Sunday 27 November 2011

Lost and Found in Japan 1(前回書けなかったので)

東日本大震災後に日本入りして、

宮城などを取材していた海外の方の

記事をひょっこり目にしました。

震災を取り巻く活動を取材していく中から、

日本の若年層など、日本についての分析も

なされており、役に立つことがあるかもしれないので、

ちょっとつまみ食い的にご紹介。(`・ω・´)ゞ


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震災ボランティアに参加した1人、スガノ マイコさん(27歳)、

彼女は失業中です。

彼女だけにとどまらず、仕事が見つからない若者たち

がボランティアに参加していました。

彼らは「Lost Generation(失われた世代)」と

呼ばれます。(元々は米国で第一次世界大戦中に

成人した男女のことを指しました。日本では、

1990年代の不動産バブルがはじけた後に

この言葉が入ってきました)

バブル崩壊から20年たちましたが、状況は

変わりません。

大手安定企業は、大学卒業者の中からトップの

生徒だけを採用し、中産階級に見合うだけの

給与を与えることがまだできています。

ここで漏れてしまった若者は、スタートアップ企業

からまた次へと、小さな会社を綱渡りしながら

10年以上を過ごしています。


東大の社会学研究員、Michael Dziesinskiは、

「契約社員として採用された人たちは、日本の

企業文化の中では、通常正社員になる見込みは

ありません」と言います。

「日本の若者にとって、就職で問題となのは、

戦後、学校を卒業すればそのまま就職できていた

システムが崩壊していることです。その結果、

ちょっと元気が足りない若者は、社会からこぼれ

落ちてしまいます」

その行く末は、不安定な雇用形態です。

パートやフリーランス、行き当たりばったりの仕事に

就く人は、1980年代から2倍に増え、今日では

労働人口3人に1人がそれに該当します。

第二次世界大戦後の日本は、社会が団結し、

平等主義が浸透し、中流階級の仕事が増加したと

言われていました。日本の米国との結びつきは、

1990年代にかけてより強くなって行きました。

そして、日本経済は、悪い意味で米国のそれと

より類似性を強めて行きました。

収入格差が他の先進国と比べると、広がって

いったのです。ノルウェー、スウェーデンはもとより、

なんとインドよりひどいのです(←これはちょっと信用

できませんが)。


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と、ここまでは失われた世代と呼ばれる

日本の若者についてですね。

これも長いので、続きものになりそうです。

私、そんなに根気が続くかしら。。。?(^_^;)

ではまたー。(*^o^*)/~

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