Sunday 18 July 2010

日本企業の世界進出について思うこと(その1)

今日は、サンプルを使ったビジネスについて
メルマガに書いたのですが、


日本は、アイデアを輸出、ということも
十分ありだなあ、と感じました。


今まで、日本が世界に輸出していたのは、
「物」が主体でした。


TV、ゲーム機、オーディオ、車など、


これらは、世界中に競合他社がおり、
日本はとかく技術が優れているので、
他国の企業は品質でかなわなくて、
中にはつぶれるところも出てきます。


オーストラリアに来てから、夫サリーちゃんの
同僚夫妻をBBQに招待した時、ボブさんという
同僚はこんなことを言っていました。


「日本製品が進出したせいで、
 オーストラリアの優良な企業は
 みんな潰れてしまった」


これは、私はかなりこたえました。
(オーストラリアが本当に優秀な企業で
 あったならば、日本製品が入ってきたくらいでは
 潰れないと思うのですが。
 もちろんそんなこと口に出しては言えませんが)


私は、戦後の経済拡大期、バブル期を
企業で働くという形で経験していないので、
どのように日本企業が海外マーケットを
広げていったのかは、分かりませんが、


マーケットをとられた、自国企業を
潰した、という苦い思い出が、他国には
いまだに残っているところもあるようです。


とはいえ、現在オーストラリアのお店で
見るのは、サムスンなどの韓国製、中国製、
が大手を振っており、日本製はちょっと寂しげ
です。


ちょっと脱線しますと、おもしろいのは、
中国製のブランド名。


SONIQ


・・・・あのー


これって、SONYのパクリじゃ、ございません?


ほかにも、PANASONICをもじったそっくりな
ブランド名とか、笑うしかありませんでした。


さすが、コピー大国中国クラッカー


脱線をもとに戻して、


世界各地で作られている製品に対して、
日本がもっと高品質のものを提供する、
というのは嫉妬を買いやすい。


なので、今後は、世界でどこもやってない
アイデアビジネスを、世界に輸出する、というのが、
心証を壊さない、どちらもハッピーなやり方なのかなあ、
と思うのです。


メルマガでは、世界のビジネスアイデアを紹介
していますが、


「お客様は神様です」の精神が息づいている
日本は、アイデアもかゆい所に手が届く、細やかな
サービスが多いです。


他国でやっていない、しかも、未来的な
アイデアを他国に持ち込めば、面白がられ、
歓迎されること、請け合いです。


任天堂Wiiが、よい成功例だと思います。


日本は、ハードでもよいものを作りますが、
ソフトでは、それ以上にユニークなものが出てきそうな
気がするのです。


長くなるので、いったんここで切ります。


メルマガもやっています。
ご興味があれば、読んでみてくださいな。


「世界のビジネスアイデアから学ぼう!」
http://www.mag2.com/m/0001160690.html


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