《急成長業界トップ10(アメリカ版)》
アメリカの成長著しい業界は、以下の10業界。
○ジェネリック医薬品製造
○太陽光パネル製造
○営利大学
○ピラティス&ヨガスタジオ
○日焼け製品製造
○3D プリンター製造
○ソーシャルネットワークゲーム開発
○ホットソース製造
○環境にやさしい建築
○オンラインメガネ&コンタクトレンズ販売
*********************************************
で、前回は、
《健康でいてね》 と 《頭角を現すテクノロジー》
のテーマでお話ししたのですが、
今回は、最後、
《その他の新星業界》
行きましょうか。
********************************************
《その他の新星業界》
2012年、営利大学業界の収益は5%の伸びになると
予想されており、今後5年間では年平均3.6%です。
近年では、より多くの高校生が卒業後に大学進学
への道を希望しており、従来の公立、私立大学へ
の入学資格への門戸はだんだんと狭くなっています。
(ん?日本と逆ですね。日本の大学は、競争倍率が
低下して、門戸が広がっているのでは?)
それと同時に、州政府のこれらの教育機関への
予算カットが、大学が生徒増加に対応することを
妨げています。
高まる大学教育への需要を緩和するために、
営利大学業界は米国では普及してきています。
2002年以降、営利大学業界は年平均13.6%の
勢いで伸びてきました。
営利大学のクラスは、TVやインターネットなど、
通信によって提供されるものが多いです。
オンライン授業による低コスト化が、特にこの業界
の拡大に寄与しています。
さらに、景気後退によって生じた高い失業率
により、労働者や職が見つからなかった高校
卒業生は、雇用市場をうろつくのではなく、教育を
続ける選択をするようになりました。
州予算からの独立と、私立校の高い授業料を避ける
ために、営利大学は、株を投資家へ売り出し、成長を
しています。
**
ジェネリック医薬品製造業界は、ここ10年間で
堅実な成長を続けてきました。
年平均成長率は9.6%です。
米国の人口構成における中年層の増加により、
より多くの消費者が処方箋薬をさらに必要と
するようになったのです。
ジェネリック薬品は、特許保護外で売られるので
通常のブランド名の付く薬よりも安くなる傾向が
あります。
ヘルスケア費が増大する中、これは助かります。
多くの業界では、投資対効果の出ない工場は
閉鎖し、コスト削減と利益幅拡大のために営業職
は解雇します。
しかし、個人保険に加入する資格がある消費者が
増大する中、保険会社は低価格の薬によってより
レバレッジを得るので、そのためジェネリック医薬品業界
の利益率は下がる可能性もあります。
それでも収益は増加すると見込まれています。
2012年度の収益増加は8.1%、2017年までの年平均
収益増加率は6.3%と予測されています。
**
ホットソース製造業界は、ここ10年で急成長
しました。
年平均9.3%の収益増加です。
2012年は4.5%の収益増加見通しです。
金融危機による景気後退によって、成長は停滞
したものの、2010年と2011年で素早く巻き返し、
食品セクターでは急成長している分野に
なります。
ホットソースの需要は、人口統計学的な
消費動向、移民、カナダ、英国、日本からの
国際的な需要によって後押しされました。
アメリカ人の味の好みが多様化し、ホットソースが
食卓テーブルでの地位を確立しています。
スーパーや食料品店では消費者の好みの変化
を反映してホットソースを置くようになり、
食品小売店でもより多くの棚がエスニック食品
で埋まるようになりました。
従来のスーパーよりもホットソースの品ぞろえが
豊富なことにより、エスニックスーパーも急成長
しています。
ホットソース熱は、まだまだおさまりそうにありません。
今後5年間で、業界の収益は年平均4.1%で増加していくと
予想されています。
*********************************************
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。(‐^▽^‐)
営利大学については、日本でもTVで受講できる
放送大学などがありますよね。
ネットの普及と、人のライフスタイルもこれから
どんどん多様化していくのでしょうから、日本でも、
ネットやTVで受講できる、というこの手の選択肢は
これから伸びるかもしれませんね。
今までは大学のブランドで選んでいた傾向が
あると思うのですが、もし有名教授の講義が
オンラインで受講できるようになったら、
大学という箱にとらわれない、もっと柔軟な
教育システムになっていくかもしれません。
アメリカでは、すでにハーバードやエール大
などでも、オンライン受講できる講義が
多数あり、中にはオンライン教育で単位を
取得できるものもできていますよ。
ジェネリック医薬品に関しては、高齢化の日本も
同じような状況かもしれません。
が、日本には、あえて「脱薬」社会を目指して
欲しいのですよね。
病院に行っても、やたらめったら処方箋を
出される(これは、出すことによってポイントが
高くなり、お医者さんが儲かるから、なのだそう
ですよ)こと、ありますよね?
「これ、ほんとにこんなに必要なのかなあ」
と思いつつ、途中で服用をやめてしまったこと、
私は多々あります(でもたいていの場合治ります(^o^;))
深刻な病気や大けがはともかく、日本は昔から
おばあちゃんの知恵的な予防医学の考え方、
多くあったはずです。
食材から、できるだけ病気にならない体つくり
をし、できるだけ薬には頼らない、
ということが実現できるようになると、
国家財政をかなり圧迫している保健医療費、
大幅に削減できますよーo(^-^)o
国の借金が毎年増えて行くのを見るのは、
私も辛いです。
政府の財政支出の仕方を変えるのが、もちろん
先ではありますが、国民自身にも、こういった
病気にならないことで国家負担を減らす、
という貢献をすることもできまするぞ。
日本人は世界一医者いらずの国民だ、
という評判が世界でたつようになれば、
「なぜだろう?」
と興味しんしんになるのは世の常。
日本の食生活や使われる食材に注目が
集まるようになり、
今でもヘルシーさで人気の日本食に、さらに
人気がヒートアップするかもしれません。
(といっても、海外の日本料理店は、
8割がた、中国系か韓国系の方が
やっていますが・・・)
ホットソースって、日本で流行ってるんでしょうか?
(もう4年日本で暮らしてないので、分からない(TωT))
「食べるラー油」が一時期人気だ、というのは
姉がイギリスの我家に遊びに来た時に
お土産でもってきてくれたので、知っていたのですが。
うーん、でも、日本は中国や韓国料理の影響を
多分に受けているので、
ホットソースではなくても、辛系のソースは
いろいろありそうですよね。
近年は、タイやベトナムなどの東南アジア
料理もにわかに人気がありますしね。
こうなったら、日本もソースを輸出するのだ!
醤油は今や、どこの国に行ってもスーパーで
見つけることができます。
醤油だけじゃなく、最近ではキッコーマンが
テリヤキソースや(照り焼き料理、オーストラリアでは
大変人気があります)、炒め物用ソースなど、
醤油から派生させた商品をいろいろ開発して
出しています。
そう考えると、ソース系は、日本はかなり活躍
しているのかもしれませんね。
私の念願として、もう1つ(いや、2つ)進出して欲しい
ものがあるとすれば、
インスタント食品と冷凍食品。
日本のインスタントラーメンやインスタントスープ、
冷凍食品は、絶品なのです!
イギリスでも、オーストラリアでも、この手の物を
試したのですが、間違いなく2度と試そうかという気が
起こらなくなります。
それくらいまずい。。。( ´(ェ)`)
インスタント麺やうどん、インスタントスープや
インスタントみそ汁など、私は日本から
自宅用に転送してもらっています。
あ、あと、お菓子などのスナック系も。
日本はこういう部分、とても商機があるように
思うのですが、進出しないのでしょうかね。
もったいないですね。
海外で、「日本インスタント食品館」
みたいなスタンドを作って、屋台のように
売ったら、たいそう繁盛しそうな気がします。
それくらい、日本のインスタント食品や
冷凍食品は優れています。
長くなるので、今回はこれで切ります!
また、業界レポート、別ネタで書きますね。
それでは~(^-^)ノ~~
アメリカの成長著しい業界は、以下の10業界。
○ジェネリック医薬品製造
○太陽光パネル製造
○営利大学
○ピラティス&ヨガスタジオ
○日焼け製品製造
○3D プリンター製造
○ソーシャルネットワークゲーム開発
○ホットソース製造
○環境にやさしい建築
○オンラインメガネ&コンタクトレンズ販売
*********************************************
で、前回は、
《健康でいてね》 と 《頭角を現すテクノロジー》
のテーマでお話ししたのですが、
今回は、最後、
《その他の新星業界》
行きましょうか。
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《その他の新星業界》
2012年、営利大学業界の収益は5%の伸びになると
予想されており、今後5年間では年平均3.6%です。
近年では、より多くの高校生が卒業後に大学進学
への道を希望しており、従来の公立、私立大学へ
の入学資格への門戸はだんだんと狭くなっています。
(ん?日本と逆ですね。日本の大学は、競争倍率が
低下して、門戸が広がっているのでは?)
それと同時に、州政府のこれらの教育機関への
予算カットが、大学が生徒増加に対応することを
妨げています。
高まる大学教育への需要を緩和するために、
営利大学業界は米国では普及してきています。
2002年以降、営利大学業界は年平均13.6%の
勢いで伸びてきました。
営利大学のクラスは、TVやインターネットなど、
通信によって提供されるものが多いです。
オンライン授業による低コスト化が、特にこの業界
の拡大に寄与しています。
さらに、景気後退によって生じた高い失業率
により、労働者や職が見つからなかった高校
卒業生は、雇用市場をうろつくのではなく、教育を
続ける選択をするようになりました。
州予算からの独立と、私立校の高い授業料を避ける
ために、営利大学は、株を投資家へ売り出し、成長を
しています。
**
ジェネリック医薬品製造業界は、ここ10年間で
堅実な成長を続けてきました。
年平均成長率は9.6%です。
米国の人口構成における中年層の増加により、
より多くの消費者が処方箋薬をさらに必要と
するようになったのです。
ジェネリック薬品は、特許保護外で売られるので
通常のブランド名の付く薬よりも安くなる傾向が
あります。
ヘルスケア費が増大する中、これは助かります。
多くの業界では、投資対効果の出ない工場は
閉鎖し、コスト削減と利益幅拡大のために営業職
は解雇します。
しかし、個人保険に加入する資格がある消費者が
増大する中、保険会社は低価格の薬によってより
レバレッジを得るので、そのためジェネリック医薬品業界
の利益率は下がる可能性もあります。
それでも収益は増加すると見込まれています。
2012年度の収益増加は8.1%、2017年までの年平均
収益増加率は6.3%と予測されています。
**
ホットソース製造業界は、ここ10年で急成長
しました。
年平均9.3%の収益増加です。
2012年は4.5%の収益増加見通しです。
金融危機による景気後退によって、成長は停滞
したものの、2010年と2011年で素早く巻き返し、
食品セクターでは急成長している分野に
なります。
ホットソースの需要は、人口統計学的な
消費動向、移民、カナダ、英国、日本からの
国際的な需要によって後押しされました。
アメリカ人の味の好みが多様化し、ホットソースが
食卓テーブルでの地位を確立しています。
スーパーや食料品店では消費者の好みの変化
を反映してホットソースを置くようになり、
食品小売店でもより多くの棚がエスニック食品
で埋まるようになりました。
従来のスーパーよりもホットソースの品ぞろえが
豊富なことにより、エスニックスーパーも急成長
しています。
ホットソース熱は、まだまだおさまりそうにありません。
今後5年間で、業界の収益は年平均4.1%で増加していくと
予想されています。
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。(‐^▽^‐)
営利大学については、日本でもTVで受講できる
放送大学などがありますよね。
ネットの普及と、人のライフスタイルもこれから
どんどん多様化していくのでしょうから、日本でも、
ネットやTVで受講できる、というこの手の選択肢は
これから伸びるかもしれませんね。
今までは大学のブランドで選んでいた傾向が
あると思うのですが、もし有名教授の講義が
オンラインで受講できるようになったら、
大学という箱にとらわれない、もっと柔軟な
教育システムになっていくかもしれません。
アメリカでは、すでにハーバードやエール大
などでも、オンライン受講できる講義が
多数あり、中にはオンライン教育で単位を
取得できるものもできていますよ。
ジェネリック医薬品に関しては、高齢化の日本も
同じような状況かもしれません。
が、日本には、あえて「脱薬」社会を目指して
欲しいのですよね。
病院に行っても、やたらめったら処方箋を
出される(これは、出すことによってポイントが
高くなり、お医者さんが儲かるから、なのだそう
ですよ)こと、ありますよね?
「これ、ほんとにこんなに必要なのかなあ」
と思いつつ、途中で服用をやめてしまったこと、
私は多々あります(でもたいていの場合治ります(^o^;))
深刻な病気や大けがはともかく、日本は昔から
おばあちゃんの知恵的な予防医学の考え方、
多くあったはずです。
食材から、できるだけ病気にならない体つくり
をし、できるだけ薬には頼らない、
ということが実現できるようになると、
国家財政をかなり圧迫している保健医療費、
大幅に削減できますよーo(^-^)o
国の借金が毎年増えて行くのを見るのは、
私も辛いです。
政府の財政支出の仕方を変えるのが、もちろん
先ではありますが、国民自身にも、こういった
病気にならないことで国家負担を減らす、
という貢献をすることもできまするぞ。
日本人は世界一医者いらずの国民だ、
という評判が世界でたつようになれば、
「なぜだろう?」
と興味しんしんになるのは世の常。
日本の食生活や使われる食材に注目が
集まるようになり、
今でもヘルシーさで人気の日本食に、さらに
人気がヒートアップするかもしれません。
(といっても、海外の日本料理店は、
8割がた、中国系か韓国系の方が
やっていますが・・・)
ホットソースって、日本で流行ってるんでしょうか?
(もう4年日本で暮らしてないので、分からない(TωT))
「食べるラー油」が一時期人気だ、というのは
姉がイギリスの我家に遊びに来た時に
お土産でもってきてくれたので、知っていたのですが。
うーん、でも、日本は中国や韓国料理の影響を
多分に受けているので、
ホットソースではなくても、辛系のソースは
いろいろありそうですよね。
近年は、タイやベトナムなどの東南アジア
料理もにわかに人気がありますしね。
こうなったら、日本もソースを輸出するのだ!
醤油は今や、どこの国に行ってもスーパーで
見つけることができます。
醤油だけじゃなく、最近ではキッコーマンが
テリヤキソースや(照り焼き料理、オーストラリアでは
大変人気があります)、炒め物用ソースなど、
醤油から派生させた商品をいろいろ開発して
出しています。
そう考えると、ソース系は、日本はかなり活躍
しているのかもしれませんね。
私の念願として、もう1つ(いや、2つ)進出して欲しい
ものがあるとすれば、
インスタント食品と冷凍食品。
日本のインスタントラーメンやインスタントスープ、
冷凍食品は、絶品なのです!
イギリスでも、オーストラリアでも、この手の物を
試したのですが、間違いなく2度と試そうかという気が
起こらなくなります。
それくらいまずい。。。( ´(ェ)`)
インスタント麺やうどん、インスタントスープや
インスタントみそ汁など、私は日本から
自宅用に転送してもらっています。
あ、あと、お菓子などのスナック系も。
日本はこういう部分、とても商機があるように
思うのですが、進出しないのでしょうかね。
もったいないですね。
海外で、「日本インスタント食品館」
みたいなスタンドを作って、屋台のように
売ったら、たいそう繁盛しそうな気がします。
それくらい、日本のインスタント食品や
冷凍食品は優れています。
長くなるので、今回はこれで切ります!
また、業界レポート、別ネタで書きますね。
それでは~(^-^)ノ~~
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