Wednesday, 17 October 2012

【世界のトレンド】召使い的ビジネスが流行る?(その2)

土地を買ってから、どんな家を建てるかなー


とモデルハウスを見に行ったりしていて、


ちょっとご無沙汰になっておりました。


投資用なので、自分が住むわけではないですが、


それでも、ここを借りる人が心地よく住めるような


家にしたいなー、と夢が膨らみます。



さて、今後のビジネストレント、召使いビジネスの


続きを書きますね。


3つのキーワードがあり、1つ目の「オンデマンド」


は前回やりました。


今日は2つ目、「時間節約」行きましょう。(^O^)



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2.時間節約



現代の消費者経済は、無限の豊かさと物質的に恵まれた


環境にありますが、同時に「時間が足りない」という現象を


引き起こしています。


この傾向は、年々大きくなっていると言えます。


調査会社Datamonitorによると、14カ国の調査で44%が


日々の仕事を管理するのが大変で、リラックスする時間を


見つけるのが難しい、と回答しています。



**



消費者は、時間を最大限に利用し、そしてできればそれが


短縮できるツールやサービスを求めています。


現代の消費者は、「今すぐ」満足感を感じたいせっかちさん


が多いので、売り手側は、顧客の要望をできるだけその場で


満たし、超利用しやすいようにしてあげることです。


召使い的ビジネスができることは、あらゆる方法で顧客が


時間を節約できるように手となり足となり、支えてあげる、


これに尽きます。



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ん?なんだか2番目はあっさりと終わったので、


ついでに3番目の」、「お店と消費者はもはや対等」


もやっちゃいましょうね。(^-^)/



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3.「お店と消費者はもはや対等」



ここに、新しい事実があります。


消費者は、以前と同じようには売り手側を見なくなって


います。


○世界中で、有料メディア(TV、雑誌、新聞、広告)を


 信用すると回答したのはたった47%。2009年度の67%


 から20%低下しています。


○世界の消費者の92%が友人や家族からの口コミや


 おススメを信用すると回答しています。


○オンラインレビューは、世界の消費者の70%が信用


 すると言っており、2番目に信用されている広告形態


 です。


(情報元:Nielsen 2012年4月)



○ブラジル、中国、インドの消費者のわずか29%が


 特定のブランドをひいきにすることでお得になったと
 
 回答しています。


(情報元:COLLOQUY and Epsilon's Cross-Cultural Loyalty Study, 2011)



消費者は、大きく他の消費者の言うことを聞き、


信用するようになっています。


売り手側が、彼らのイメージを作り上げたりコントロール


することは、もはや不可能になっています。


上から目線ではもはや売れないのです。


これが、召使い的ビジネスが流行るかもしれない


要因です。


自社のニーズの前に、消費者のニーズを優先させ


なければいけない時代になっているのです。



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はい、3つのキーワードはここまでです。


メディアに関して、TVや雑誌、新聞の凋落はもはや誰の目にも


明らかですが、ビジネスに関しても、投資対効果を


出そうとしたら、従来の広告を売って売って打ちまくる。


そして、外国人モデルを使って、おしゃれなイメージを


植え付けようとしても、それほど効果はないよ。


その代わり、地道に顧客が喜ぶサービスを続け、顧客が


顧客を呼ぶ、口コミやレビューで好循環のスパイラルを


作りあげた方がいいよ、ということなのです。(°∀°)b


つまり、マスマーケティングが終わり、昔のような


ご近所さんや仲間内での評判がものを言う時代に


逆戻りしています。


でも、ネットというツールがあるので、いったん良い評判


を取ると、国内ばかりか世界でも顧客を取れる無限の


可能性があります。


騙し商売や詐欺まがいのビジネスは、けっして長続き


できません。


地道に、健全で人や世の中のためになるサービスや


商品が、売れ続ける。


なんだかよい自浄作用が働いてますよね。


私は、こういう売れ方の方が、断然好きです。


では、次に、どんな企業がこういうコンセプトを取り入れて


ビジネスをしてるかな、というところを取りあげてみますね。


では、また次回!(*^ー^)ノ

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