オーストラリアに住んではや3年。
来たばっかりのころは、右も左も分からなかった
のですが、ちょこちょこオーストラリアで
投資もしていきたいなあ、と考え始め、
豪州で発行される投資レポートを購読して
読んだりしています。
しかし、昨今の投資って、世界の政治
経済が連動してしまっているので、
1国の情勢だけで判断すると、危険そうな
気がするのです(世界金融危機がその例ですよね)。
なので、未だに世界への影響力の強い
アメリカの情勢なども加味するために、
アメリカ業界レポートの簡単なものを
さらっと読んだりしています。
ほんとはヨーロッパ版や中国版も読むと
さらにいいのでしょうが、時間的にそこまでの
余裕なし(悲)。
日本に住んでいる方たちに、どれだけお役に
立つのか分かりませんが、一緒にシェア
しましょう♪
***********************************************
《急成長業界トップ10(アメリカ版)》
米国では、業界、ビジネス、消費者は世界金融危機の
底から抜けだそうとしています。
米国の国内総生産予想は、今後5年間で年平均
成長3.3%で、2007年から2012年のわずか
年平均0.6%の成長から比べると、喜ばしい変化です。
その中でも、特定の業界は、ただ回復するだけで
なく、急成長を見せています。
過去10年間での収益成長率や会社の成長、
それに加えて2017年までの業績予測を加味し、
経済への貢献に基づいた、特筆すべき業界を
リストアップしました。
他の経済回復を上回る、流星のような上昇を続ける
と予想される業界です。
○一般医薬品製造
○太陽光パネル製造
○非営利の大学
○ピラティス&ヨガスタジオ
○日焼け製品製造
○3D プリンター製造
○ソーシャルネットワークゲーム開発
○ホットソース製造
○環境にやさしい建築
○オンラインメガネ&コンタクトレンズ販売
以上の10業界です。(o^-')b
日本とダブる業界はあるかな?
では、これらの業界と絡めながら、
もうちょっと突っ込んだ話を。
[環境にやさしくね]
-太陽光パネル製造業-
ここ12年で、エネルギーコストは大幅に上昇し、
環境を配慮する市民の数は増えています。
それが環境にやさしい業界作りへとつながっています。
太陽光パネル製造業は、その流れの最前線にいます。
2002年から2012年の平均年収益成長率は32.3%です。
(2012年の予想成長率は9.4%)
米政府が石油や他の再生可能ではないエネルギーへの
依存を減らそうとしているので、環境にやさしいエネルギー
企業は、大幅な補助金の恩恵を受けています。
この補助金なしでは、太陽光発電関連企業は
既存の燃料系の発電の中に入り込むことは
できなかったでしょう。
さらに、シリコンの価格が下がり、米企業は海外の
低コスト生産企業と価格的にも競争できるように
なりました。
今後5年間で、太陽光パネル製造業の収益は
年平均8.2%でのびて行くと予想されています。
-環境にやさしい建築業-
建設業界は、世界金融危機で真っ先に煽りを受け
た業界です。
しかしながら、環境にやさしい建築業界は、
環境保護運動からの恩恵を受け、景気後退を
うまく乗り切りました。
2002年以降、年平均28.9%の収益成長を成し遂げ、
2012年の成長予測は18.3%です。
エネルギー効率のよい建物を手がける企業は、
再生可能な材質を用います。
エネルギー効率のよい建築デザインと材質を
推奨する市と州の補助を受けて、環境にやさしい
建築への需要はウナギ登りです。
「Leadership in Energy and Environmental Design(LEED)
(エネルギーおよび環境にやさしいデザインにおける
リーダーシップ)」のような政府プログラムや
エネルギー効率評価の表示(普通、最高5つ星で表されます)
も、需要を後押ししました。
2017年までの今後5年間で、環境にやさしく、持続可能な
建築業界の収益は、年平均22.8%で伸びると予測されて
います。
*************************************************
長くなるので、いったん切りますね。
日本は、あれだけの震災があり、原子力発電は
現実的にもう無理でしょう、というところまで来ているのに、
環境にやさしいエネルギー分野、遅々として
進みませんね・・・
何でもかんでもアメリカの後追いをすればよい
とは思わないので、別に太陽光発電を
日本でも!という気はさらさらありません。
なぜなら、地理的条件が違うから。
日本はどちらかというと、山林が多く、地形も
まっ平らとはほど多く、太陽が常に燦々と
降り注ぐ国でもないので、太陽光よりも、
もっと違った再生エネルギー分野に力を
注いだ方がよくない?と思います。
温泉体質を生かした地熱発電とか、藻油
とか、他にもいろいろありそうです。
あ、でも、エネルギー効率のよいものを生産
することにかけては、建築であれ、電化製品であれ、
車であれ、日本はかなりいい線行っていると思いますv(^-^)v
省エネ家電とか、もっと海外で活躍して欲しいなあ。
環境にやさしい、エコだ、という謳い文句で、
韓国企業の家電がどんどんオーストラリアに
進出していますよ。
私は製品的には日本の方が優れていると
思うのですが、セールス、マーケティング力で
負けているんだと思います。
お次のお題は
[健康でいてね]
です。
続きますよ。(^-^)ノ~~
来たばっかりのころは、右も左も分からなかった
のですが、ちょこちょこオーストラリアで
投資もしていきたいなあ、と考え始め、
豪州で発行される投資レポートを購読して
読んだりしています。
しかし、昨今の投資って、世界の政治
経済が連動してしまっているので、
1国の情勢だけで判断すると、危険そうな
気がするのです(世界金融危機がその例ですよね)。
なので、未だに世界への影響力の強い
アメリカの情勢なども加味するために、
アメリカ業界レポートの簡単なものを
さらっと読んだりしています。
ほんとはヨーロッパ版や中国版も読むと
さらにいいのでしょうが、時間的にそこまでの
余裕なし(悲)。
日本に住んでいる方たちに、どれだけお役に
立つのか分かりませんが、一緒にシェア
しましょう♪
***********************************************
《急成長業界トップ10(アメリカ版)》
米国では、業界、ビジネス、消費者は世界金融危機の
底から抜けだそうとしています。
米国の国内総生産予想は、今後5年間で年平均
成長3.3%で、2007年から2012年のわずか
年平均0.6%の成長から比べると、喜ばしい変化です。
その中でも、特定の業界は、ただ回復するだけで
なく、急成長を見せています。
過去10年間での収益成長率や会社の成長、
それに加えて2017年までの業績予測を加味し、
経済への貢献に基づいた、特筆すべき業界を
リストアップしました。
他の経済回復を上回る、流星のような上昇を続ける
と予想される業界です。
○一般医薬品製造
○太陽光パネル製造
○非営利の大学
○ピラティス&ヨガスタジオ
○日焼け製品製造
○3D プリンター製造
○ソーシャルネットワークゲーム開発
○ホットソース製造
○環境にやさしい建築
○オンラインメガネ&コンタクトレンズ販売
以上の10業界です。(o^-')b
日本とダブる業界はあるかな?
では、これらの業界と絡めながら、
もうちょっと突っ込んだ話を。
[環境にやさしくね]
-太陽光パネル製造業-
ここ12年で、エネルギーコストは大幅に上昇し、
環境を配慮する市民の数は増えています。
それが環境にやさしい業界作りへとつながっています。
太陽光パネル製造業は、その流れの最前線にいます。
2002年から2012年の平均年収益成長率は32.3%です。
(2012年の予想成長率は9.4%)
米政府が石油や他の再生可能ではないエネルギーへの
依存を減らそうとしているので、環境にやさしいエネルギー
企業は、大幅な補助金の恩恵を受けています。
この補助金なしでは、太陽光発電関連企業は
既存の燃料系の発電の中に入り込むことは
できなかったでしょう。
さらに、シリコンの価格が下がり、米企業は海外の
低コスト生産企業と価格的にも競争できるように
なりました。
今後5年間で、太陽光パネル製造業の収益は
年平均8.2%でのびて行くと予想されています。
-環境にやさしい建築業-
建設業界は、世界金融危機で真っ先に煽りを受け
た業界です。
しかしながら、環境にやさしい建築業界は、
環境保護運動からの恩恵を受け、景気後退を
うまく乗り切りました。
2002年以降、年平均28.9%の収益成長を成し遂げ、
2012年の成長予測は18.3%です。
エネルギー効率のよい建物を手がける企業は、
再生可能な材質を用います。
エネルギー効率のよい建築デザインと材質を
推奨する市と州の補助を受けて、環境にやさしい
建築への需要はウナギ登りです。
「Leadership in Energy and Environmental Design(LEED)
(エネルギーおよび環境にやさしいデザインにおける
リーダーシップ)」のような政府プログラムや
エネルギー効率評価の表示(普通、最高5つ星で表されます)
も、需要を後押ししました。
2017年までの今後5年間で、環境にやさしく、持続可能な
建築業界の収益は、年平均22.8%で伸びると予測されて
います。
*************************************************
長くなるので、いったん切りますね。
日本は、あれだけの震災があり、原子力発電は
現実的にもう無理でしょう、というところまで来ているのに、
環境にやさしいエネルギー分野、遅々として
進みませんね・・・
何でもかんでもアメリカの後追いをすればよい
とは思わないので、別に太陽光発電を
日本でも!という気はさらさらありません。
なぜなら、地理的条件が違うから。
日本はどちらかというと、山林が多く、地形も
まっ平らとはほど多く、太陽が常に燦々と
降り注ぐ国でもないので、太陽光よりも、
もっと違った再生エネルギー分野に力を
注いだ方がよくない?と思います。
温泉体質を生かした地熱発電とか、藻油
とか、他にもいろいろありそうです。
あ、でも、エネルギー効率のよいものを生産
することにかけては、建築であれ、電化製品であれ、
車であれ、日本はかなりいい線行っていると思いますv(^-^)v
省エネ家電とか、もっと海外で活躍して欲しいなあ。
環境にやさしい、エコだ、という謳い文句で、
韓国企業の家電がどんどんオーストラリアに
進出していますよ。
私は製品的には日本の方が優れていると
思うのですが、セールス、マーケティング力で
負けているんだと思います。
お次のお題は
[健康でいてね]
です。
続きますよ。(^-^)ノ~~
No comments:
Post a Comment