Saturday 27 February 2010

ひっそり再開です。

こんにちは。


ずいぶん長くご無沙汰しておりました。


日本は春に向けて親指のつま先突っ込んだ、くらいでしょうか。
まだまだ寒いのでしょうね。


こちらオーストラリア、パースは40度を越す
猛夏で、私はグデングデンしております。


ブログを書かなくなって数ヶ月が過ぎてしまいました。


オーストラリア移住当初から感じてはいたのですが、
オーストラリアとは、相性が、あまり良くないようです。
オーストラリアと一口で言っても、広いので、パースに
限ったことかもしれません。


ロンドン生活の中で、日本の快適生活、きめ細やかサービス
というのは、実は他国では当たり前ではないのだという認識は
でき、免疫はできていたはずなのですが、


オーストラリアに来てさらに失ってしまったのが、文化、芸術に触れる
機会です。


日本にいた頃も、ロンドン生活でも、
オーケストラ、バレエ、オペラ、ミュージカル、
コメディー(ロンドンで初めてコメディーデビューしましたが、
コミカルでウィットに飛んでいました。たぶん言葉がわからなくても
楽しめます)
など、何かしら血沸き肉踊る(?)イベントがあり、そして
それらがイライラ、とげとげした心のリセットになっていた
部分があるのですが、


それが激減してしまいました。


確かにオーストラリアにもそういう文化的催しはあるのですが、
1度行くと、もう行きたいとは思わないのです。
うーん、やっぱり、相性の良し悪しなのかにゃあ。


生活全般でも、オーストラリアとはなぜか合わない。


どこへ行っても、何を買っても、やっても、なぜか疲れたり、
製品やサービスに失望したりするだけで、時間とお金の無駄、
と思うようになり、生活に楽しみを見出せなくなってしまいました。


ファッションも、日本にいたころは楽しんでおり、
カフェで通り過ぎる人々の着こなしを見ているだけでも
飽きませんでした。


ロンドンでも、日本ほど通りを歩く人たちはおしゃれでは
ありませんが、カフェは家を出れば随所にあり、
本などを持ち込んで楽しく読書しておりました。


こちらオーストラリアでは、カフェは、電車/バスで
20分くらい行かねば存在せず(近場にあったとしても
ショッピングセンターのご隠居さんの溜まり場)、
カフェで通りを眺めても、道行く人のファッションは、


パジャマ風?
もしくは
通りにたたずんで客を引く売春婦風?


の2パターンが多いように思われます。


お国柄、気候柄、Tシャツに短パンという、日本だったら
夏の部屋着、またはパジャマ代わりであろうと思われる
格好がこちらの外出着の標準なのはわかるのですが、


それ以外で、もう少し何とかしようとしたと思われる
女の人のファッションが、なぜか私には露出狂にしか見えません・・・。


オーストラリアでは肌を露出したもの勝ち!
なのでしょうか。(紫外線大国なのにね)


ですが、残念なことに、見ていて惚れ惚れするような体型の人は
そうそうおらず、オーストラリア典型の、程よい霜降り肉体型の人が
多く、象、カバ(予備軍含む)体型の人も、迷わず露出です。


ファッションは、自分で人様に見せるべきでないと思う部分は
慎んで隠し、自信のある部分はより引き立つように装う、


というほんのちょっぴりのデリカシーがあれば、と思ったりも
しますが、これがオーストラリア流のファッションであるならば、
仕方がありません。
(しかし、夫サリーちゃんは、嬉々としてそのようなファッションを
堪能しています。万年発情状態、です。)


私は、多分、オーストラリアで性犯罪が起こったとしても、
日本にいたときほど同情しないかもしれません。


ここまで読んでくださった方はもうお分かりのように、
私はマイナス思考のスパイラルに落ち込んでいるようです。


夫サリーちゃんにも、


「私、オーストラリア嫌いきらい病にかかったみたい」
(小学生の頃習った、イタイイタイ病みたい)


と白状しております。


ブログを書いたら、毎日こんな感じで、愚痴の大収穫祭だぁ!
になってしまうので、書くのを控えていたのです。


で、何ヶ月かたった本日、久々にブログを開いてみると、
なんと、まだ、ぺタをくれている人がいたのですね。


ジーン、じーん・・・・


とてもうれしかったです。


その方たちへの現状報告のために、
今日はブログを更新しました。


本当に、ありがとうございます。


まだズーンと沈んだ毎日から抜け出せませんが、


そして、まだワクワクオーストラリア生活!
というような記事も無理かもしれませんが、


できることからコツコツと、


こっそり、ひっそり、細々と、


更新しようかな、と思います。


改めて、沈黙期間にペタするひと手間を
かけてくださった皆様に、お礼、感謝の気持ちを
お伝えします。


お元気でお過ごしくださいね。

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