今日も「召使い的ビジネス」の例をごしょうかいー。(^∇^)
昨日は、
「召使い的ビジネス」は、消費者にお試しをさせてあげる
をテーマにご紹介したのでしたな。
今日は、
「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」
で行きまする。(`・ω・´)ゞ
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「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」
【例1:フォルクスワーゲン・チャイナの「ブルーで行こう」】
昨日の韓国に引き続き、今日は中国よ・・・。
あまり取りあげたくない国ですが、学ぶのに
国境はありません!と言い聞かせてみる。
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2012年6月、フォルクスワーゲンは、中国で初となる
エコを啓発するアプリを立ち上げました。
その名も「Blue Mobility」。
このアプリがすることは?
ユーザーが車に乗っている時に、リアルタイムの
ドライビングをモニターし、分析してくれるのです。
その分析結果を踏まえて、余分なガソリンの使用を
控えるようなアドバイスをしてくれる、という訳です。
はてさて、なぜこれがブルーなのでしょうか。
ブルーは、クールな色。分析のイメージ、そしてエコ
のイメージにぴったりだったのかな?
ちなみに、我家の旦那さんは、高速のスピード違反
(9キロオーバー)で、75ドルの罰金を仰せつかりました。
はあ。。。(^o^;)
さ、次々!三 (/ ^^)/
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【例2:Babola社のPlay&Connect】
Babolat社はフランスの会社ですが、こちらの会社、
2013年中に「Play&Connect」なる仕組みを立ち上げようと
しています。
これは、何かというと、テニスのラケットハンドル部分に
センサーが組み込まれており、リアルタイムのプレイ
情報をモニター、解析してくれるのです。
センサーが感知するのは、サービススピード、ヒットパワー、
ボールスピン。
これらの情報に基づいてフィードバックをしてくれるのです。
そのほかにも、ストロークタイプやボールがラケットのどこに
ヒットしたかも分析してくれるので、技術面とゲーム統計
両方を見ることができます。
データはワイヤレスでコンピュータかスマートフォン
に送られ、ユーザーはデータを見て目標を設定できます。
これ、プロテニスプレーヤーなんかは、もう使っているん
でしょうね。
《日本ができること》
テニスバージョンがすでにあるんだから、
日本で人気のサッカーや野球なんかも同じようなツールを
開発してみたらおもしろいですよ。
サッカーだったら、ボールやスパイクに埋め込んでみる、
野球だったら、ボールやバット、ミットなんかからデータが
とれるといい分析結果が得られるかもしれません。
スポーツも科学する時代になっているので、こういうの、
けっこう世界中で引っ張りだこになるかも?
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【例3:中国サバイバルガイド】
「China Survival Guide」は無料のiPhoneアプリで、
中国国内の食品や健康スキャンダルを追跡
してお知らせしてくれます。
ユーザーは、「この食品、粉ミルク大丈夫かな?」という
時にニュースを自分で調べたりする手間が省けます。
このアプリを立ち上げてから、1週間で20万回ダウンロード
されています。
中国は、汚染大国。
環境も、食べ物も、汚染が激しい。
なんとも皮肉なアプリですが、自分や家族の健康を
守りたい人には、願ってもないアプリですよね。
《日本だったら?》
ずばり、放射能情報に関して、同じアプリを作れば
売れると思いますよー。
でも、こんなのは本来政府が主導して作って無料で
国民に開示するべきですが。
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という訳で、
「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」
はこれにておしまい。
次回は、
「顧客がリアルタイムで把握できるようにしてあげる」
に続きますよ。
お楽しみに!\(^_^)/
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