの上ない
サリーちゃんの発言を聞いていると、
高校の時読んだ、椎名誠さんのエッセイを
思い出しました。


はっきり覚えていませんが、こんな話だったと
思います。


椎名さんが海外へ行った時、飛行機 飛行機 に
アメリカ人の団体観光客が乗り込んできて、
奥様の面々が、皆さんとてもお太りになり、
まるでゾウがのっしのっし歩いているようで、
椎名さんはびっくり !? したそうです。
こんな女の人を奥さんにもらった人は、
さぞかしみじめに違いない。


ところがその後見た光景が、
そんな妻に寄り添う夫が、妻の手を取り
なでなでし、愛おしそうに妻を見つめ、
「愛してるよ、お前」
という言葉を口にしたのです。
このような愛情が理解できず、絶句 ドンッ クラッカー した。


みたいな感じだったと記憶しているのですが。
(違ってたらごめんなさい)


私は、この話を思い出して、将来、こんな
カップルになってしまったらどうしよう、
と心配になってしまいました。
どんなに醜くなっても、太っても、サリーちゃんが
変わらず、


「きれいだ キラキラ」 「かわいい ラブラブ


と言い続けたら、私はそれにあぐらをかいて、
努力を怠り、巨大モンスター おやしらずみたいに
なってしまうのかなあ、と。


いつも記事が長いと反省しているので、
続きはまた次回書きますね。


では、また 音譜


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