Sunday 21 October 2012

【世界のトレンド】召使い的ビジネスが流行る?(その5)

今日は、ランチをメキシカンのスナック

ブリトーにしてみたんですが、

オーストラリアはサイズが大きいので、

そのまま夕方までお腹いっぱいで、

夕食は結局パスとなってしまいました。



(これはイメージ図。恵比寿にオープンしたんですね)


これは、夕食代が浮いたということで、

喜ばしいことなんでしょうかな?

むー。(^_^;)


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では、今日も召使い的ビジネスの続きをしましょうね。ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ

昨日は

「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」

でした。

今日は、

「顧客がリアルタイムで把握できるようにしてあげる」

に行きますよ。(σ・∀・)σ


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「顧客がリアルタイムで把握できるようにしてあげる」


【例1:Westfieldのショッピングモール検索】





Westfieldは世界最大のショッピングセンター運営会社です。
(私も、毎日のように、Westfieldのショッピングセンターに
 行ってます三 (/ ^^)/)

Westfieldのショッピングモールに来ている買い物客の

時間を節約できるよう、インモールのモバイルアプリに

Googleの検索機能を追加しました。

ショッピングを楽しむ客は、Westfiledショッピングモール

内のお店の商品を検索したり、価格の比較をしたりできるのです。

気に入った商品があれば、在庫があるか、ワンクリックで

確認できます。

そうしたら、そのお店へGO!

アメリカやオーストラリアの、巨大ショッピングセンターは

結構歩き回らなければいけません。

それを見据えたサービスです。


**


【例2:SK Telecomのスマートカート】







昨年10月、韓国の通信会社SK Telecomは、

ソウルのE-マートストアでSmart Cartのパイロットテスト

をしました。

「Smart Cart」とは、スマートフォンアプリ上に

ショッピングリストを作成でき、商品とその商品の

ディスカウントクーポンを検索できます。

ユーザーログインすればショッピングカートと同期を

とってくれ、リアルタイムの商品在庫やメンバーシップ

ポイント、お会計をしてくれるのです。

SK Telecomは、2013年末までに、韓国と中国で

Smart Cartを立ち上げる予定です。


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はい、今回の

顧客がリアルタイムで把握できるようにしてあげる」

はここまでです。

商品価格を比較してくれるのは、日本でも

「価格.com」などのサービスがありますが、これを追求

していくと、値下げ合戦が過熱して、下請け業者さんが

大変なことになります。

実際、ここオーストラリアでも大手スーパーと契約している

酪農経営者が破綻しています。

低価格競争に巻き込まれたからです。


韓国の、Smart Cart、これって、お会計もスマートフォンで

できちゃうんでしょうかね。

日本のSuicaみたいに、タッチしてGOでお会計が済めば

買い物がもっとスピーディーになって楽ですよね。



次回は、

「顧客が全てをリアルタイムで理解できるようにしてあげる」

です。

今回と次回の違いは、「把握」と「理解」の違いだけでしたね。

えへ。(*^.^*)

懲りずにお付き合いくださいませ~。(^-^)ノ~~

Friday 19 October 2012

【世界のトレンド】召使い的ビジネスが流行る?(その4)


今日も「召使い的ビジネス」の例をごしょうかいー。(^∇^)

昨日は、

「召使い的ビジネス」は、消費者にお試しをさせてあげる

をテーマにご紹介したのでしたな。

今日は、

「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」

で行きまする。(`・ω・´)ゞ


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「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」


【例1:フォルクスワーゲン・チャイナの「ブルーで行こう」】





昨日の韓国に引き続き、今日は中国よ・・・。

あまり取りあげたくない国ですが、学ぶのに

国境はありません!と言い聞かせてみる。

**

2012年6月、フォルクスワーゲンは、中国で初となる

エコを啓発するアプリを立ち上げました。

その名も「Blue Mobility」。

このアプリがすることは?

ユーザーが車に乗っている時に、リアルタイムの

ドライビングをモニターし、分析してくれるのです。

その分析結果を踏まえて、余分なガソリンの使用を

控えるようなアドバイスをしてくれる、という訳です。

はてさて、なぜこれがブルーなのでしょうか。

ブルーは、クールな色。分析のイメージ、そしてエコ

のイメージにぴったりだったのかな?

ちなみに、我家の旦那さんは、高速のスピード違反

(9キロオーバー)で、75ドルの罰金を仰せつかりました。

はあ。。。(^o^;)

さ、次々!三 (/ ^^)/


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【例2:Babola社のPlay&Connect】





Babolat社はフランスの会社ですが、こちらの会社、

2013年中に「Play&Connect」なる仕組みを立ち上げようと

しています。

これは、何かというと、テニスのラケットハンドル部分に

センサーが組み込まれており、リアルタイムのプレイ

情報をモニター、解析してくれるのです。

センサーが感知するのは、サービススピード、ヒットパワー、

ボールスピン。

これらの情報に基づいてフィードバックをしてくれるのです。

そのほかにも、ストロークタイプやボールがラケットのどこに

ヒットしたかも分析してくれるので、技術面とゲーム統計

両方を見ることができます。

データはワイヤレスでコンピュータかスマートフォン

に送られ、ユーザーはデータを見て目標を設定できます。

これ、プロテニスプレーヤーなんかは、もう使っているん

でしょうね。


《日本ができること》

テニスバージョンがすでにあるんだから、

日本で人気のサッカーや野球なんかも同じようなツールを

開発してみたらおもしろいですよ。

サッカーだったら、ボールやスパイクに埋め込んでみる、

野球だったら、ボールやバット、ミットなんかからデータが

とれるといい分析結果が得られるかもしれません。

スポーツも科学する時代になっているので、こういうの、

けっこう世界中で引っ張りだこになるかも?


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【例3:中国サバイバルガイド】






「China Survival Guide」は無料のiPhoneアプリで、

中国国内の食品や健康スキャンダルを追跡

してお知らせしてくれます。

ユーザーは、「この食品、粉ミルク大丈夫かな?」という

時にニュースを自分で調べたりする手間が省けます。

このアプリを立ち上げてから、1週間で20万回ダウンロード

されています。


中国は、汚染大国。

環境も、食べ物も、汚染が激しい。

なんとも皮肉なアプリですが、自分や家族の健康を

守りたい人には、願ってもないアプリですよね。


《日本だったら?》

ずばり、放射能情報に関して、同じアプリを作れば

売れると思いますよー。

でも、こんなのは本来政府が主導して作って無料で

国民に開示するべきですが。


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という訳で、

「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」

はこれにておしまい。

次回は、

「顧客がリアルタイムで把握できるようにしてあげる」

に続きますよ。

お楽しみに!\(^_^)/

Thursday 18 October 2012

【世界のトレンド】召使い的ビジネスが流行る?(その3)

今日は、ショッピングセンターでラテを飲みながら


金融雑誌を読んでいたら、いきなり


「インタビューしていいですか?移民、難民受け入れ


 についてなんですが」


と女の人に声をかけられ、


「私、そういう問題のことはよく知りませんのじゃ・・・」


とかわそうとしたのですが、


「オーストラリアはもっと難民を受け入れるべきだと


 思いますか?」


と聞かれて、


「ええ」


と答えたら、


「あ、じゃあビデオに撮るのでインタビューさせてください」


と言うので、


「えっ、ビデオに撮るのは困ります。((((((ノ゚⊿゚)ノ」


とうろたえたら、


「分かりました、ありがとうございます」


と立ち去ってくれました。


いやはや、冗談ではありません。


私、そもそもオーストラリア国籍でもないのに。


オーストラリアのTVやメディアに私のいい加減な返答が流れたら、


日本の恥さらしになってしまうよ。。。。



**



では、気を取り直して、召使い的ビジネスの続きを。


3つのキーワードがありました。


1.オンデマンド


2.時間節約


3.消費者と売り手はもはや対等


今回は、実際の企業を例として挙げてみますよ。p(^-^)q



**



「召使い的ビジネス」は、消費者にお試しをさせてあげる



【例1:ヒュンダイのホームショッピング】



私は、個人的に韓国のことは取りあげたくありませんが、


学ぶことに国境はありません。


韓国車でおなじみのヒュンダイですね。


さて、ここが行っているのは?



**








2012年5月、ヒュンダイホームショッピングは、新しいモバイル


アプリケーションを導入しました。


その名も「H-Codi」


バーチャルにファッションコーディネートができるプログラム


です。


このアプリから、顧客はバーチャルに商品を試したり試用


することができるのです。


例えば、スマートフォンのカメラから顧客の顔や体を


スキャンし、それを使ってピアスやネクタイ、ハンドバッグ


などのファッション商品をあわせるとどんな風に見えるか


コーディネートして見せてくれます。


この写真は保存ができ、Cacao Talk(韓国のアプリ)やFacebook


を使って友達とシェアすることもできます。



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【例2:オルカ・シボレーのレスキュードライブ】









シボレーのコバルトモデルの販売を促進するために、


ブラジルのカーディーラー、オルカ・シボレーは


「レスキュー・ドライブ」と呼ばれるキャンペーンを2012年


諸島に立ち上げました。


ターゲット層は、車が故障した顧客(不謹慎ですがね・・・)。


車が故障した人たちは、たいていその車に不満を抱いて


いるものです。


路上で立ち往生し、レッカー車を依頼したドライバーに、


壊れた車の代わりに、サプライズでシボレーのコバルト


モデルの試し乗りサービスをしてあげちゃうのです。


テストドライブをして、気に入ったドライバーは、故障した


車にこちらをお買い上げ、なんてことも起こるかもしれません。


絶妙のタイミングをついた、セールスプロモーションで


ござる。( ・д・)/--=≡(((卍



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今回の例は、


召使い的ビジネス」は、消費者にお試しをさせてあげる」


でしたが、いかがでしたかな?


次回の例は、


「顧客に何もかもモニターできるようにしてあげる」


です。


では、また次回。(*^o^*)/~