Tuesday 27 July 2010

引きこもりの特性を生かした仕事

日本では、引きこもりが問題になっている、
と聞きます。


引きこもりはネガティブな意味で使われているようですが、


これは、家にこもったまま働かないから、
社会に貢献しておらず、けしからん、
という意味なのでしょうか?


裏を返せば、家にいても働いていればOK、
ということでしょうか。


家にこもってする仕事はたくさんあります。


作家なんかそうでしょうし、芸術家もそうかもしれません。
在宅で仕事をされているフリーランスや、翻訳家、
など、家にこもってできる仕事は山ほどあります。


PCとネットがつながる環境があれば、さらに仕事の
門戸は広がるでしょう。


以前、何かの記事で読んだことがあるのですが、
アメリカでは、自閉症の人たちに特殊な能力が
あることが認められ、それを生かして社会に
貢献し、喜ばれている、そうです。


確か、アスペルガー症候群の人は、あるきまったパターン
から外れたものを見つける能力が並はずれて高く、
ソフトウェアや、ゲームなどの開発で、バグを見つける
テスターとして非常に優秀だ、のような内容だったと
記憶しているのですが(違っていたらごめんなさい)。




日本でも、引きこもりだ、大変だ、と騒ぎ立てる前に、
彼らにできること、そして、そういう人に特有の特性や
能力を見つけると、以外と社会に大貢献したりするかも。




引きこもっている人が、家で何をしているかのデータを
取ってみると、面白いかもしれません。




ある人は、ゲームばっかりやっているかもしれない。
→ゲーム開発のテスターとして使えないか?
 (プログラムを教えれば、開発者としても
  花開くかもしれない)




ある人は、本や漫画ばかり読んでいるかもしれない。
→漫画好きの人は、自分でも描いていたりする人の
 割合が多いはず。自宅でもできるマンガ作成の
 アシスタントをやらせてみる。


→本が好きなら活字慣れしているので、簡単な
 編集や、校正を任せられるかもしれない。






これは推測のほんの一部ですが、他にも、
調査すればいろいろ見えてくるはずです。




日本の漫画やゲームは、海外でもどんどん人気を得ているので、
iPadなども出てきたことだし、引きこもっている人を動員して、
海外向けにネット配信プロジェクトなんかを企画しても
面白いかもしれません。
(私自身は、ゲームもやらないし、マンガも読まないのですが、
 ほんとにポテンシャルのあるマーケットだと思います。
 宮崎駿のジブリ映画が、どれだけ海外で人気があるかを
 見ても、期待が持てます)




人に対面さえしなければ、話すのは苦じゃない人であれば、
自宅でコールセンターの一部を担わせたり、
リモート秘書(電話の応対や、飛行機、ホテルの予約
など、秘書業務の一部を行う)もできます。




非難するだけでは、何も変わらないのでしょうから、
いっそのことそういう生活生態を逆手にとって
何かできないか、を考えてみる方が、おもしろいのでは、
と思ったのでした。


引きこもりの人向きではないかもしれませんが、
世界ビジネスアイデアも紹介しています。





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