Sunday 18 July 2010

日本企業の世界進出について思うこと(その2)

続きですが、


日本発で、成功したビジネスモデルとして、
サンプルビジネスをメルマガにも書きましたが、


メルマガには書いていませんが、サンプルビジネスで、
国際展開しようとしている日本発企業があります。


Sample Labという会社なのですが、2007年から2008年
一時期原宿にオープンしていたので、ご存じの方もいらっしゃるかも
しれません。


登録費300円、メンバー費用1年1000円で、サンプルを
試すことができる、メンバー制の形態をとっていました。




がんばれ、ニッポン!



なぜか1年で店舗は閉じてしまい(実験的な試みだったのかな?)、
日本では現在出張店舗しかやってないようなのですが、
2008年から、オーストラリアに拠点を移して、新生スタート
したようです。


HPはこちら。
http://www.samplelab-international.com/index.php




がんばれ、ニッポン!

現在32カ国でフランチャイズ企業を募集しています。


ただ、このビジネスは、やろうと思えば、誰でも
できてしまいそうなので、資金があり、ビジネスマインド
のある海外の実業家は、アイデアだけ盗んで、
自分でちゃちゃっとやってしまいそうです。ショック!


実際、検索してみると、他国で同じようなビジネス、
すでに結構ありました・・・。


すっごくいいアイデアなのになー。
アイデアだけでは、ちょっと弱いようです。


今後、アイデア勝負で行く時の、もうひと工夫が
あるとすれば、ソフトウェアなり、アプリなり、
日本が特許を取っている、テクノロジーを抱き合わせて、
展開していけば、Wiiのように、日本発、ということが
明確になって、いいかも、と思いました。


日本の顧客サービスは世界トップクラスですので、
そこらあたりをなんとかテクノロジー分野と組み合わせたり
しながら、世界の人が喜ぶビジネスを展開してほしいものです。


ほんと、日本人が当たり前と思っていることが、
海外では新鮮だったりします。


日本のおしぼりとか、ファミレスにある、注文が
決まった時に、店員を呼ぶボタンとか、
海外にはないですよ?


あと、吉野家系とかラーメン店にある、
チケットを先に買ってから注文する方法
とか、お会計なくて便利ですよね。


海外の人、珍しがって喜ぶと思うんですが。


さらに考えると、タッチパネル方式で、店員が
注文を取らなくても、注文できちゃうソフトとか、
会計に行かなくても、カード持ってる人は、
自動会計できてしまう機器とか、
作れたら面白そうです。
(もうあります?)


人権費をあまりとれないカフェやレストランで
はやりそうです。


あと、日本のマンガも、もっともっと外国語訳版
が出てきてほしいです。


私自身は、マンガはあまり読まないのですが、
海外には、想像以上の需要があるはずです。
そして、一度読めば好きになり、リピート率も
高いでしょう。


できれば、親の反感をあまり買わないような内容の
ものがいいかも。じゃないと、親世代の
日本文化への批判が強まってしまいますから。
手塚治くらいなら、親も安心して読ませられそう。


マネージャーがドラッガーの本を読んだら、
みたいな本を、先月、日本に帰国した時、
ちらっと見たのですが、ああいうアイデア本も、
どんどん海外に出てきてほしいです。


世界中で作られている競争相手のいる分野
で疲弊していくのではなくて、日本オリジナルの
アイデアビジネスをどんどん輸出していき、
技術大国日本から、アイデア大国日本、というのも、
いいかな、と思うのですが、皆様はどうお考えですか?


それでは、梅雨明けの日本、暑さに負けないよう、
お過ごしください。


メルマガをやっています。
ご興味があれば、読んでみてくださいな。


「世界のビジネスアイデアから学ぼう!」
http://www.mag2.com/m/0001160690.html

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