Thursday, 30 April 2009
夫が解雇!?(その2)
以前の記事に書きましたが、
夫は二重国籍(なんか怪しそうに
見えるけど、ありなんですよ)、
トルコ、オーストラリアどちらの国でも
戻って働くことができます。
でも、でもね、
私、トルコ語しゃべれません!
義理の家族に会った時も、
「メルハバ(こんにちは)」
「テシェキュレ(ありがとう)」
の2語と笑顔だけで2週間を乗り切ったのですよ。
これはまずい!と思い、手を変え品を変え
説得に成功
見事オーストラリアになりました。
だけど、わたくし、オーストラリアのビザがありませぬ!
ということで、昨日急遽ビザの書類をコピーし、
ひたすら書き込みました。
ロンドンでビザの申請をすると、平均12週(3か月弱)
かかるそうです。でも、オーストラリアで申請すると、
6か月だそうですよ!
なんで他国で申請した方が早いのか、謎が深まるのですが、
そんなことで悩んでる暇もなく、1センチはあろうかという
書類を、埋め込みましたよー。
昨日は精魂付き果てました・・・
ビザの申請の準備って普通1日でやるもんじゃ
ないですよね。でも、急がなければならなかったのです、
今回の場合は。
夫は6月中旬にオーストラリア
に戻る予定なので、5月から12週って・・・
全然間に合わないですよね。私、一人で7月中旬まで
さびしくロンドンでビザの許可が下りるのを待つのかしら。
うーん、この話題は書いててへこむなあ。
ここらへんで切り上げていいですか?
今日はロイヤルオペラバレエの「ジゼル」を観にいきます。
なので、次回あたりは華やかにこちらの話を書きたいかと。
あ、日本の皆さんはゴールデンウィーク真っ最中ですよね。
皆さま、よい休暇をお過ごしくださいね。では
夫の帰宅風景
なってしまったので、ちょっと小話を。
夫は、帰宅時、「モシモシ、オゲンキ、デスカ?」
と言いながら帰ってきます。
もしもしの変化形もあり、
「もしもしたか?」
(なんとかでしたか?の語尾をとって
付けていると思われる)
それを短縮系にした
「もしたか?」
も加わります。
夫は、アメリカ留学時代に日本語を取っていたらしく、
ごく片言の日本語をまだ覚えています。
しかし、残念ながらTPOに応じた使い分けが
できないようです。
見本を見せたら覚えるだろうと、
私が帰宅する時、
「ただいまー」「おかえりー」
と一人時間差攻撃で帰宅時の
挨拶をしばらく繰り返してみたのですが、
ダメでした・・・
以前のブログで、お互いの呼び名のため、
外出時、かなり恥ずかしいカップルであることを
告白したばかりですが、
家でも結構恥ずかしいカップルだったのですね。
それでは、皆さま、ごきげんよう。
PS.今更ながら気づいたのですが、
私のブログの文字、
薄灰色で読みにくかったですね。
お葬式用の墨の色みたい・・・。
黒にしてみました。
Wednesday, 29 April 2009
夫が解雇!?(その1)
ブログでこんなこと書いていいものか
悩んだのですが・・・
昨日、夫が会社から解雇予告を受けました。
とはいっても、不況が続く中、夫の会社は
5000人の解雇に踏み切る、と新聞にも
載っておりましたし、会社側も、5月から解雇を
実行しなければならない旨の通知を昨年末より
していました。
その間、ずっと従業員と会社側で、どうしたら
解雇者数を減らすことができるか、という話し合いも
持たれていました。解雇に踏み切るまで、半年
も従業員と話し合う会社なんてなかなかないと、
正直感心していました。
夫の上司ラインは、すでに昨年から今年にかけて
全員会社を去って(解雇)いたので、夫も覚悟は
十分にできていたようです。
とはいうものの、昨日はお昼には家に戻ってきました。
会社側の配慮で、精神的ショックを受けることが
十分考えられるので、カウンセリングに行ったり
できるよう、従業員を早引きさせたそうです。
この配慮にも、またまた感心しました。
帰宅当初は、
「覚悟はしてたけど、やっぱりショックだ」
と言っていた夫ですが、
なんと3,4時間後には立ち直っていました。
私も日本で自分が同じ立場だったら撃沈して
いるとこですが、ロンドンという異国の地にいるからか、
さしてショックは受けませんでした。
(たぶんこの1年で貯金をしっかりしたことで
余裕ができたのだと思います)
そして、今日も夫はふつーに会社へ行きました。
ですが、これから考えることがいろいろあります。
まず、夫はオーストラリア(パース)からロンドンに転勤で
来たので、オーストラリアに戻らねばなりません。
私は結婚生活をロンドンで始めたので、オーストラリアに
戻るとなれば、オーストラリアのビザを申請取得しなければ
一緒に暮らせません。
と、まあ、いろいろあるのですが、長くなるので
また次回に。
皆さま、日本、外国問わず、同じ境遇の方がいらしたら、
がんばりましょうね。
私はタコちゃん
私、家では「タコちゃん」 と呼ばれております。
結婚当初はあれほど「ハニー」と呼んではばからなかったのに・・・。
なぜこんなことになってしまったのか。
ことの発端は、夫が
「君は実家ではなんて呼ばれてたの?」
との問いに、
「アコちゃんよ」
と答えてしまってから。
それ以来、夫が私を「ハニー」と呼ぶことはなくなり、
代わりに
「AKO-CHAN、お財布とって」とか、
「AKO-CHAN、歯を磨く時間だよ」(母親か?)
になり、まるで実家にいるような錯覚を起こすようになりました。
では、なぜ「タコちゃん」か?
こんなことで人の名前をホイホイ変えていいものか
と思うのですが、
バーガーキング(ちなみにオーストラリアでは「ハングリージャック」
というそうです)が好きだった夫、ロンドンではマクドナルドが
主流を占め、バーガーキングがなかなか見つからないことを嘆いて
いました。
私が気を紛らわせようと、話題を変え、
「そういえば、アメリカに出張に行った時、タコベル行った、
あれもファストフード店でしょ?おいしかったよ。」
(夫は大学時代、アメリカにおりました)
と言ったのです。
すると、なんとその日の夜から
「TAKO-CHAN、この番組おもしろいよ」
とか
「TAKO-CHAN、もう寝るよ」
と、私の名前が「タコちゃん」になっていました。
たった1回、「タコベル」って言っただけで
なんで私の名前まで変わるか!?
「タコって日本語でOctopusの意味だよ。
恥ずかしいからやめて!」
と抗議したのですが、夫の意思は固く、
けっして後戻りすることはありませんでした。
あ、ちなみに私は夫のことを「サリーちゃん(実名)」
と呼んでおります。呼ぶたびに、マンガのキャラが
よぎって微妙ではありますが。
こんなんじゃ、外出時にはけっしてお互いの名前を
呼べないですね。ま、ロンドンなので、誰も意味わからないか。
って在住、観光の日本人の方はわかっちゃいますね。
もしロンドンでそんな名前を万が一耳にしても、やさしく聞かなかった
ふりをしてくださいね、皆様。
Tuesday, 28 April 2009
Holland Park 写真リベンジ
犬のトイレまでしつらえてあります。
皆さんこちらのトイレでお行儀よくなさるのでしょうか。